ドSと学ばない漢達 単語


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ドエストマナバナイオトコタチ

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「ドSと学ばない漢達」は、ニコニコ動画にゲーム実況プレイ動画をアップロードする、いわゆる実況プレイヤーのグループ名(グループ実況者。複数の実況プレイヤーがニコニコ動画上で組んだグループではない)。
なお、このグループ名は動画中で公募によって決められたものである。

概要

オカ、野望、ばんちゃん、なっちゃん、チャーハン、以上の五名によって構成される(これにアチギを加え六名と捉えることもできる)。グループ実況動画においては友人とゲームを行っている光景をそのまま録音したかのようなスタイルを特徴とする一方、ソロ実況動画では視聴者とのやりとりを比較的強く意識した標準的な形式の実況を行っている。

説明書等を読まずに視聴者コメントのみを頼りとすることを原則としており、また飲酒によって判断力や記憶力の低下した(つまり視聴者コメントもうろ覚えの)状態でプレーする規則を設けている場合も多い。その上、プレー対象となるゲームにはルールの熟知を前提とした競技性の高いものや単純に不親切なものを選択しているため、結果として特にゲーム開始直後の動画は、右も左も解らないままゲーム上不利となる行動を取り続けるものとなる。

デビュー作「俺の屍を越えてゆけを友人と泥酔実況配信part1」が正にこの典型であり、「やっちゃいけないことを全部やる」オカと野望の姿に、ゲームを知る視聴者の反応は失望と歓迎の二つに分かれた。以降はこれを歓迎する視聴者のみが残り、「はじめてのおつかい」の様なプレイヤーの成長を楽しむ動画シリーズと認識された。

動画

シリーズごとにマイリストが作成されている。全てのマイリストへのリンクが“まとめサイト”(動画タイトルは時々変更される。初期の名前は「わーい勝ったー」)の動画の説明文に記載されている。

「俺の屍を越えてゆけを友人と泥酔実況配信」

2007年11月〜2008年9月。
最初のシリーズにして代表作。オカを中心として常に二人以上、最大五人での実況。「俺の屍を越えてゆけ」(以下、「俺屍」)を対象とする最初の実況動画であった(非実況のプレー動画はこれ以前にも数多くあり、ゲームの人気が伺える)。
そのためpart1の再生数は高く、このことが「概要」で述べたような一種荒れた状態を作る原因となったが、本人たちは意に介さなかった模様。終盤には標準以上の技術でプレーを行うプレイヤーの姿を観て感慨のコメントを残す視聴者も多かった。part32-3にて完結。数え方のために少なく感じるが、動画数は100を超えている長編である。また、おまけ動画もいくつか上げられている。

「ばんサイダース」

2008年9月〜2009年7月。
ばんちゃんによるソロ実況(動画編集はオカが担当)。「俺屍実況part30-5」において敦賀ノ真名姫と自キャラとの交神をばんちゃんが強硬に主張したため、その主張を採用する代償としてソロ実況を行わされることになった。対象ゲーム「インサイダース」は、難易度が高くプレイヤーの少ないゲームとしてオカが採用したもの。
採用理由から伺えるとおり、特に序盤において不親切かつ極度にストイックな作りとなっており、実況者と視聴者を戸惑わせ続けている。ゲーム内外でのトラブルにも負けず、無事part72にて完結した。また、インサイダース関連のおまけとして、ばんちゃんとオカによる後日談ラジオ(瓦ばん)も収録されている。

「リンダキューブアゲインをカツ派が泥酔実況配信」

シナリオA 2008年9月〜11月、シナリオB 2008年11月〜2009年2月、シナリオC 2009年2月〜休止中。
オカによる「リンダキューブアゲイン」(以下、「リンダ」)のソロ実況(ここでは「カツ派」はオカのことを指す。言葉自体の意味については後述)。カツ派な性格が自由奔放な登場人物たちと相性が良く、翻弄されるオカの姿が動画の魅力の一つである。
自作ジングル付きのオープニングを付ける、動画中でギターを鳴らして歌い出す、リンダキューブとは無関係に四国八十八箇所巡りを始めるなど、俺屍実況とは異なる方向を試みる姿が垣間見える。シナリオC途中にてオカが非常に忙しくなったらしく、現在は休止中である。

