トルネコの大冒険 不思議のダンジョンとは、チュンソフトが企画・開発し、
エニックス(現スクウェア・エニックス)が製造・販売したローグライクゲーム。
ニコニコ動画では作品に応じて
「トルネコの大冒険」「トルネコの大冒険2」「トルネコの大冒険3」
「トルネコ」「トルネコ1」「トルネコ2」「トルネコ3」などのタグが使われることが多い。
ドラゴンクエストシリーズ本編と同じく
全ての作品のパッケージイラストを鳥山明、音楽をすぎやまこういちが担当している。
チュンソフトが風来のシレンシリーズを立ち上げるにあたって、
ローグライクゲームというゲームジャンルを日本の一般のゲームユーザーに普及させる目的で企画された作品である。
その為、開発当時の一般のゲームユーザーに馴染みが深かった
ドラゴンクエストのキャラクターを用いて作られた。
ドラゴンクエスト4の登場人物、武器商人トルネコが本シリーズにおける主人公。
トルネコの妻のネネ、息子のポポロも主要な人物として登場し、
明るいトルネコ一家のイメージができあがったシリーズでもある。
チュンソフトによる不思議のダンジョンシリーズの記念すべき第一作。
「ローグ」というゲームを踏襲し作られた。
不思議のダンジョンの入門用ソフトとして作られた為、シリーズ中もっともシンプルなゲームシステムであり、
不思議のダンジョンシリーズのファンにはおなじみの「壷」「アイテムの合成」といったシステムは存在しない。
また、「ダンジョン内のお店」と「泥棒」のアイディアも
ドラゴンクエストの世界観にはなじまないだろうという理由で採用されなかった。
チュートリアルが丁寧であり、不思議のダンジョン初心者にも問題なくオススメできる作品である。
前作で搭載が見送られたシステムが多数搭載された。
「壷」「合成」「お店」「泥棒」などのシステムが風来のシレンより逆輸入された。
その他にもドラゴンクエスト本編より転職システムが採用され、
トルネコの本来の職業である商人以外に、
「戦士」「魔法使い」でのプレイが可能となり遊びの幅が大きく広がった。
ハード移行にともないグラフィックも大幅に強化された。
クレイモデルのようなイメージで建物のグラフィックが作成されており、
本作のオープニングムービーもクレイアニメを彷彿させるものとなっている。
なお、本作の為に多数のイメージイラストが描かれているが
これらのイラストは鳥山明の手によるものではなく、アニメーターの中鶴勝洋によるものである。
オリジナル版のPS版トルネコ2には本来意図されたゲームバランスを乱す
装備品の無限増殖を可能とアイテムが存在することや
ある隠しアイテムの効果が発生しないバグが存在することを批判されることがあるが、
バランス調整されたGBA移植版では無限増殖用アイテムは削除され、隠しアイテムのバグも修正されている。
製作総指揮の中村光一はGBA版の公式ガイドブックにて
GBA版トルネコ2を「ディレクターズカット版」と表現しており、
一部アイテムの特定の敵に対する効果や、装備品の性能、価格にも若干の変更が加えられている。
現在発売されているトルネコシリーズにおいて、最後に開発された作品。
クリア後に出現するダンジョンはシリーズでも最凶の難易度と言われている。
クリア前のダンジョンの難易度も総じて高く、不思議のダンジョン初心者にはあまりオススメできない。
理不尽なマゾゲーと批判されることもあるが、攻略不可能というわけでもない為
ハマれば中毒度は最も高いと思われる。ある意味1000回遊べるRPGとしての完成形とも言えるかもしれない。
トルネコシリーズで初めてドラゴンクエスト本編のようなフィールドマップが採用されており
本編で用意されているダンジョンの他にも、フィールド上で遭遇することのできる
エンカウントダンジョンという要素追加された。
また、トルネコの息子であるポポロもプレイヤーキャラクターとなった。
ポポロはトルネコとは異なりダンジョンで出会うモンスターを仲間にすることができ、
多種多用なモンスターの固有能力を生かしダンジョンを攻略していく。
グラフィックはPS2用ソフトとして製作されたことで、全面的に3D化された。
トルネコ2同様、イメージイラストを中鶴勝洋が担当している。
本作にもGBAへの移植版が存在する。 グラフィックは3Dではなくトルネコ2のような2Dに変更されている。
こちらもトルネコ2同様にバランス調整がされた他、 GBAオリジナルダンジョンがいくつか追加されている。
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最終更新:2025/12/11(木) 02:00
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