ダイ(ダイの大冒険) 単語


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ダイ

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ダイ(ダイの大冒険)とはDRAGON QUEST -ダイの大冒険-の登場キャラクターで主人公である。

概要

デルムリン島育ちのアバンの使徒。12歳。

「怪物島」と人々から恐れられていたデルムリン島に暮らす唯一の人間であり、島のモンスター達とは良き遊び相手でもあった。養父の鬼面道士ブラスから勇者についてよく聞かされていた事から、勇者に対して強い憧れを持っており、それ故にニセ勇者一行に騙された事もある。
彼が本格的に勇者を目指すようになった基点は、儀式を行う為島に訪れたレオナを危機から救出した際にレオナから勇者としての素質を見出された事から。後にレオナの依頼を受け島にやって来たアバンの下で勇者としての修行を開始する。余談だが、ブラスは魔法使いに育てるつもりだったらしい。

アバンの死後、様々な出会いや戦いを経て成長していく中で自分の正体を知る事になり苦悩するが、ポップやレオナの支えもあり苦悩を克服。自分なりの答えを見出していく。

最終的には誰もが認める勇者に成長し、大魔王バーンを倒すのだが・・・。

ゴメちゃん

幼少の頃からのダイの友達で、世界に1匹しかいないとされる幻の珍獣「ゴールデンメタルスライム」。
ダイに似て好奇心旺盛な性格をしており、ダイの旅立ち時に道具袋の中に忍び込んでちゃっかり同行していたりと本作のマスコットキャラクターと言える存在である。忍び込みに定評があり、道具袋以外では女性の服の中に忍び込むなど、羨ましいお茶目な一面も。ちなみにマァムは2回、レオナは1回服の中に忍び込まれている。
(以下ネタバレ、反転して読んで下さい。)
その正体は、神々が地上に残した生きたアイテム「神の涙」であり、今の姿になっているのは幼少期に友達になってほしい、というダイの願いから。冒険中も数々の奇跡を起こしており、その事を知るのは36巻でバーンに正体を知らされたからである。そのままバーンに握りつぶされてしまうが、最後の力でダイの「世界の心をひとつにする」という願いを叶え、神々の下へと還っていった。

出生

ダイは竜の騎士バランとアルキード王女ソアラの間に生まれた混血児であり、本来の名前は「ディーノ」。アルキードでは「強き竜」という意味を持つ言葉である。しかし、その誕生は周囲に喜ばれる事は無く、バランがテラン国内でアルキード軍に降伏した際に流刑される最中に船が難破、デルムリン島に漂着しブラスの手で育てられるようになるのである。「ダイ」と名付けたのは揺り籠に付けられていたプレートのDの文字から。バランが死に際にブラスを「その方が父だ」と言っていたが、ダイはそれを否定しており彼の死後には「父さん」と呼んでいた。
(厳密には死に際に呼んでいたのだが、バランには聞こえなかった)

竜の騎士

本作に登場する竜・魔・人のいずれにも属さない第4種族。読み方は「ドラゴンのきし」。

人間・竜・魔族の神が生み出した人間の姿と心、竜の強さ、魔族の魔力を併せ持つ超戦士の事で、天地魔界のバランスを乱すものが現れた時にそれを討つ者として聖母竜マザードラゴンにより生み出される。また、騎士が死亡した時にはマザードラゴンへと還ってゆく。
外見こそ人間と大差ないが、その能力は人間のそれを遥かに凌駕しており、竜の騎士にしか備わっていない能力も多数存在している。種族を問わずに脅威とされてきた存在だが、大魔王バーンが神々をも凌駕する存在である事と、「ある邪悪な存在」によりマザードラゴン自体の生命が失われつつあり、次代の騎士を生み出す力が残されていない為に竜の騎士の歴史は幕を下ろすこととなる。(邪悪な存在が何者であるかは作中では語られなかった)

なお、作中に於いてはバランが最後の正当な騎士であり、ダイは例外的な存在となっているがバランの死後、彼の魂と正当な竜の紋章、更にはマザードラゴンに残された力全てを継承している事からダイが次代の竜の騎士と言えなくもない。(作中では「竜の騎士を超えた超騎士」であるとバランは形容している)

竜の紋章

竜の騎士の基本能力であり、発動時は額に竜の形をした紋章が輝く。発動時には全身を竜闘気(ドラゴニックオーラ)で覆われるようになり、身体強度が飛躍的に向上するほか普段使用できない高等な呪文を使用できるようになる。本来はマザードラゴンにより継承される能力であるが、混血児であるダイはこれを生来の能力として備えている。序盤は主に怒りに反応して発動していたが、バラン編に於いて紋章が右の拳に移動、以後は自分の意思でコントロール出来るようになる。終盤に於いてバランから継承された紋章が左の拳に現れるようになり、「双竜紋」と呼ばれるようになる。

