ガガガマジシャンとは、漫画・アニメ「遊☆戯☆王ZEXAL」に登場するモンスターカードであり、新世代の過労死同盟のメンバーである。
漫画・アニメ両方のZEXALで九十九遊馬が使用するモンスター。攻撃力1500、闇属性、魔法使い族のレベル4で、自らのレベルをそのターン中1~8までの間の任意の数値に変化させる効果を持つ。
作中における遊馬の(経過の描写された)初デュエル、VSシャーク(神代凌牙)戦から登場。
「ワンダー・ワンド」を装備して「ビッグ・ジョーズ」を攻撃するものの、「ポセイドン・ウェーブ」(アニメ本放送では「ゼウス・ブレス」に変更)で攻撃を防がれてしまう。返しのシャークのターン、「No.17 リバイス・ドラゴン」に戦闘破壊されてしまい、あまり活躍できなかった。しかし、「死者蘇生」で復活され、「ガンバラナイト」と共に「No.39 希望皇ホープ」のエクシーズ素材になるという大役を果たしている。
アニメでは、VS右京戦でも登場。裏側守備表示のモンスターに攻撃を仕掛けるが、セットされていたのは守備力2000の「バグマンX」であり、反射ダメージを受けてしまう。その後、返しの右京のターンにエクシーズ召喚された「No.34 電算機獣テラ・バイト」の効果でコントロールを奪われた「ゴゴゴゴーレム」によって戦闘破壊された。
VS徳之助戦でも登場し、こちらでもセットされたモンスターに攻撃を仕掛ける。漫画版では、セットされていたのは「チュウボーン」(守備力300)で、恐らくこのカード初の戦闘破壊に成功した。さらに「チュウボーン」のリバース効果で遊馬の場に「チュウボーンJr」が3体特殊召喚される。これ幸いと遊馬は「ベビー・トラゴン」をエクシーズ召喚するが……。
戦闘破壊されることは恐らく徳之助の計算通りであるため、あまり活躍しているようには見えない。
アニメ版では「ハリセンボーン」に変更され、400ポイントのダメージを受けている。「チュウボーン」への攻撃は「フルエルフ」が行っており、その後にこのカードはダイレクトアタックを決めた。
また、このとき初めて自身の効果を使用。レベルを3に変更した上で「ライライダー」と共に「No.17 リバイス・ドラゴン」のエクシーズ素材となった。漫画版では「死者蘇生」によって蘇生されている。
さらにVSキャッシー戦では「ベビー・トラゴン」の効果の条件を満たすためにレベル1に変更され、新たな過労死の道を見つけ出した。
VS闇川戦では先攻1ターン目から通常召喚された。
さらに「ガガガシールド」なる罠カードまで登場。発動後自分フィールド上の魔法使い族モンスターの装備カードとなり、2回まで戦闘破壊から守るカードであった。「機甲忍者ブレイド・ハート」の攻撃から守るために発動された。それにより「機甲忍者ブレイド・ハート」の2回連続攻撃を可能にしてしまったが、そのターンを耐え抜くことができた。
シールドには「ガガガマジシャン」のマント同様、「我」のデザインがある。
遊馬の行うデュエルでは毎回召喚され、「死者蘇生」で復活させられることもあり、絶賛過労死中。
現状は「エルフの剣士」のように、切り込み隊長的に攻撃して止められるパターンと、「ジャンク・シンクロン」のように強力モンスター召喚の足がかりとして使用されるパターンが多い。
遊馬のエクストラデッキもランク1の「ベビー・トラゴン」や「No.83 ギャラクシー・クィーン」、ランク3の「No.17 リバイス・ドラゴン」、「No.34 電算機獣テラ・バイト」、そしてランク4の「No.39 希望皇ホープ」と、ランクの幅が広くなってきたので、「ジャンク・シンクロン」のような活躍が多くなるだろう。
見た目は一言で言ってしまえばいわゆるヤンキーのよう。頭には「ブラック・マジシャン」のそれと似たような帽子をかぶっているが、こちらは布製か何かなのか、しおれたように帽子の天辺が倒れている。
また、攻撃方法も実際に殴って攻撃するなど、魔法使い族とは思えない方法である。先輩の「TG ワンダー・マジシャン」から学んだのだろうか。ちなみに攻撃名は「ガガガマジック」。マジックの要素が欠片も無い。
ブラック・マジシャン「マジックと言いながら物理攻撃だと…!?まるで意味がわからんぞ!」
そんなガガガさんも、漫画版では手から光線のようなものを出して攻撃するなど、少しは魔法使い族といえなくもない攻撃になっている。魔法というより、ドラゴンボールとかのそれっぽいのは気のせいだろう。
