テクノロイドオーバーマインドとは (テクノロイドオーバーマインドとは) [単語記事]

『テクノロイドオーバーマインド』は2023年冬アニメの一つ。元は2022年夏アニメとして放送予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大のため遅延^[1]。

コバルト（CV: 浦和希）、クロム（CV: 渋谷慧）、ケイ（CV: 峯田大夢）、ネオン（CV: kayto）の4人の男性型アンドロイドが巨額の借金を返済するため、アイドルグループ「KNoCC」として歌唱パフォーマンスステージ「バベル」に挑む。その傍ら、人間の少年である芝浦エソラ（CV: 田村睦心）との出会いや、様々な出来事を通じて、アンドロイドの4人は人間の感情（喜び、苛立ち、悲しみ、サウダージ等）を獲得していく。

物語の背景には人類とアンドロイドの対立関係がある。第一話のラスト、KNoCCの4人の目の前で一人の男性が溶鉱炉へと突き落とされ、近くにいたアンドロイドが容疑者とされる「溶鉱炉事件」によって序盤のストーリーは急展開を迎える。人類はアンドロイドを憎み排斥する一方、アンドロイドは「インターロック機構」によって人間を攻撃することができないため、一方的に暴力を受ける立場にある。そんな中、KNoCCの4人はアイドル活動だけで人類の排斥に立ち向かっていく。時にはシリアスなストーリーの中、「自然な流れ」でライブシーンに突入する。

2022年に展開を開始したメディアミックスプロジェクト『テクノロイド』のアニメ作品であり、他のメディア展開として、スマートフォンアプリ『テクノロイドユニゾンハート』も配信中。『ユニゾンハート』も『オーバーマインド』と同じ世界観を共有しており、海面上昇によって大半が水没した地球にて、減少する地球人口を補うために生まれたアンドロイドとの心の交流を中心としたストーリー。