トキはりんごの一種類で、青森県産の高級りんごの代名詞でもある。近年稀に見る成功品種とも言われている。
2001年に種苗登録を行い2004年に登録認可されたが、正確な出生年は不明。青森県五所川原市在住の土岐伝四郎が交配したとされ、親は父木が「王林」、母木が「ふじ」ではないかとされている。
それまで青森のりんごの代表といえば「ふじ」や「つがる」を連想されていたが、この品種が一部の市場に出ると共にその知名度は広がり、県外のりんご好きの間でも広く知られるようになった。
皮の色は薄い黄色で若干赤みが差し、「王林」特有の斑点が出る。果肉は薄い黄色。
食味の特徴としては酸味よりも甘味が突出しており、生育環境次第では主力品種「ふじ」の糖度(よい品で15~6%ほど)を楽に上回り、ぶどうの高級品種であるデラウェア並みの糖度を持つ。僅かに粉っぽい所はあるものの気になるほどのクセがあるわけでもなく総じて食べやすい。果汁も豊富で、物によっては包丁を入れると果肉から滲み出るほどである。また、りんご特有の甘酸っぱい香りが強いのも特徴である。この辺りは親木の特徴がうまく掛け合わされている。
摘果時期は10月の初めで、市場に出回るのは概ね10日前後である。
最近になってから作られ始めたので全体的な生産量は少なく、青森県内でもその量はかなり少ない部類に入っている。県外に出荷された場合、2玉で250円を超えることも珍しくない。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/13(土) 01:00
最終更新:2025/12/13(土) 00:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。