ハム・エッグ 単語


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テヅカサクヒンサイダイノアクヤクスタア

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ハム・エッグとは、手塚治虫作品に登場するスターである。

ハム・エッグ

概要

デビュー前の習作『オヤヂの宝島』の時点から存在するヒゲオヤジに並ぶ古参のスター。
主に悪人として登場し、外見は若干パーマがかったオールバックの髪型にカールしたちょび髭、歯をむき出しにした口元などが特徴的で、手塚自身は「年中歯をむき出して下卑た笑いをし、こすっからく、似非紳士の役をこなす。典型的ギャングスターであるランプとは好一対の悪役である。」と記している。
このことからも分かるように基本的に狡猾な性格で登場し、卑劣な悪人であることがほとんど。
役柄的に『鉄腕アトム』のサーカス団長のような一発屋の小悪党っぽい小物の事が多いが、中には印象的な宿敵としての登場もある。

このことから、主人公と敵対する組織の一味として同じく悪人スターのアセチレン・ランプやスカンク草井などとペアを組むことも少なくない。

悪役として代表的なものとしては『ジャングル大帝』のハム・エッグはレオの父・パンジャを殺害したほか、同作の終盤をベースに映像化した劇場版では立川談志がその声を担当し、ヒゲオヤジやレオと死闘を演じている。
『どろろ』では、イタチの斎吾として登場、どろろの背中の秘密を知っている数少ない人物の一人で、最終的に改心し、壮絶な最期を遂げる。
このほかに大人向け手塚作品の代表作といわれる『アドルフに告ぐ』では、特別高等警察の赤羽警部として登場し、峠草平の持つヒトラーの秘密文書を執拗に狙う役どころを担当し、最終的に空襲に巻き込まれて死亡。

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↑事実上の初登場作品を収録。

関連項目

  • 手塚治虫
  • 悪役

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最終更新:2025/12/13(土) 03:00

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