ジェネシック・ガオガイガーとは、OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」に登場した ジェネシックメカノイドであり、究極の破壊神である。
アニメ「勇者王ガオガイガー」に登場したスターガオガイガーの後継機のように思えるが、ガイガー(ギャレオン)が本来のパーツと合体して、本来の状態に戻っただけであるので後続機とはいえないのである。登場順で言えば、ガオガイガー→スターガオガイガー→ガオファイガー→ジェンネシック・ガオガイガーだけどね。
その性能はスターガオガイガー(ガオファイガー)を遥かに上回り、攻撃面では圧倒的な破壊力を誇るゴルディオンネイル、ジェネシックボルト、ウィルナイフ、ブロウクンマグナムを有し、防御面では圧倒的な堅固さを誇るプロテクトシェードやジェネシックアーマーを有し、更に本当の勇気の力を身につけた凱が搭乗し、まさにそれは究極なる破壊神である。
特に注目すべきは触れるもの全てを光に変えるゴルディオンクラッシャーである(ただし、ジェネシック専用というわけではない)。
その驚異的な大きさと防御力を一切無視した攻撃はほぼ全てを無力と化す。このときの檜山氏の熱のこもった声は見る人、聞く人全てを熱くさせる。
双方に圧倒的な性能が備わり、尚且つ獅子王 凱の勇気で「勇者王ガオガイガー」を通しても屈指の性能を誇る。
それは、最強の破壊神・・・。
それは、勇気の究極なる姿・・・。
我々が辿り着いた、大いなる遺産・・・。
その名は・・・勇者王・・・ジェネシック・ガオガイガー!!
3重連太陽系が機界昇華した際に、緑の星の指導者カインは最後の希望を託し、ギャレオンを地球へと送る。
そのギャレオンは、ゾンダー(原種)と対抗することが出来る無限情報サーキットであるGストーンと、ゾンダー核を浄解して取り込まれた人間を救うことが出来るラティオを地球に託した。
しかしギャレオンは本来、ソール11遊星主による3重連太陽系再生プログラムに対してのアンチプログラムであり、TV版では本来の用途とは違う使い方(つまり、ゾンダー・原種・Zマスターに対して用いる使い方)をしていた。
のちに動き出したソール11遊星主と立ち向かうため、ギャレオンはクリスタルの中でジェネシックオーラを充填し、そして真の勇気を持つもの・・・つまり獅子王 凱を待っていたのである。
またガオガイガーは、ジェネシックギャレオンと凱がフュージョンしたジェネシックガイガーと五体のジェネシックマシンとが合体するのが本来の姿であり、TV版に出て来るガオガイガーはギャレオンの中に残されていたジェネシックマシンを元に製作された三機のガオーマシンと合体している。
ジェネシック・ガオガイガーはガオガイガーの元になった機体であり、ガオガイガーが用いていたツールの原型と思われるものをガジェットツールとして有している。
その真の力は、Gクリスタルにてジェネシックオーラを充填してこそ発揮され、そのエネルギーは理論上無限大であり、「再生」と「創造」を繰り返すソール11遊星主に対し、ジェネシック・ガオガイガーは「無限」の「破壊」で対抗するのだ。
ジェネシック・ガオガイガーは五機のジェネシックマシンと合体する。その合体のことをジェネシック・ファイナルフュージョンといい、BGMは「ジェネシック・ファイナルフュージョン」で、「ファイナルフュージョン」のアレンジとなっている。
ブロウクンガオーならびにプロテクトガオーがライナーガオーの元になり、スパイラルガオーならびにストレイトガオーがドリルガオーの元となり、 ガジェットガオーがステルスガオーの元となっている。
ジェネシックガオガイガーで特筆すべきはその圧倒的な破壊力にある。
主に、ガオガイガーの必殺技やツールの原型となった。
『ブロウクンマグナム』:ガオガイガーにおけるブロウクンマグナム、スターガオガイガーおよびガオファイガーにおけるブロウクンファントムの元となった装備。ガオガイガー等のものと似ているが、こちらは拳のみを回転させて飛ばす(ガオガイガー等は腕となっているステルスガオーのエンジン部ごと飛ばす)。その破壊力はガオガイガーやガオファイガーの比ではなく、一回放っただけで、キューブ状の遊星主を一気に数体消滅させている。
『プロテクトシェード』:ガオガイガーにおけるプロテクトシェード、スターガオガイガーならびにガオファイガーにおけるプロテクトウォールの元となった装備。ガオガイガーとの大きな違いは発動時に、実際にシールドのようなものが展開するところである。より強力なエネルギーも受け止めることが出来、それを反射する。しかし、シールドのようなものが破損すると使用できない模様(対パルパレーパ・プラジュナー戦)。
『ウィルナイフ』:ガジェットツールのうちの一つで、サイボーグガイが用いていたウィルナイフの原型だと思われる。
