| 1997年 | 1998年 | 1999年 |
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『ドラえもん のび太の南海大冒険』とは、映画ドラえもんシリーズ第18作である。1998年3月7日公開。同時上映は『帰ってきたドラえもん』『ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦!』。
主題歌は『ホットミルク』。作詞:岩城由美・HINANO、作曲・編曲:鴨宮諒、コーラスアレンジ:高浪敬太郎、歌:吉川ひなの。
オープニングの「ドラえもんのうた」も、同じく吉川ひなのが歌っており、オリジナル版以外が映画のオープニングに使用されたのは初であると同時に、オープニング・エンディング両曲を1作品内で同一歌手が歌ったのは、本作が唯一である。
映画ドラえもん第19作、大長編ドラえもんとしては第18作となる作品。1996年に原作者の藤子・F・不二雄が亡くなっているため、本作が藤子プロ原作の初の映画作品となった。
また本作より映像が16:9サイズになる、音楽に菊池俊輔が関わることがなくなる(テレビアニメ・短編映画には続投)、担当声優に歌手やタレントなどを多数起用するようになるなど、映画ドラえもんシリーズの大きなターニングポイントとなった作品でもある。
原作者の死去後初の映画作品であり注目された本作だが、配給収入はシリーズ内でも歴代1位(公開当時)、観客動員数も『のび太の日本誕生』に次ぐ歴代2位となり大きな好評を博し、結果現在に至るまで映画ドラえもんの上映が続いている。
学校の図書館でスティーヴンソンの『宝島』を読んで触発されたのび太は、ドラえもんに宝探しの旅を提案する。ドラえもんも初めは乗り気でなかったが、ひみつ道具「宝さがし地図」でのび太が一発で財宝の在処を当てたことで気持ちが変わり、いつものみんなを呼んで冒険に出発した。
ひみつ道具を使ってみんなで海賊ごっこをしている途中、のび太は本物の海賊船を発見したと騒ぐが、みんなにはまるで信じてもらえない。すると突然本物の海坊主が目の前に現れた。更には船が突然眩い光に包まれて、17世紀のカリブ海にワープしてしまった。そこにはのび太が見たものと同じの、巨大な海賊船があったのである。
突然目の前に出現した海賊船に押しつぶされてしまったドラえもんたちは海に投げ出されてしまうも、運良く海賊船の船員たちに助けだされた。しかし、そこにのび太の姿はなかったのであった。その上、ドラえもんのひみつ道具はその殆どをポケットと一緒に失ってしまい、手元に残ったのは7個のひみつ道具だけであった。その中でちょうど良く「ほんやくコンニャク」が残っていたのはご都合主義であろう。
一方、ピンク色のイルカ「ルフィン」に命を救われたのび太は、ジャックと名乗る無人島で暮らす少年と出会う。その中ドラえもんたちはのび太を探すべく、キャプテン・キッド率いる海賊と共に宝島のトモス島を目指すが、そこは謎の生物が多く生息する未知の島であった…。
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最終更新:2025/12/15(月) 06:00
最終更新:2025/12/15(月) 05:00
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