「22世紀が待ちきれないのでドラえもんのゲームを実況します」

2009年7月〜休止中。
ばんサイダースの後に始まった、ばんちゃんのソロ実況。SFCソフト「ドラえもん3 のび太と時の宝玉」を実況している。ばんちゃんは小学生の頃に既に本作をプレイしたことがあり、初見プレイではない(ただ、昔なのであまり覚えていないとのこと)。ばんちゃんのドラえもん知識とサムネへのこだわりが如何なく発揮されている。
現在part9まで投稿されている。動画自体は最後まで録り終えているらしいが、ばんちゃんの考えによりpart10以降の投稿は見送られている。また、このドラえもん3と同時期にポケモン銀の実況動画も上げていたが、データの紛失により削除された。

「ばんちゃんVSオカ」(VSシリーズ)

2008年3月〜2008年5月。
オカの指定するゲームをばんちゃんがプレーし、その巧拙を視聴者が判定する、という形式の単発実況プレイ動画連作。プレー対象となったゲームは「ジェットでGO!」「プライムゴール」「ロックマン2」「マリオペイント」の四作品。

「20代前半の友人の絵を鑑賞するラジオ」

2009年8月〜継続中。
オカと野望によるラジオ。タイトルにある「20代前半の友人」とは野望のことだが、オカの絵や視聴者の絵も登場する。詳しくは記事があるのでこちらを参照。

その他単発動画

なっちゃんにサイレントヒル2をプレーさせて怖がらせる動画、その動画の収録に呼ばれなかったばんちゃんがドッジボールで鬱憤を晴らす動画、ばんちゃんとオカが美少女戦士セーラームーンをプレーする動画など。他、既に削除され、無かったことになっている動画もいくつかある模様(「俺屍実況」以前に公開された動画もあるとのこと)。

プレイヤー

全員名古屋近郊在住(初期には伏せられていたが、実況が進むにつれてなし崩しに公開されていった)。年齢は不詳だが、発言等から全員80年代中頃の生まれであるものと推測される。なお、ここに記述されているプレイヤー以外にも人物が登場するが(主にばんちゃんの家族)、解説は割愛する。

オカ

「ドSと学ばない漢達」の中心人物。ばんちゃんソロの実況や単発動画などの例外も多少あるが、ほぼ全ての動画に実況者として出演し、動画の編集も担当している。音楽の制作や演奏を趣味としており、リンダ実況のジングルやマリオペイントのシーケンサーを用いた「思い出はおっくせんまん」アレンジ等でその才を見ることができる。
「俺屍実況」では比較的落ち着いた雰囲気であったが、「リンダ実況」では一人で酒を飲んでやっているためか、時々奇行に走ることがある。

ばんちゃん

「俺屍実況」後期(part25〜32)におけるオカの実況パートナーであり、他複数のシリーズに登場するなどオカに次いで登場頻度が高い。俺屍実況はばんちゃんの家で収録されているため、前期〜中期の収録においても、彼が裏でアイドルマスターをプレーしている様子が録音されている。前述のように途中からソロで実況も行うようになる。
俺屍実況初期のどちらかといえば裏方だった所から比べると一番出世した人物だと言える。
オタクとして戦隊物に言及するもオカがその方面に詳しくないためスルーされるなどしており、その反動かソロ実況ではアイドルマスターへの愛をあちこちで見せている。
漫画同人として活動しており、動画でも彼の画を見ることができる。本名と思われる呼称や年齢に関する言及などもあり、全体的にパーソナルデータの露出が他のプレイヤーに比べて多い傾向がある。

野望(やー坊)

