「あなたにとっては、ただの鳥や樫の木や荷役獣でしょう。私は彼らに、軍隊の可能性を見出します。」
―――セレズニアのドライアド、ラーリア
セレズニア議事会とは、カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」に登場するギルドである。
次元「ラヴニカ」内に存在する、10のギルドの内のひとつ。
色は緑白。
調和、平等、一体といった共同体主義を理念にし活動するギルド。
自然とひとつになることを目的にもしており、それを世界に広げようとする行動がしばしば他のギルドとの対立を引き起こしている。
指導者は「世界魂」とも呼ばれるマット・セレズニア。
世界最古の古樹であるヴィトゥ=ガジーを本拠地としている。
ギルドパクト崩壊時にマット・セレズニアが力を失うことでセレズニア議事会は消滅しかけたが、ドライアドのトロスターニによりギルドは復興。
その後はトロスターニが実質的な指導者になり、マット・セレズニアの教えを広めようと活動している。
特に断りがない場合、「ラヴニカへの回帰」ブロックでの特徴について記す。
Loxodon Smiter / ロクソドンの強打者 (1)(緑)(白)
クリーチャー — 象(Elephant) 兵士(Soldier)ロクソドンの強打者は打ち消されない。
いずれかの対戦相手1人がコントロールする呪文や能力があなたにロクソドンの強打者を捨てさせる場合、それをあなたの墓地に置く代わりに戦場に出す。4/4
クリーチャーに優れた色である緑と白の組み合わせだけあって、優秀なクリーチャーが多い。
特にクリーチャーのサイズでは他のギルドの追随を許さず、2マナで3/3、3マナで4/4、6マナでは5/5が2体と、非常にマナレシオが高い。
クリーチャー・トークンを生産する能力・呪文が多いのも特徴。
カード全体でもトークンをサポート・強化するものが多く、後述の「居住」能力によってトークンを増やし物量で圧倒することもできる。
まとめると「優れたクリーチャーで場を制圧し、殴り勝つ」タイプのギルド。
ギルドのカードを中心にデッキを構築すると中速ビートダウンになりやすいが、トーナメントシーンではさらに低マナ域に寄せた高速タイプのデッキが登場し、特に4ターン目に20点の打点を叩き出すセレズニア・ビートが注目された。
Trostani, Selesnya's Voice / セレズニアの声、トロスターニ (緑)(緑)(白)(白)
伝説のクリーチャー — ドライアド(Dryad)
他のクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
(1)(緑)(白),(T):居住を行う。(あなたがコントロールするクリーチャー・トークン1体のコピーであるトークンを1体戦場に出す。)
2/5
ギルド固有のキーワード能力は「居住」。
こちらがコントロールするクリーチャー・トークンのコピートークンを戦場に出すことが可能。
簡単に言えばクリーチャーを増やす能力である。
このため、上記のカードのように居住を繰り返し起動できる場合、戦力はどんどん増強する。
ただ、ビートダウン、コントロールのどちらにも有効な能力ではあるが、多量のマナやクリーチャー・トークンなど下準備が色々と必要なため、それらが揃うまでに時間がかかるという弱点を持つ。
特に対ビートダウンではこの弱点を突かれることも珍しくない。
また、長期戦が予想される対コントロールでは強力だが、横にクリーチャーを並べる性質上、全体除去には弱い。
その他、ラヴニカへの回帰ブロック、3番目のエキスパンション「ドラゴンの迷路」のイベントデッキがセレズニアカラーで収録。
イベントデッキ名は「セレズニアの力」。
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最終更新:2025/12/13(土) 23:00
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