サッカー韓国代表とは、大韓サッカー協会(KFA)によって構成されるサッカーの韓国代表チームである。愛称はアジアの虎。ユニフォームは、ホームではシャツとパンツが赤、アウェイは黒。
| 韓国代表 | |||
|---|---|---|---|
| 国旗 | |||
| 協会 | KFA | ||
| 大陸 | AFC(アジア) | ||
| FIFAコード | KOR | ||
| FIFA加盟 | 1948年 | ||
| 監督 | パウロ・ベント | ||
| FIFAワールドカップ | |||
| 出場 | 11回 | ||
| 最高成績 | ベスト4(1回) | ||
| アジアカップ | |||
| 出場 | 14回 | ||
| 最高成績 | 優勝(2回) | ||
FIFAワールドカップではアジア勢最多の出場10回を誇るアジアの強豪。地理的な近さと歴史的背景からかサッカー日本代表とはライバル関係にあり、日韓戦は妙に盛り上がる。
国内リーグであるKリーグは観客動員に苦しんでいるものの、代表チームの国民的人気は高く、「プルグン・アンマ」と呼ばれる熱狂的なサポーターがスタジアムを赤く染め、試合中は「テーハミング」の大声援でチームを後押しする。
ワールドカップには1954年スイス大会に初出場。1986年メキシコ大会から11大会連続で本大会に出場している。また、AFCアジアカップは第1回大会から参加し第1回、第2回と2連覇している。
ワールドカップ本大会ではなかなか勝利を挙げられなかったが、日本と共催した2002 FIFAワールドカップで初勝利。フース・ヒディンクに率いられたチームはトーナメントに進出しイタリア、スペインを破って4位となった。審判の露骨なホームタウンディシジョンなど色々な問題が指摘されているもののこれはアジアのチームのワールドカップにおける最高の成績である。
代表選手にはチャ・ボムグン、パク・チソン、ソン・フンミンら欧州のトップリーグで高く評価されている選手がおり、近年は欧州でプレーする選手が増えている。フィジカルとスピードを重視したスタイルが伝統的だが、近年はパスワークからコレクティブに崩すサッカーに着手している。
初試合は1948年。FIFAワールドカップには、1954 FIFAワールドカップ・スイス大会からの参加となり、アジア予選で日本に勝利し本大会へ初出場している。本大会では初戦で当時世界最強と言われたハンガリー相手に0-9で大敗するなど世界との差は歴然で、2試合16失点を喫し、グループリーグ全敗で敗退。なお、このとき1週間をかけてスイスまで渡航しており、到着したのは試合開始数十時間前だった。
1956年に開催された第1回のAFCアジアカップでは優勝し、初代のアジア王者に輝いている。また、1960年に自国開催となった第2回のアジアカップでも全勝で連覇している。もっともこの2連覇を最後にアジアカップのタイトルからは遠のいている。
初出場した1954年以降のワールドカップでは、長らくアジアの壁を突破できずに本大会への切符を掴めずにいた。転機になったのは、1983年。この年国内にプロリーグが創設され、選手のレベルが飛躍するようになる。さらに、ドイツのブンデスリーガでチャ・ボムグンがブレイクするようになり、代表チームの強化にもこれまで以上に力が入るようになっていった。
2010 FIFAワールドカップでは、パク・チソンやイ・チョンヨンといった海外で活躍する選手を中心にグループステージを2位で突破。自国以外のワールドカップで初となるベスト16入りを果たした。
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最終更新:2025/12/08(月) 20:00
最終更新:2025/12/08(月) 20:00
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