ファイナルファンタジーIX 単語


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ファイナルファンタジーナイン

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ファイナルファンタジーIX』(FINAL FANTASY IX)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が2000年7月7日に発売したプレイステーション用ゲームソフトである。略称はFF9FFIX等。

ファイナルファンタジーシリーズの本編第9作目である。

概要

ファイナルファンタジーIX
ジャンル RPG
対応機種 プレイステーション
発売元 スクウェア
開発元 スクウェア
(ホノルルスタジオ)
発売日 2000年7月7日
プレイ人数 1人
メディア CD4枚組
希望小売価格 7,800円(税抜)
予約特典 ビビのぬいぐるみ
(コンビニ予約)
CERO A (全年齢対象)
その他 <移植版>
・2010年5月20日から
ゲームアーカイブスで配信
<リマスター版>
・2016年2月10日から
iOS/Android版配信
・2016年4月14日から
Windows版配信
・2017年9月19日から
PS4版配信
・2019年2月14日から
Nintendo Switch/
Xbox One版配信

シリーズ最後のプレイステーション用タイトルであり、次回作のFF10以降はPS2にプラットフォームを移す。

主に『パラサイト・イヴ』の制作に参加したスタッフや、その他の美術力の高い海外スタッフを多く集めるため、ハワイのホノルルスタジオを拠点にし、映画版『ファイナルファンタジー』と同時進行で開発が行われた。映画版FFと同様に「生と死」に纏わる物語を主題にした作品であるが、こちらは王道ファンタジー風の世界観を採用し、鮮やかな色彩のデザインを多く取り入れている。

物語のテーマは「生命讃歌」。世界を巡る陰謀に巻き込まれながらもキャラクターたちがそれぞれの「生きる意味」を探して旅を続ける物語は非常に情緒的、哲学的で今なお根強いファンに支持されている。
特にその物語性を強く反映したキャラクターのビビ・オルニティアは本作における裏の主人公と謳われるほど人気が高い。


制作のコンセプトには「原点回帰」が掲げられており、初期ナンバリングのFFがハードの制約の関係上で多用できなかった3D表現を用いて再び"ハイ・ファンタジー"路線のFF世界の実現に挑戦した作品である。
また、PS1の持てる表現の限界を出し切ることも目標として掲げられ、次世代機のPS2に引けを取らない映像美を実現した。

同じPS1作品のFF7,8は映画やドラマのような手法を取り入れていたが、本作では非現実的・アニメ的な動き(モーション)の面白さを多様に盛り込み、そうする上で人物グラフィックを高頭身にすると絵的に不自然に映ってしまうため、頭身が引き下げられている。そのため、1つ1つの場面が一枚絵の中で起こっているような演出を獲得している。物語面においても随所に見られる叙情性に富んだ台詞回しが「演劇」を思わせる作りになっており、FFがシリーズを連ねていく毎に離れて行った"古典演劇"への回帰が見受けられる。


また、最後の一桁代のナンバリングということでFFシリーズが備える世界観を再構築する目的で身内向けすぎず退化の要因にならない程度に過去のオマージュ要素が盛り込まれている。同じく、知っている人をニヤリとさせられるようにクリスタルも復活している。
…が、発売前に公開していた作品のコンセプトが「原点回帰」で、宣伝コピーは「クリスタル、再び」だったがために、そのクリスタルの登場が終盤であることや、クリスタルの存在が大前提の冒険では無いこと、ジョブチェンジシステムが無いなどの理由で、本作でのクリスタルが予想と違う扱われ方をしている点について古参ファンは不満の声を上げていたという。(だが、本作のクリスタル自体は設定上重要な位置付けになっており、乱雑どころか寧ろプレミアムな扱いをされているのは変わりない)

発売から10周年を記念する2010年にはPlayStation Storeのゲームアーカイブスにて配信が開始。
2016年2月10日からはiOS版とAndroid版、4月14日からWindows版の配信が開始された。
2017年9月19日にはPS4版が登場。2019年2月14日にはNintendo Switch版とXbox One版も登場。
2016年以降の同タイトルはリマスター版となっている。

各リマスター版の特徴

いずれも定価2500円。新要素としてトロフィー機能、ムービーシアター(※要クリア)が実装。
ロード時間が大幅に短縮され、戦闘開始時のカメラ旋回をカットすることが可能。下記の高速モードを併用するとで更に素早く戦闘ができる。ムービーシーンのスキップも可能。

