トリビアの種

トリビアの種とは、フジテレビ系列のバラエティ番組『トリビアの泉』で放送されていたコーナーの一つである。

概要

本番組がゴールデンタイムに移行した2003年7月より開始。
視聴者の日常の疑問「トリビアの種」を調査し、その結果を新たなトリビアとして生み出していくというコーナー。

当初は「トリビアの泉」のサブコーナーという扱いだったが、トリビアのネタが少なくなってからは「トリビアの種」の方が尺が長くなることも珍しくなかった。

日常の疑問の検証になるため、下らない企画もそこそこ多いが、冒頭から結論が出ている「トリビアの泉」と異なり結果がわからないため、「トリビアの泉」以上に手に汗握る神回となることもあった。

大きな特徴として「どう考えても無駄に金のかかった検証VTR」があり、絶対にその辺で実験できる内容に日本武道館やさいたまスーパーアリーナを借りたり、検証内容によっては某国の軍隊やアメリカのSPを起用したりするなど、日常の疑問を解決するには見合ってない規模の検証方法がシュールな笑いを生んでいる。(これにコストがかかりすぎて番組が終了したという噂もある。)
八嶋「絶対に真似しないで下さい！」タモ「真似できない。」

コーナー最後には、タモリがトリビアの種を「〇分咲き」の10段階(初期は5段階)で評価。最高評価の「満開」だったら「やったね！」。
そして投稿者には、純金でできた「金の種」が送られるようになっている。

その企画コンセプトに倣い、ニコニコでは、投稿者の好きなコンテンツに関する疑問の検証動画に対し「トリビアの種」のタグが使われることも多い。

トリビアの種の例

• ペットボトルロケット100本で人間は2m30cm飛べる
• ひらがなの中で文字の線が最も長いのは「ぬ」
• ベン・ジョンソンが動く歩道を全力疾走すると100m10.89秒
• 日本人が一番よくやる有名人のものまねは「ビートたけし」
• 日本人がこれさえあれば何杯でもご飯が食べられる一品で最も人気のあるものは明太子
• アナウンサーが最も言いづらい言葉は高速増殖炉もんじゅ
• スーパーボールをバットで打つとおよそ168m飛ぶ
• 日本刀とピストル対決したら日本刀が勝つ
• 日本刀とウォーターカッター対決したら勝つのは「日本刀」
• 80歳以上のお年寄りが嘘だと思うことわざで一番多いのは「果報は寝て待て」
• 日本人が昔話「金太郎」を正確に話せる確率は1.4％
• フランスのパティシエが一番美味しいと思う日本の甘いお菓子は「コアラのマーチ」
• 世界中のカブトムシが闘ったら一番強いのはヘラクレスオオカブト
• 「松崎しげる」の肌の色を絵の具で作る場合の割合は朱色45％黄色25％白16％緑14％　→　まつざきしげるいろ
• 「駅まで徒歩5分」を競歩の世界記録保持者が歩くと1分55秒
• 競歩の世界記録保持者が身の危険を感じ逃げる時は走って逃げる
• 人間は消火器200本で約2cm浮く
• 声優をキャスティングするプロフェッショナルが考える 工事現場の看板に最も合う声を持つ声優は「ブラッド・ピット」の日本語版を担当している堀内賢雄さん
• ダイナマイトでふとんは78枚までふっとんだ　→　ふとんがふっとんだ
• スキージャンプ台でタイヤを転がしたら最もジャンプするのは10tトラックのタイヤで44mジャンプする

関連動画

   

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関連項目

• トリビアの泉
• 探偵！ナイトスクープ　コンセプトが似ている。
• ベン・ジョンソン