オブジェクト(ヘヴィーオブジェクト) 単語

オブジェクト

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オブジェクト(ヘヴィーオブジェクト)とは、ライトノベル『ヘヴィーオブジェクト』に登場する機動兵器のカテゴリーである。

オブジェクト

既存兵器から発展した超大型機動兵器。その全長は100m以上の弩級サイズとなる。

機体形状は日本のアニメなどで主流のいわゆる人型兵器ではなく、球状の本体にアームや各種ウェポン・推進機・無限軌道などを装備したもの。

原初のオブジェクトは核兵器にも耐えられる装甲(無傷ではない)並びに大質量を誇り、敵対する14国からなる連合艦隊を沈め続けたという。 これら超兵器オブジェクトの台頭によって既存の兵器は旧世代兵器と呼ばれる事になり、これまで培ってきた戦争の歴史を全てにおいて塗り替えた。

オブジェクトの構造的特徴として装甲が超極細にユニット化された状態である。 これは「オニオン装甲」と呼ばれ、幾万もの湾曲した装甲板が重なり球状に重ねていったものがオブジェクトの丸い形状を構成する。単なる堅牢な装甲に留まらず、衝撃の拡散に重きを置いており、これにより核の衝撃波を拡散出来るという理論。

装甲材も手抜きではなく、1枚1枚が高耐火万能材の粉末をミリグラム単位で打つ職人の繊細綿密な作業の結晶。いわく絶縁体と導体を交互に焼き付けて防御率を低下させることなく(プラグ用の穴を空ける必要をなくす)、充分な電力供給にも成功している。
メリットに修理(交換作業)が容易なことがあげられるのだが、要するに全身が細かな増加アーマーで出来ているようなものと思っておいた方がいいだろう。

既存兵器の戦闘機や戦車は今も戦場に投入されているが、戦場での主役の座はオブジェクトに明け渡している。近代戦ではオブジェクト対オブジェクトが主流となっており、オブジェクトを操れるエリート以外はほぼ役に立たない。それはオブジェクトという圧倒的な兵器に対しあまりにも無力過ぎた為である。曰く雑兵、虐殺に他ならないとの事。よってオブジェクトの敗北はそのまま自軍の敗北を意味する。

現代の戦争は基本的に人死にが少ない。オブジェクトが敗れれば速やかに撤退し、領土を明け渡すのがポリシーであるらしい。幾ら戦車や戦闘機を集めてもオブジェクト一機にすらろくに敵わないから当然と言えよう。フローレイティアいわく、これが暗黙の了解となっているとの事。

すなわちどちらかといえばオブジェクト同士の代理戦争に近く、人死にが少ない戦争とは聞こえはいいものの、ある種の形骸化に他ならないだろう。 そのせいで兵の練度・やる気が低下し、いわく『平和ボケ』した兵が量産されているのだとか。ちなみに物語開始当初のヘイヴィアもこれに該当する(自覚あり)。

オブジェクトは第一世代機、第二世代機と分けられる。

第一世代オブジェクト

最初に台頭した総合マルチロール型と呼ばれる汎用性の高い機体群。空・海・砂漠とあらゆる環境に対応できる汎用性の高さがウリ。 ただ、分類的には旧型となっており、第二世代に苦戦を強いられるモノが多い。

第二世代オブジェクト

各国でオブジェクトの配備が進んだ時期、オブジェクト同士の戦闘においてより高い戦果をあげられるオブジェクトが求められた。 そのため総合型の汎用性の高さを殺し、性能の偏りを承知の上で長所のみ突出させることを選択した。これが第二世代型である。

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