ドリフ大爆笑とは、1977年から断続的にフジテレビ系で放送されているお笑い番組である。
「8時だョ!全員集合」と並び、ザ・ドリフターズの代表作となったコント番組。1990年代半ばまでは特番枠「火曜ワイドスペシャル」で放送され、「サザエさん(再)」→「ドリフ大爆笑」→「なるほど!ザ・ワールド」の流れで番組を見ていた人も多いことだろう。
代表的なコントに「神様コント」「もしもシリーズ」「雷様」「バカ兄弟」がある。雷様は高木ブーを象徴するキャラにまで成長し、「もしもシリーズ」の「もしも威勢のいい銭湯があったら」におけるいかりやのいじめられ方はもはや殿堂入りとの呼び声が高い。「バカ兄弟」に到っては、いかりやの本物過ぎる演技でバカを演じる「あんちゃん」の『紙一重の哲学者』っぷりにその筋の視聴者から「差別的だ」というクレームが入ってシリーズ打ち切りになってしまったほどである。
また、中年女性の録音笑い(ラフトラック)を映像に被せるという手法を本格的に採用しており、日本の番組史における、録音笑いのパイオニアである。
また、12月のクリスマス前になると「ドリフのクリスマスプレゼント」と言う、特別番組が放送されていた。
現在もごく稀に総集編が放送されることがある。CSではファミリー劇場で絶賛再放送中である。
オープニングテーマの戦時中の歌謡曲「隣組」の替え歌、エンディンテーマの「いい湯だな」の替え歌「さよならするのはツラいけど」も有名。スクールメイツのバックダンスの中で、スーツ姿のメンバー5人が緩いスイングをするというものである。ちなみに、放送開始当初のオープニングテーマは軍歌「月月火水木金金」の替え歌を使用していた。
当初は定期的にオープニングとエンディングが撮り直されていたが、次第にメンバー内での仲が悪くなって共演しづらくなったことから、「面倒くさいから」という理由にして、1983年以降同じ映像を使い回していた。本編の老いてゆくメンバーの姿とオープニング・エンディングの若々しいメンバーの姿のギャップも頻繁にファンの話のネタとなっていた。
なお、オープニングに入る前のタイトルバックの映像は毎年新しいものが制作されていた。80年代は「いかにも」なCG映像であった。90年代になると東京都内の風景を映したものとなった。しかもフジテレビの新社屋移転後の1997年以降は、タイトルバックにあの真新しい球体を中心に置いた夜景を映し出した後に、1983年のオープニング映像を繋いでいた。
2003年の放送で、久しぶりにメンバー5人が集合し約20年ぶりの新オープニングを収録。新録はリーダーであるいかりや長介の希望であったが、これが最後のテレビ出演となってしまった(2004年3月死去)。
1983年のオープニングで出演したスクールメイツメンバーの娘が、2003年のオープニングにスクールメイツメンバーとして出演。親子二代に渡ってメンバーとの共演を果たしている。
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最終更新:2025/12/15(月) 07:00
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