他には、ブースト機能が新たに加えられ、「オート戦闘モード」の他に「トランスゲージMAX」「ダメージ9999固定」「高速モード(移動速度、イベント&ムービーシーンの高速化)」「エンカウント無し」をポーズ画面(PAUSE)から選択できる。こちらは後で取り消しが可能。
また、コンフォグ画面から「アビリティマスター」「レベル魔石力MAX」「ギルMAX」を選ぶことができるが、こっちは一度選ぶと取り消しができないので注意。


以下、各ハードの違い。

  • スマートフォン版(iPhone、Android)
    容量は3.2GB。初回ダウンロードには更に4GB以上が必要となり、バージョンアップも4GBも必要となる。つまりは7.2GBを越える空き容量が無いとダウンロードは難しい。
    移動操作は画面上をスライドすることで可能である他に、マップ上の歩ける地点をタップするとキャラが自動的にその地点まで走っていく。開けた場所ではタップ操作がオススメ。
    ちなみにクラウド版が存在する(初回プレイ30分のみ無料)
  • Steam版(windows)
    販売サイトへ行くと「日本語はサポートされていません」と書かれているが、それは「海外圏に滞在している状態で購入した」または「海外アカウントで購入した」場合のみであり、日本圏内で購入すれば問題なく日本語に対応しているものが買える。
    また、Steam版は背景画質向上MOD「Moguri.MOD」が有志により製作されている。
    同MODは画質を向上させる機能の他に「ワイドスクリーン化」や「なわとび一発で100000回までジャンプ」や「カードのランダム値減少」や「トランス任意発動化」などの便利な機能をプレイヤー各自で編集してゲーム内に改変を加えられる「Memoria.ini」が内蔵されている。
    中でも、ATBの完全蓄積までの待機時間を省略する「ファストモード」がとても便利。戦闘を完全にターンベース制にする「ターンベースモード」も選ぶことが出来る。
    いずれも実績獲得に支障なく使用する事が出来る。(成功報酬が段階制になっているミニゲームは別)
    全BGMのうち20曲をオリジナルのものからファンメイドの楽曲に変更することも可能。
    開発者による仕様解説はこちら。
    ※旧・画質向上MODはこちら(他MODと併用不可。できればこちらより↑の使用を推奨する)

  • PS4版
    購入すると本作のキャラデザイナーの一人である板鼻利幸氏の描き下ろしカスタムテーマが付いてくる。
    移殖版とリマスター版の中で最もマップ切り替えや戦闘導入までの読み込み時間が速い。
    発売から3か月後にver.1.01アップデートが入り、BGMがステレオ再生になった他、Steam版と同じくスマホ版規格のままだったコマンド画面枠がスマートになっている。

販売状況

しかしCM広告まで打ったにも関わらず、国内・海外共に前作8よりも売り上げを落としてしまった。これは

  • ドラゴンクエストVIIと発売時期が競合したこと。DQ7はSFCからPSに移行した初のDQであり、FFよりも注目が集まっていた。
  • 以下のようにメインターゲット層が曖昧で、その両者ともFF9に対して一様に距離を保ったこと。
    • FF7、FF8と現代寄りのデザインが続く作品が続いたため、古参ユーザーが離れていた。
      特に8はかなり現代風に寄った作風であり3Dを駆使した作品だったため、FF6以前の層が原点回帰と聞いて思い描く原点のドットではなくなった9も「(たとえ原点回帰と銘打っても)FF7-8と同じようなものでは?」という憶測を生んだ。
    • 7と8でターゲットにしていた層も、その「原点回帰」を銘打ったがために9の購入を渋った。
      見ての通り、FF7-8の作風に魅かれてFFに入った層の求めているデザインとは異なる方向性の作品だったことと、7-8におけるいわゆる「近未来的ファンタジー」が本作にはあまりなく、むしろ6以前の「ファンタジーと機械文明が違和感なく混在する世界」であったため、これらの層は購入を倦厭した。
  • 当時は映画「マトリックス」の世界的なブームに伴いDVD再生機能を持つPS2が注目されていたのに加え、FF9発売の6か月前の「スクウェア・ミレニアム」でFFシリーズ初PS2作品のFF10や、同じく初MMO作品のFF11の発売が既に告知されており、ファンの金銭管理が慎重になる時期だった。
  • ゲーム雑誌への攻略情報の掲載を禁じていたこと。これは昔のようにユーザー同士で交流し、ゲームを解いてもらう楽しみを与えるためだったとしているが、この時はネット環境が今ほど普及しておらず、広告的な観点では逆効果だったといえる。
  • その結果いわゆる攻略本がなく、攻略本を片手にプレイする層の購買意欲が削がれたこと。公式な攻略本は4年後の2004年に「アルティマニア」形式で発売されており、またそれ以前も同人誌による攻略本も少なからず流通していたが、それ以外にはなかった。

