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ケータハム

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ケータハムとは、

  • ケータハム(Caterham) - イギリス、イングランド・サリー州の町。ロンドンの南郊外にある。
  • ケータハム・カーズ(Caterham Cars) - 上記ケーターハムにある自動車メーカー。後述。

概要

ケータハム・カーズCaterham Cars Ltd )はイギリス、サリー州ケータハムにある小規模な自動車メーカーである。主にロータス・カーズから生産権を引き継いだ軽量スポーツカー、「セブン」の生産と販売を行っている。

元々は1959年にグラハム・ニアーンの手によって設立されたロータスのディーラーであったが1973年ロータス・セブンの生産終了に伴い、同車の製造権などを譲り受ける。以降、現在に至るまで独自の改良、発展をしながら、「ケータハム・セブン」の名で同社の主力製品として生産、販売を続けている。

日本では「ケータハム」、或いは「ケーターハム」という表記が使われている、さらに地名では「ケータラム」という表記もある。

2011年に、エアアジアのCEOであるトニー・フェルナンデスが買収した。彼は2010年からF1、翌年からGP2チームを設立したが、GP2チームは買収直後より「ケータハム」に改称、F1チームも2012年から「ケータハム・レーシング」と名称を変える予定。

現行モデル

  • SEVEN 160/160S
    SEVENのエントリーモデル。
    スズキ製660cc直列3気筒エンジン(K6Aターボ)を搭載し、日本の軽自動車規格を満たすよう特別に設計されたSEVEN。
    外国車ということで日本メーカーの自主規制にとらわれず、馬力は80ps、最高速度は160km/hとなっている。
    フレームは他のSEVENと共通のSeries3のナローボディーで、フェンダーとタイヤのみ幅が狭められている。
    14インチスチールホイール、ライブアクスル採用。
    エンジンとトランスミッションがジムニー、ライブアクスルがエブリイ(キャリイ)からの流用であるが、ECUをはじめ補器類は全てケータハム製である。
    通常の160に加え、ウインドスクリーン・ソフトトップ&ドア、カーペットインテリア、MOMOステアリングホイール、レザーシート、ヒーター、12Vパワーソケット、特別アルミギアノブ&アルミキー、特別メーターが標準装備の160S(S-pack)が日本で販売されている。
    乾燥重量=490kg 0-100km/h加速=6.9秒 5速MT
     
  • SEVEN 165
    SEVEN160の左ハンドル仕様車。
    末尾の EU5排出基準の適合を意味する。
    ハンドル位置以外は160と同じ。

  • Seven Sprint
    2016年10月1日~2017年3月31日迄の期間限定受付、日本では20台限定販売となる160のバリエーションモデル。
    オリジナルのロータスセブンの発売から60周年を祝う記念モデル。
    SEVEN 160をベースとし、クリームフィニッシュ+クロームハブキャップの14インチスチールホイール、スカーレットレッド・ダッシュボード+SMITHS製クローム・メーターパネル、Motolita製ウッドリム・スポーツステアリングホイール、スカーレッドレッド・Muirhead製スコティッシュレザー・アジャスタブルシート、グレーパウダーコートシャシー&ロールバー、ルーバーのないフラット形状のボンネット、丸型リアライト、格子状ラジエーターグリル、ポリッシュドウインドスクリーンフレーム&スタンシオン、エキゾーストサイレンサー、サテンシルバーフィラーキャップ、クラムシェルタイプのフレアードフロントウイングなど、1960年代のエッセンスを満載。
    色も1960年代英国の伝統的なクラシックカラーから選択となる。 
  • SEVEN 270/270S/270R
    SEVENのスタンダードモデル。
    フォード製シグマ1,600ccエンジン搭載で馬力は135ps、最高速度は195km/h。
    14インチアルミホイール、ドディオンアクスル採用。
    乾燥重量=540kg 0-100km/h加速=5.0秒 5速MT
    ベースの270、ストリート仕様の270S、レース仕様の270Rがあり、装備に若干の違いがある。
     
  • SEVEN 480S/480R
    ケータハムが誇る最強の自然吸気SEVEN。
    フォード製デュラテック2,000ccエンジン搭載で馬力は240ps、最高速度は225km/h。
    13インチアルミホイール、ドディオンアクスル採用。
    乾燥重量=525kg 0-100km/h加速=3.4秒 6速MT
    ストリート仕様の480Sとレース仕様の480Rがあり、装備に若干の違いがある。
     
  • SEVEN 620R
    ケータハム究極のレーシングスポーツ。
    ケータハムがチューニングを施したスーパーチャージャー付きフォード製デュラテック2,000ccエンジン搭載。
    馬力は310ps、最高速度は249km/h。
    カーボンエアロスクリーン&ミラー、フロントウイング、リアウイング、フルバケット・シートや、トグルスイッチと620R専用メーターが並ぶインストゥルメント・パネルはレーシーなカーボンファイバー製を採用。
    ライトウエイトフライホイール、ドライサンプオイルシステム、LSD、ワイドトラックフロントサスペンション、レースサスペンションパッケージ、13インチアルミホイールなどの装備が標準で装着されている。
    乾燥重量=545kg 0-100km/h加速=2.8秒 6速シーケンシャルギアボックス
    ※標準の620Rはトラック仕様(競技専用車)であり、ストリート仕様(ナンバー付き車両)はナンバー取得のための改善費用として、別途80万円(予価)が必要。
      
  • 270、480、620Rは新車発注時にSeries5のワイドボディーをオプションで選択可。
  • 160、160S、165、SprintはSeries5のワイドボディーは選択できません。

モータースポーツ

上記の通り、トニー・フェルナンデスの買収によって、F1とGP2への参戦を開始することになった。

F1はもともとトニー・フェルナンデスが設立した「1マレーシア・レーシング」を母体として、2010年は「ロータス・レーシング」、2011年は「チーム・ロータス」として参戦した。
買収後はチーム・ロータスのスポンサーとしてマシンにロゴが掲出されたが、ロータスの商標権を巡って「グループ・ロータス」と訴訟にまで発展、F1に2つのロータスチームが参戦する異常事態になったため、収束させる意味で2012年からは「ケータハム・レーシング」に名称変更する申請をFIAに行い、承認された。 

GP2は、同じくトニー・フェルナンデスが設立した「チーム・エアアジア」を、買収直後に「チーム・ケータハム・エアアジア」と変更して参戦している。

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関連項目

  • 自動車
  • ロータス
  • F1

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