「ガガガマジシャン」と、ネーミングセンスがかっとビングでナウい。しかし、遊戯王がナウいのは今に始まった事ではなく、原作の頃から脈々と受け継がれるものであるため、ある意味原点なのかもしれない。ただ、今までとはイメージが大きく違うため嫌だという人もいるようだ。
ほかにも「ゴゴゴゴーレム」、「ズババナイト」、「ガンバラナイト」など、変わった名前のカードが遊馬のものとして多く登場しており、遊馬の使用モンスターは基本この形式で行くらしい。
ゼアル突入後初のパック「GENERATION FORCE」(2011年4月16日発売)で登場。レアリティはスーパーレアで、カードナンバーのトップ(GENF-JP001)を飾っている。テキストは以下。
効果モンスター 星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に 1から8までの任意のレベルを宣言して発動する事ができる。 エンドフェイズ時まで、このカードのレベルは宣言したレベルとなる。 「ガガガマジシャン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。 このカードはシンクロ素材とする事はできない。※遊戯王カードWiki より引用
アニメ・漫画版と基本的には変わらないが、「ガガガマジシャン」は自分フィールド上に1体しか存在できない効果、シンクロ素材として使用することができない効果が追加されている。複数体存在できたらどのランクのエクシーズモンスターも召喚し放題になり、シンクロ素材に利用できたら適当なチューナー1体でどのレベルのシンクロモンスターにも対応するぶっ壊れカードになってしまうので、この変更は妥当といえるだろう。ZEXALではシンクロモンスターがほぼ登場せず、遊馬のデッキにはこのカードが1枚しか入っていないようなので、アニメ、漫画版ではそのテキストが無くともおおむね問題は無い。
レベルを自由に合わせて、状況に合わせて柔軟にエクシーズ先を選べるのが売り。「精神操作」などでコントロールを得た相手モンスターのレベルに合わせてこちらのレベルを変えれば相手モンスターを簡単にエクシーズ素材として利用できる。
「召喚僧サモンプリースト」、「キラー・トマト」などから容易に特殊召喚が可能。サモンプリーストなら即座にランク4のエクシーズモンスターを呼び出すこともできる。
エクシーズ素材のほか、儀式モンスターの生け贄にもちょうどいい。儀式モンスターのレベルの最高は8なのでこれ1体でどのレベルの儀式モンスターにも対応する。レベルをきっちり合わせなければいけない「エンド・オブ・ザ・ワールド」や「リチュアの儀水鏡」、「大地讃頌」や「奈落との契約」にはちょうどいい。
「リチュアに伝わりし禁断の秘術」と組み合わせればレベル8以下orレベル6以下のモンスターに対する万能な除去になる。
また、レベルを自由に変えられることを利用して「アドバンス・ドロー」など、特定のレベルのモンスターを発動条件とするカードと組み合わせるのも面白い。
レベルを7以上にすれば「拡散する波動」の対象になれるが、実用性は低い。パンチをどう拡散させるのかは気になるが、それだけである。
このカードのシンクロ素材にすることのできない効果は効果として扱わないものなので、「スキルドレイン」などを使用しても無効にはできない。逆に言えば、「ファントム・オブ・カオス」でこのカードの効果をコピーしたときは、シンクロ素材にできない効果はコピーされないので、レベル変更の効果を使用した上でシンクロ素材にもできる。
このカードもそうだが、シンクロ素材にできるととんでもないことになりそうなモンスターがGENFではたくさん登場している。その代わりに「シンクロ素材とする事はできない。」という効果が書かれており、エクシーズ召喚の強化を行っていることが分かる。
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最終更新:2025/12/14(日) 01:00
最終更新:2025/12/14(日) 01:00
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