などが原因とされている。

アルティマニアについて

上記の通り、当時本作は攻略本(アルティマニア)の発売をする予定がなかったという現代においては異例の処置が下されていた。これはプロデューサーの坂口氏の意向によるものである。
攻略サイト版・書籍版アルティマニアの序文に坂口氏は「攻略記事や攻略本を見ながらプレイするのではなく、自分自身でゲームを進めた時に感じる驚きや、友だちとそのゲームについて情報交換し合う楽しみを味わってほしい」という意図があったことが書かれている。
その為か、本作の内容も随所にプレイヤーの各々の想像に委ねる展開、メタファー(暗喩)がさりげなく盛り込まれており、作品を通して絵本のようなコミカルで可愛らしく癒される世界観とは裏腹に、プレイすればするほど「答え」を探し出せる作りになっている。

あのラスボス、あのキャラの消息、終盤に出てくるクリスタル…それぞれのものの配置、キャラクターたちの台詞が意味深な役割を持っていて、プレイヤーに想像を掻き立たせている。
本作のテーマである「原点回帰」にすら多様な捉え方がある。物語をクリアした後、どんなものや人が【原点】に【回帰】したのか考えるもの面白いだろう。
一方、未公開だった情報はゲームの完全攻略における隠し要素も然りで、手持ちに何も用意して無いまま完クリ派の人にはあまり良い印象は持たれていないが…

また、IX以降再び初期シリーズ(の世界観)を意識したナンバリング作品は現れなかったが、DS版FF3・FF4を経て、外伝ではあるが『光の4戦士』とその後継作品の『ブレイブリーデフォルト』が初期FFにおける王道ファンタジーの復古かつ遺伝子を受け継いでいる。

何にせよ、FF9のCM中に現れる見つからないものを、見つけるために。という主題は、それを丸々意味していたのかもしれない。

イントロダクション

何気ない流れの中で人は生きる。
不安を抱き、疑問を抱き、悲しみを抱きながら。

そして、人はなにかを求めようとする。

彼等がそうであったように。

ジタンは自分の守るべきものを。
ビビは自分の存在を。
ガーネットは自分らしさを。

霧がすべてを覆い尽くすこの世界で、彼等は自分なりの「答え」を探し求めた。
ある時は戦い、ある時は手をとりあうことで。

その「答え」は何だったのか。
彼等はそこに何かを見いだすことができたのか。

それは、この物語を紐解けばわかるかもしれない…

―パッケージ裏面より

スタッフ

  • プロデューサー:
    • 橋本真司 - 代表作: フロントミッション, チョコボの不思議なダンジョン, キングダムハーツ etc.
    • 坂口博信 - 代表作: ファイナルファンタジー, ロストオデッセイ, ラストストーリー etc.
  • ディレクター: 伊藤裕之 - 代表作: FF4, FF5, FF6, FF8, FF12, FFT, クロノトリガー etc.
  • シナリオ原案: 坂口博信
  • イベントデザイン: 青木和彦 - 代表作: FF3, FFCC, クロノトリガー, 半熟英雄 etc.
  • イメージイラスト: 天野喜孝 - 代表作: ファイナルファンタジー, 天使のたまご, タイムボカンシリーズ etc.
  • アートディレクター: 皆葉英夫 - 代表作: FF6, FF12, FFT, FFTA, ロストオデッセイ, ASH, 王様物語 etc.
  • コンセプトアート: Christian Lorenz Scheurer - 代表作: マトリックス, タイタニック etc.
  • メインキャラクターデザイン: 村瀬修功 - 代表作: Witch Hunter ROBIN, Ergo Proxy etc.
  • サブキャラクターデザイン:
    • 板鼻利幸 - 代表作: チョコボの不思議なダンジョン, FFCCシリーズ, コード・エイジ コマンダーズ etc.
    • 長澤真 - 代表作: せどうか, 瑪瑙之竜, FF7, 世界樹の迷宮, ラストランカー etc.
  • メインプログラマー: 川井博司 - 代表作: FF7, パラサイト・イヴ, 魔牙霊 etc.
  • コンポーザー: 植松伸夫 - 代表作: ファイナルファンタジー, ブルードラゴン, ラストストーリー etc.

