トレーディングカードゲームとは、お互いのカードを収集交換(トレーディング)して遊ぶゲームである。略称はTCG。外国ではCCG(コレクタブルカードゲーム)と呼ばれる事が多い。
トレーディングカードゲームはトレーディングカードで遊ぶゲームである。本来トレーディングカードとは、スポーツ選手やアイドル、スターカードなどのコレクション目的で発売されるカードを 自分にとって有用、他人にとって不要であるカードなどの交換などでコレクションを補完する目的物であった。 それが、市場を形成し、多額で取引される事も多かった。そこで、カード自体にルールを印刷し、コレクションと同時にカードを使った遊びとして発展させたのがトレーディングカードゲームである。
世界初のトレーディングカードゲームは1993年に発売された『マジック:ザ・ギャザリング』である。
マジック・ザ・ギャザリングはアメリカで大流行した。
そして、その流行に影響を受け1996年に日本初のTCG『ポケモンカードゲーム』が発売された。
同じく1996年に連載を開始した少年ジャンプの漫画『遊戯王』でマジック・ザ・ギャザリングを元にした「マジック・アンド・ウィザーズ」というオリジナルゲームが作品に登場し、日本中にトレーディングカードゲームを認知させる。
そして版権の関係からか、マジック・アンド・ウィザーズは1999年に 『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』と名前を変えてコナミから販売され実際のカードゲームとして販売される。遊戯王OGCは今や販売数世界一(ギネス認定)を持つまでになった。
トレーディングカードゲームはたくさんの種類があり、遊んだことのない人にとってはどれも同じに見えてしまう。
しかしそれらは全く違う遊び方であり、一つのトレーディングカードゲームの遊び方を覚えても他のトレーディングカードゲームには応用ができない。
トランプで例えるなら「ババ抜き」と「ポーカー」ぐらいルールが違ったりする。
どうやったら相手に勝てるかという勝利条件も全然違う。具体的には相手のカードを全て無くすことが目的であったり、決められた回数だけ敵を攻撃することだったり、モンスターカードを何回かやっつけることだったり、カード自体にポイントがあり相手のポイントより高い数字を出すことだったりとそれぞれ異なる。
しかし、世界初のトレーディングカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」がモンスター(正確にはクリーチャー)を召喚させながら戦う遊びなため、モンスターを出しながら戦うゲームが多い。
その他、詳しくはそれぞれのトレーディングカードゲームの記事を参照。
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最終更新:2025/12/11(木) 04:00
最終更新:2025/12/11(木) 03:00
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