竜魔人化

竜の騎士の最強戦闘形態(マックスバトルフォーム)であり、バランが着用している「竜の牙」(ドラゴンファング)に落雷を受ける事で変身する。通常時は人間と同じく赤い血が魔族と同じ蒼い血へと変化し、姿も竜の特性が強く出たものへと変貌する。この状態になると竜の騎士は理性を失いただ眼前の敵を殲滅するだけの魔獣になるという側面を持っており、作中においてもポップを背後から攻撃したり、息子であるダイを平然と殺そうとしている。この姿の特徴としては竜闘気を超圧縮して放つドルオーラを使用できる点と、一度変身すると敵を殲滅するまで元に戻れないと言う点。ただし、作中では主に戦闘不能となる事で変身解除されている。


正当な騎士であるバランのみが備えている能力であり、作中に於いても「人間の血が濃いから竜魔人にはなれないだろう」とダイに言っていたのだが…
(以下ネタバレのため反転)

竜魔人ダイ

ダイは最終巻で双竜紋の力を意識的に解放して竜魔人となっている。姿こそさほど変わってはいないが、ダイが持ち合わせていなかった野獣のような殺気を備えており、絶大な竜闘気と併せて真バーンをも圧倒する強さを見せている。十分すぎるほど化け物である真バーンに化け物と言わしめた存在でもあり、それに対し「その通りだバーン。おまえ以上の…な!!」と自身が化け物である事は肯定している。
名場面の一つとして、「こんなものが正義であってたまるかっ!!!」と涙ながらにバーンを一方的に殴りつけバーンの「力こそ正義」を真っ向から否定したシーンがある。

主な武器・技など

パプニカのナイフ

ダイがレオナから譲り受けたパプニカ王家伝来の「太陽」を象徴するナイフ。物語序盤ではこれを主要武器として愛用しており、ロモス王から鋼の剣を授かった後も要所要所で使用していたが、バラン編で竜の紋章のフルパワーに耐え切れずに消滅してしまう。ザムザ編序盤に王家に残された最後の一刀である「風」のナイフを譲り受けていたが、物語終盤でレオナに護身用として返却している。
なお、パプニカのナイフは三刀存在しておりそれぞれが「太陽」、「海」、「風」を象徴している。「海」のナイフは亡きパプニカ国王が持っていた為行方不明となっている。

ダイの剣

中盤でロン・ベルクにより作り上げられたダイの為だけの剣。オリハルコン製であり、剣自身に意思が宿っており、普段は封印された状態となっている。この点からダイは扱いに苦労していた部分もあったがフェンブレン戦に於いて剣と意思を同調できるようになりそれ以降は使いこなしていた。
後半でバーンの光魔の杖により叩き折られてしまうが、後にロン・ベルクに修復される。その際に鞘が魔法剣増幅機能を持たせたものに新調されている。

主な技・呪文

アバン流刀殺法及びアバンストラッシュ。またはその派生・複合技。呪文に関してはメラやバギ、イオラ、べギラマ、ライデインなどを使用する。特筆するものは以下に列挙する。アバンストラッシュは個別記事があるのでそちらを参照されたし。→アバンストラッシュ

  • 魔法剣
    文字通り呪文と剣を複合させた技で、竜の騎士の特徴的な攻撃方法の一つ。ダイが使用したのは火炎大地斬、ライデインストラッシュ、ギガブレイク、ギガストラッシュ。ちなみに、ギガブレイクは呪文がライデインとなっている。
  • 紋章閃
    竜の紋章に竜闘気を集束させ放つ技。竜の騎士の基本的な攻撃方法で貫通力に優れている。
  • アバンストラッシュX(クロス)
    遠当てのA(アロー)と近接攻撃のB(ブレイク)を複合させた超必殺技。交差点の威力は通常のストラッシュの5倍以上と言われている。
  • ドルオーラ
    竜闘気砲呪文。本来は竜魔人でなければ使用できない呪文であるが、双竜紋の恩恵によりダイは生身でもこれを使用できる。呪文となっているが、竜闘気を圧縮する際にのみ魔法力を使用しているためマホカンタでは反射できない。
  • ギガストラッシュ
    ダイ最強の必殺技。ギガブレイクの構えからアバンストラッシュBへと変化する
    特徴がある。ダイ自身はギガデインを使用出来ない為、ダイの剣の鞘に備わっている魔法剣増幅機能を使わないと使用できない。

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