エプシィガンダムとは
この記事では全て説明する。
アナハイム社がγガンダム(リック・ディアス)に次いで開発した2番目のエゥーゴ機。ε=エプシロン。
G計画やΖ計画の中でも特に高い理想を到達点としており、開発期間も長期的展望を見据えた「10年」にも及ぶ開発プランとなっていた。しかし、当時としては即戦力を最優先にした開発が求められていたため、開発チーム及び設計データの一部を「デルタガンダム」に移行・流用させたという。
最大の特徴として、背部にシュツルムディアスが採用していたグライバインダーの発展型を装備している。このグライバインダーには「核融合パルス推進システム“ブラッサム”」が搭載されている。そしてこれこそが、εガンダムの開発が難航した最大の要因でもある。
宇宙世紀では既に核融合パルス推進の実用化に至っており、大型船の超長距離航行用などに使用されていた。εガンダムでは、これをMS用にダウンサイジングさせた「ブラッサム」というセイルを採用予定である。
開発はγガンダムの開発後から始まり、大まかな計算でU.C.0090~0095年の間に終えると思われていた。しかし詳細は不明だが、U.C.0087年の起動実験失敗を最後に、以降の開発記録が途絶えている。
余談だが、エプシィはブラッサムの搭載により「155t」の超重量級MSとなった。推進システム非使用の際は完全に死重となっているのだが、運用上特に支障はない。
富野御大の原案では、元々ガンダムMk-2(デルタガンダム)の競合機であった。
さらに複雑なことに「機動戦士Ζガンダム(小説版)」のイラストに描かれた永野デザインの別ver.ガンダムMk-Ⅱもエプシィガンダムというらしい。G計画の「εガンダム」は、これを小田氏と永野氏で立体化するにあたり、サンライズ監修のもとで様々な設定を追加していった機体である。
初出は小林誠氏の俺ガンダム集オリジナル企画『ジ・エボリューション・オブ・ガンダム』。
この機体は「サイコガンダムMK-V」である。プロトエプシィからΖΖガンダム(サイコガンダムMk-V改)に繋がっていったという設定のため、エプシィの名はついても上記の機体群とは全く関係ない。
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最終更新:2025/12/11(木) 15:00
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