主要登場人物

  • ジタン・トライバル
       誰かを助けるのに理由がいるかい?   
    主人公。劇団であり盗賊団でもある「タンタラス」の団員。
    明るく飄々とした性格だが、個性ある仲間を纏め支えるリーダー的素質を持ち合わせている。
    女好きで女性の顔を忘れないという特技をもっている。
    本作における重要な存在であり、その臀部に生えた「しっぽ」を含めて、ある重大な秘密を抱えている。
  • ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世 (ダガー)
       「王女らしく」ではなく、本当の自分を確かめたいの・・・・・・でも・・・   
    ヒロイン。アレクサンドリア王国女王ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世の娘で、いわゆる王女様。
    ただ一人の母親のブラネ女王の不穏な動きに気付き、他国に助けを求めるために国宝を持ち出してアレクサンドリアから脱走する。身分に気付かれないよう本名を隠すためジタンが身に着けている短剣から名を借り「ダガー」と名乗るようになる。
    パーティー参加時から召喚術も扱えるが、ある理由により消費MPが非常に高くなっている。城からの脱走時は「白魔道士」の服装を着ていて、これもFFの原点回帰の一種と思われる。

  • ビビ・オルニティア
       生きてるってこと証明できなければ、死んでしまっているのと同じなのかなぁ・・・   
    おっとりしていて気弱そうだが、あらゆる現実を素直に受け止める心の強さを持つ男の子。
    その身に隠された秘密により、序盤からストーリーに大きくかかわってくる。
    原点回帰の一環として、その姿は黄色のとんがり帽子に青色のローブという、FFTやFF4に出てくる「黒魔道士」に似せられている。帽子をかぶり直すしぐさがとても可愛い。
  • アデルバート・スタイナー
       人の為に生きることは真に自分の為なのか 教えてほしい、何のために人は生きるのか・・・   
    アレクサンドリア王国騎士団「プルート隊」隊長にして、女騎士ベアトリクスに並ぶブラネ女王付の武官。
    故あって女王の元から脱走したガーネットに付き従うも、愚直なまでに国と女王に対して勤勉だったその性格から、後半心迷うことになる。
    物理面に非常に強く、また「源氏シリーズ」「エクスカリバー」を装備できる人物でもある(アルテマウェポンはジタンが所有)。
    ちなみに半熟英雄でも将軍名「スタイナー」が登場し、趣味が「護衛」というある種徹底ぶりだった。
  • フライヤ・クレセント
       思い続けることの辛さより、忘れられるほうが怖いのじゃ・・・   
    ブルメシア王国の女竜騎士。行方不明の恋人を探して旅をしている。
    今作のジャンプは旧作のように「滞空中は無敵」というシステムであり、重装備に加えて女専用装備も装備できるとあって色々活躍できる。また、歴代FFの竜騎士にはない「竜技」というコマンドが使える。
  • クイナ・クゥエン
       好きなことやってて悪いアルか!! だけど・・・たまには叱って欲しいアルよ・・・   
    少数民族"ク族"の若者。食の道を極めるために各地の沼を旅している。
    言動が常に脳天気で、エセ中国語のような口調で話す(語尾に「アル」、驚いた時に「アイヤー!」など)。
    ステータス異常「石化」で敵を倒すと経験値が得られなくなるため、低レベルクリアを行う際には彼(?)の存在が欠かせない。
  • エーコ・キャルオル
       大丈夫だなんて思わないで・・・ 一人でいると、さみしさがいっぱいやってくるの・・・   
    マダイン・サリにて独りモーグリ達と暮らしている幼い少女。6歳だが言動は年不相応にませている。
    額に「角」を持っており、これがためにストーリーに関わることになる。また召喚術だけでなく白魔術も扱え、特に「デスペル」「ヘイスト」「ホーリー」「アレイズ」は彼女だけの特権となっている(代わりにバハムートやオーディン等、召喚術はガーネットの方が強くなる)。
  • サラマンダー・コーラル
       自分が何をしたいか、何が出来るのか 今、その答えを出せというのか・・・   

