パロムとポロムとは、ゲーム『ファイナルファンタジーIV』に登場する双子の魔道士である。弟のパロムは黒魔道士、姉のポロムは白魔道士。
幼くして魔法の素質を示し、ミシディアの長老に預けられた双子の弟。黒魔道士として修行中。
やんちゃなませガキで、いつもイタズラをしたり生意気な態度をとったりしてポロムに殴られている。
幼くして魔法の素質を示し、ミシディアの長老に預けられた双子の姉。白魔道士として修行中。
大人びたおませさんで、いつも礼儀正しく、反抗的なパロムをたしなめては頭を殴っている。
長老の命を受け、試練の山に挑むセシルに同行する。
姿を現すなり上から目線で話しかけてくるが、セシルのことは「あんちゃん」と呼んでなんだかんだで懐いている。
よそよそしい態度にも見えるが、「セシルさん」と呼んで(他のキャラには様付け)それなりに慕っているようだ。
登場時などにコミカルな専用曲「パロム・ポロムのテーマ」が流れる。
初期ステータスは心許ないが、成長も早い。DS版では初期ステ装備共に強化されている。
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
試練の山の入口を塞ぐ炎を得意のブリザドで消すなど、才能を発揮する。大賢者と出会っても物怖じせず、復讐に燃えるテラに「これだから大人はめんどくさいんだよ」とコメントする5歳児であった。
おごり高ぶるパロムをたしなめつつ、セシルと一緒に試練の山を登る。テラと出会ったときには何かと大人な対応力を見せ、パロムを「子供はだまってなさい!」と叱りつける5歳児であった。
初めてのゴルベーザ四天王戦、セシルがパラディンになる瞬間、メテオの解放といった重要な場面に立ち会う。そして無事試練の山を下りてミシディアの長老の元へ帰ったところで、二人がセシルに同行していた真の目的が明かされる。かつてミシディアを襲撃してクリスタルを奪った前科のあるセシルを見張っていたのだ。それ、5歳児に任せる仕事か?
セシルがバロンに出発しようとすると、パロムも後を追いかける。見張りの役目は終えても、引き続きセシルの力になることを使命と感じたようだ。
常に長老の言うことに従ってきたポロムだが、本来の役目を終えているにも関わらずセシルに付いていくことを自分の意志で決める。
バロン城に潜入してからは、近衛兵長ベイガンが魔物と化していたことを見破るなどの活躍を見せ、王になりすましていた四天王・水のカイナッツォをセシルとともに撃破する。
しかしシドと合流して王の間を出たところで、死してなお凄まじいカイナッツォの恐ろしい罠が発動する。廊下の壁が動き出し、パーティを圧殺しようと迫ってきたのだ。扉を塞がれ、絶体絶命の状況。パロムとポロムは顔を見合わせると、決心して両側の壁に向かう……
あんちゃん ありがとよ!
おにいさまが できたみたいで
とっても うれしかったですわ!
あんたらを ここで
ころさせやしない!
テラさま!
セシルさんを おねがいしますわ!
いくぞ ポロムっ!
うんッ!
ブレイク!
双子が互いを石化することで壁は止められたが、パロムとポロムとの旅もここで終わってしまう。二人の意志により石化しているためテラのエスナでも解除できず、金の針や万能薬を使うことも出来るがやはり効果はない。残された4人組はその犠牲に涙し、弔い合戦へと旅立つ。
パロムとポロムの悲劇に立ち会ったメンバーのうちセシルを除くテラ・ヤン・シドは全員、自己犠牲の形でパーティから離脱することとなる。ファイナルファンタジーIVには涙を誘う展開が多いが、その中でもパロムとポロムのエピソードは極めて印象深い……
のだが。
ストーリー終盤、セシルたちが魔導船に乗って月から青き星へ戻ってくると、まさにバブイルの巨人が始動して暴れようとしているところだった。そこへ足止めのために戦車隊と飛空艇部隊がやってきて……
飛空艇の一つに目を向けると、そこには元気にはしゃぐパロムとポロムの姿が!
なんとミシディアの長老によって石化を解かれたのだという。結局、賢者テラの立場がなくなる。
この後GBA版では月での最終決戦に連れて行くこともできるが、そうでなければ長老と共にセシルたちのために祈っており、ラストバトルで誰よりも早く幻影として駆けつけて魔力を送ってくれる。
FF4の続編となるファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-では、年頃の男女に成長した二人の姿を見ることができる。その変わりっぷりは多くのファンを驚かせた。
FF4のエンディングで武勇伝を聞かせていた少女レオノーラおよびちょっかいを出していたドワーフの姫ルカとの間にフラグが立っている。やたら色っぽくなった姉もいるし、SNEG?
髪の毛がピンクになっている。どうやら自分で染めたらしい。そしてやたらと露出の高い服装。FF4では若い女性魔道士は薄着でなければいけない決まりでもあるのか?
しかしこのハーレム状態を謳歌しているとは言いがたく、何かと振り回されたりして苦労しているようだ。バンド技(連携)ではフラグを立てた二人から物理的にも苦しめられる。
相変わらず弟を見守るポジションだ。両者の関係はときにライバルのようになったりもする。とあるバンド技ではルカに放り投げられレオノーラに黒焦げにされたパロムを優しく回復している。
反抗的でワガママな性格は変わらないが、黒魔道士としての腕前は順当に成長していて周りから一目置かれている。実戦でも最大級の火力を誇るキャラとなっている。
ですわ口調は影を潜めるが、真面目で礼儀正しいのはこれまでどおり。バトルでは回復スキルが充実しており、白魔道士としての能力を徹底的に高めたキャラとなっている。
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最終更新:2025/12/11(木) 23:00
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