『ボルティングドライバー』:ガジェットツールのうちの一つで、地球での「ディバイディングドライバー」、「ガトリングドライバー」の原型である。その 特徴はボルトを変更することで三つの効果を発揮することが出来るところである。その一つである「ジェネシックボルト」はジェネシックギャレオンの口から放たれるボルトで、ジェネシックオーラによる無限波動を直接対象にたたきつけることにより、対象は半永久的に内部分解に導かれる広範囲拡散攻撃である。またブロウクンガオーから放たれる「ブロウクンボルト」は内部爆発、プロテクトガオーから放たれる「プロテクトボルト」は空間湾曲(これがツールの元となる)といった効果だが、本編中では用いられなかった。
『スパイラルドリル』:ジェネシック・ガオガイガーの右ヒザ、スパイラルガオーにある螺旋状のドリルで広域破壊。
『ストレイトドリル』:ジェネシック・ガオガイガーの左ヒザ、ストレイトガオーにある放射線状のドリルで局所破壊。
『ジェネシックアーマー』:ジェネシック・ガオガイガーの装甲で、ジェネシックオーラによる無限波動を防御に用いたものである。理論上、防御力は無限大。
『ゴルディオンネイル』:ジェネシック・ガオガイガーの手足の爪。グラビティ・ショックウェーブを放つことが出来、これだけでゴルディオンハンマーと同様の効果を持つ。
ジェネシック・ガオガイガーの必殺技である。その破壊力はガオガイガーの比ではない。
正しくは「ヘル・アンド・ヘヴン・アンリミテッド」である。
ガジェットツールのグローブを装着し、左右の腕の「攻撃」と「防御」のエネルギーを融合することにより、相手を拘束する電磁竜巻を発生させ、その勢いのまま突撃する技である。
勇気の感情から生まれる無限波動ジェネシックオーラをエネルギーとするジェネシック・ガオガイガーが放つ必殺技であり、その破壊力は勇気がある限り無限に拡大するチート技。しかしその際に、マントルの中でも活動可能で機体を常時保護しているジェネシックアーマーが一部消失する(そこをパルパレーパに狙われる)。
なお、最終的に放ったヘル・アンド・ヘヴンは「ヘル・アンド・ヘヴン・ウィータ」と呼ばれるものであり、真のヘル・アンド・ヘヴンであるといえる。また、この「ヘル・アンド・ヘヴン・ウィータ」はレプリジンの護がスターガオガイガー(レプリギャレオン)で放ったものと同じである(ただし、このときはパスQマシンの力を使っており、実際の護には使えない)。
発動時BGMは「ジェネシック・ヘルアンドヘヴン」で「ヘル・アンド・ヘヴン」のアレンジである。
OVA版の最終回でのみ用いられたGGG最強最後のツールで、正式名称は「グラヴィティ・ショックウェーブ・ジェネレイティング・ディビジョン・ツール」である。
GGGの新造ディビジョンフリードであるディビジョン艦、ヒルメ、タケハヤ、ツクヨミの三艦が合体して完成するツールであり、その大きさは度肝を抜かす・・・というか、ジェネシック・ガオガイガーが見えない位デカイ。展開したときの大きさは20kmを超えるとか・・・。
コネクターはもともとガオファイガー用に開発されていたが、そこはガッツで補って使用した(本当はエヴォリュダーのハッキング能力を使ったのだが・・・)。また、本来はマーグハンドを装着してゴルディオンクラッシャーを用いるはずだったが、それ以前にゴルディーマーグが大破(FINAL第2話「破壊神!嵐の決戦!」)したため、ゴルディーマーグの超AIを直接コネクタに移植した。
その威力はZマスター級の敵・・・すなわち惑星レベルの大きさの敵を迎撃するために作られたため、あまりにも強大(もともと三隻のディビジョン艦の動力源である『レプトントラベラー』の出力が無限であるのに対し、さらにそこへジェネシック・ガオガイガーの無限波動「ジェネシックオーラ」や凱自身のエヴォリュダーの力が加わり、その出力は無限を超え、もはや測定不能の域を遥かに凌駕している)。それはまさしくそれは絶対勝利の力である。
そのため、厳重なセキュリティーによって管理されており、GGG長官と国連事務総長が持つ『勝利の鍵』(ただし本編ではスワンが国連事務総長から鍵を預かっている)と声紋認証を通さなければ使うことはできない。
本編中、もっとも盛り上がる場面で流れるBGMは「ゴルディオンクラッシャー」であり、ゴルディオンハンマー使用時のBGMである「ゴルディオンハンマー」のアレンジである。ある意味、処刑用BGM。
動画中でゴルディオンクラッシャー使用時(特にトドメのシーン)では「光になれぇぇぇぇ!!」といった弾幕が大量に湧き出てくる。
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最終更新:2025/12/13(土) 18:00
最終更新:2025/12/13(土) 18:00
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