「俺屍実況」前期(part1〜14)におけるオカの実況パートナー。ウザキャラという認識がグループ内にも視聴者にもそして自己認識としても定着しており、そのウザさが愛され、時と場合によっては疎まれてもいる。なっちゃんと仲が良く、いちゃいちゃしたり踏んだりしている模様(なっちゃんに対してはSキャラ的な言動が目立つ)。
多忙となったためpart14以降は単発や1パート限りの登場が多かったが、「20代前半の友人の絵を鑑賞するラジオ」にて久々にレギュラーとして登場した。

チャーハン(焼き飯の男)

「俺屍実況」中期(part15〜23)におけるオカの実況パートナー。よく通る低めの声とそれに似合った冷静な助言でオカを助け、視聴者からは最も有能なサブ実況者として信頼されていたが、ある時期から仕事が急激に忙しくなったらしく、動画には全く現れなくなった。以降はオカによる物真似の対象としてのみ登場している。
名前の由来は高校受験の際に、母親が作った弁当に加えて手作りチャーハンを持っていき、一緒に受験した同級生にチャーハンについて語っていたことから。高校に受かった後に、その話をたまたま覚えていた人から「あんた、チャーハンだよね?」と呼ばれ広まった。

なっちゃん(ふじゃし)

「俺屍実況」のゲスト、および単発動画(サイレントヒル2)のプレーヤー。初登場時(part7)に野望らにより「腐女子ニコ厨」のキャラが設定され、その後「巨乳」などの属性も明かされた(事実は不明だが視聴者からは概ね真と認識されている)。基本的にはMキャラとして野望に虐められているが、酒に酔うと猥談に耽っては周りに絡むようになる。「ドSと学ばない漢達」の「ドS」は、この酔った状態の彼女を指す。
唯一の女性と言うこともあって、視聴者からの人気は高いが、時々空気を読めない発言(例えばゲーム中のシリアスな場面をぶち壊すものなど)をしたり、話題が変な方向に向かうため、普段の実況を好む視聴者からは若干批判もある。

アチギ

「俺屍実況」のゲスト。会話では頻繁に名前が出るものの、実際の登場はpart7での一回しかない(ただし、ばんちゃんと共に裏でゲームをプレーしていることがある)。そのため、詳しい人物像は不明だが、PCの扱いに詳しいらしく、動画では「ばんちゃんのPCを7時間半かけて修復したえらい人」として登場した。
アチギもまた、本名らしき呼称が動画中で度々言及されている。

解説を要する単語

カツ派(カツカレー派)

結婚記念日の食事としてカツカレーを選ぶような非ロマンティストを示す語。オカの父親が結婚記念日に、何か特別なことを期待していたオカの母親(ロマンティスト)に対して「カツカレー食やあいいんだろ!」と言い放った、という故事(「俺屍実況part5後半」)に由来する。対義語はロマン派。
本人たちの発言(主に「俺屍実況part30-2」)により分類すると

(カツ派) オカ>>>アチギ、なっちゃん>(真ん中)≧野望≧チャーハン>>>ばんちゃん (ロマン派)

とのこと(アチギとなっちゃんのどちらがよりカツ派かは不明)。

袴田

桝田省治(「俺屍」「リンダ」のゲームデザイナー)のこと。「俺屍実況part20-3」において、チャーハンが誤ってこう読んだところ、これを視聴者やオカが面白がって定着した。言い間違いから定着した言葉には他に「もりよくいん(「俺屍実況part1」の野望による相翼院の読み間違いで正しくは「そうよくいん」と読む)」などがある。

ナツミは淫乱Eカップ

オデッセウス出版によるエロビデオ。「俺屍実況part10-3」において酒に酔い、猥談を始めたり自分がEカップであることを告白するなどしたなっちゃんの様子を聴いて、視聴者がニコニコ市場に登録した。以来なっちゃんの別名として機能している。

フェラムネ

「俺屍実況part7前半」において、実況の背後でばんちゃんが笛ラムネを吹き「ふえらむねってさ、これフェラムネに見えない?」と妄言を吐くなど、駄菓子を使った奇行を繰り返して周りに無視されたことがあり、ばんちゃん(の奇行)を象徴する単語となっている。

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