| 基本データ | |
|---|---|
| 正式名称 | タジキスタン共和国 Ҷумҳурии Тоҷикистон |
| 国旗 | (未作成) |
| 国歌 | タジキスタン共和国国歌 |
| 公用語 | タジク語 |
| 首都 | ドゥシャンベ(Dushanbe) |
| 面積 | 143,140km²(世界第92位) |
| 人口 | 約835万人(世界98位) |
| 通貨 | ソモニ(TJS) |
| 政治体制 | 共和制 |
| 標準時 | UTC+5 |
タジキスタンとは、中央アジアの国である。正式名称はタジキスタン共和国。
東に中華人民共和国、西にウズベキスタン、南にアフガニスタン、北にキルギスの4か国と国境を接する内陸国である。
国土の西半分はゴルノ・バダフシャン自治州である。ここには、パミール人という、タジク人とはまた別の民族も暮らしている。彼らはタジク語のほか、パミール諸語を話す。
漢字では「汰爾奇斯坦」。「〜スタン」はペルシャ語における「〜国」を意味する。
英語の正式名称は"Republic of Tajikistan"。
東西で気候が大きく変わる。東部は年間200mm以下の乾燥地帯であるが、西側は1500mm以上の多雨地域が広がる。
人口の8割をタジク人が占める。
次に2割のキルギス人。かつてロシア人は7割を占めていたが、1992年以降のタジキスタン内戦で大半が流出した。
宗教はイスラーム(スンニ派)が多い。
公用語はタジク語である。タジク語の文字体系は、アラビア文字に由来するペルシャ文字で始まった。その後ソビエトの影響下で、1928年にラテン文字化(ローマ字)、1939年にキリル文字に変化し現在に至る。独立後もラテン文字化せず、キリル文字を使用している。(アフガニスタンなどではアラビア文字で表記される。)
言語学的には、インド・ヨーロッパ語族イラン語派に属し、ペルシャ語に極めて近い。中央アジアの他国はアルタイ諸語トゥルク語族に分類される言語が多い。
独立後ロシア語の通用度は著しく低下した。しかし旧ソ連で、現在もCIS諸国の一つであるため、ビジネス・学術界ではロシア語の重要度は高い。出稼ぎ労働者もロシア語が必要であるため、近年は見直されつつある。
経済成長率は良好である。ただ貧困層が多く出稼ぎ労働者の収入が、GDPの約4割を占める。
経済成長の地盤となるインフラの整備が、諸外国の支援によって建設されつつある。
灌漑地域では綿花、稲作、とうもろこしなどを生産。非灌漑地域では小麦、大麦の生産が盛んである。ヤギ、羊、牛の放牧も行われている。バタフシャンでは、ヤクが飼育されている。
水力資源が豊富で、それから得た電力を元に、工業化を図っている。主な工業産業は、アルミニウム、電気化学である。
国内の交通は自動車が中心で、航空も発達している。
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最終更新:2025/12/12(金) 19:00
最終更新:2025/12/12(金) 19:00
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