音楽におけるコード進行のひとつで、強い緊張感と解決への期待感を持たせる進行である。
ハ長調 (C major) においては Dm-G7 進行であり、音階における2番目と5番目の音をルート (根音) とした和音 (それぞれローマ数字でIIm、Vなどとあらわすことがある、以下ローマ数字はこの慣例に従う) であるためこの呼称がついた。
次にIの和音 (ハ長調ではC) を続けることにより解決感がもたらされるが、あえてVImないしVIの和音 (同AmないしA) をおくことで、解決への期待に対する裏切り感とマイナーコードの悲哀的な響きを前面に出すことができる (はずだったのだが、近年では多用されすぎてさほど効果的ではなくなってきている) 。
カノンコードやIV△7→V7→IIIm7→VImなどに組み込んで使うことでありきたりのキャッチーな進行を作ることもできる。
| パターン | 進行 | 進行(ハ長調) | ピコカキコ | 効果 |
|---|---|---|---|---|
| 基本形 | IIm / V / I | Dm / G / C | ![]() |
基本形 |
| 7thを用いた基本形 | IIm7 / V7 / I | Dm7 / G7 / C | ![]() |
7thで解決感を強調 |
| ツーファイブから偽終止 | IIm7 / V7 / VI | Dm7 / G7 / Am | ![]() |
解決する見せて裏切る |
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最終更新:2025/12/13(土) 16:00
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