    通称「焔色のサラマンダー」。裏稼業では名の知れた寡黙な格闘家。 ブラネ女王に雇われて"王女様"を狙う事になる。
    加入時期が主要人物の中で一番遅く、ストーリー上の絡みも少ないが、ジタンよりもクールなため人気がそこそこある。
    本人曰く「売られた喧嘩は買う主義」で、カウンター攻撃を得意としている。意外にもサポーターとして立ち回ることも可能であり「なげる」により後衛に下げながら安定したダメージを与えることもできる。

敵役

  • ブラネ・ラザ・アレクサンドロス16世
    「私を本気で怒らせた奴らを徹底的にやっつけておしまい!」 
    霧の大陸における強国アレクサンドリアの女王。とんでもない巨躯を誇り、その体色はなぜか青白い。ある事をきっかけに急激な支配欲に心を囚われ、娘(ガーネット)を軟禁しようとしたり、黒魔法を使う兵士と召喚獣を用いて他の3国に戦争を仕掛けたりと野心的な行動を繰り返す。
    一番最初に挿入されるムービーで王女様のステキなご尊顔を魅せつけられるため、サムネホイホイにされることもある。
  • ベアトリクス
    「アレクサンドリアに刃向かう者は、私が許しません!」
    ブラネに使える隻眼の騎士。「百人斬りのベアトリクス」などの異名で呼ばれる泣く子も黙る女将軍。
    主君の命に従い愛剣「セイブザクイーン」を振るう裏で、支配欲のままに侵略行為を続けるブラネの豹変を前に自分の"守るべきもの"について迷いを抱く。FFシリーズの数少ない乳揺れ実装キャラ

  • クジャ
    「生の執着者たるお前の役目も終わりだ。魂の牢獄で指をくわえて第二幕を観劇するといい…」 
    ブラネの計画に肩入れをする謎の青年。長い銀髪に中性的な容姿と顔立ちをしており、大げさな言い回しを好んで使う。その正体がまたストーリーに大きく関わってくる。FF界のパンツ代表
    DFFに参戦した際はFF9の世界観を崩さないよう低めの身長になっているが、原作ではガーネットから見た彼の印象は「背の高い人」であるらしい。
  • 黒のワルツ1号/黒のワルツ2号/黒のワルツ3号
    気に入らん……何も考えられないただの作り物が一人前に小僧を守ろというのか?」
    ガーネットを城に戻すため、ブラネの手によって放たれた3人の黒魔道士。各々が強力な三属性の魔法を使いこなす。序盤におけるボスを務めるが、3度も挿入されるムービーと健気なツンデレという性格、ビジュアル系な姿形から3号が人気を博し、派生作品のFF9キャラ出身の敵キャラ枠としてよく候補に挙げられる。

世界設定

霧の大陸
"霧"によって覆われた大陸。この世界(ガイア)で最も発達した文明が存在する。この大陸以外は未開の地であり、あまり詳しいことは分かっていない。低地に淀む"霧"は特有の魔物を生み出すとも、心身に異常を及ぼすとも言われている。そのため一部の種族を除いて人々は霧の届かない高地に暮らしている。大陸を横断するアーブス山脈によってアレクサンドリア領、リンドブルム領、ブルメシア領に分かれる。
アレクサンドリア王国
ブラネ女王が治める国。女性兵士で構成されるベアトリクス隊と男性兵のプルート隊、ブラネ戦艦を配備する海上艦隊を擁する。伝統的に女性優位の気風があり、アレクサンドリアの男はだらしないと町人も嘆く。女王に向けられる民の信頼は厚いが近頃では不穏な噂が囁かれ始めている。
  • ダリ - 辺境の村。元は畑が広がる農村だったが現在では畑は潰され飛空艇の発着場となっている。
  • トレノ - 眠らない街。水辺には鼻持ちならない貴族が、高所にはガラの悪い貧困層が暮らす。
リンドブルム公国
シド大公が治める技術大国。先代大公の発明した霧機関を利用した飛空艇団を率いてアレクサンドリアとブルメシアの戦争に介入しこれを平定。その圧倒的な軍事力でそれまで争いの絶えなかった霧の大陸から戦争をなくした(飛空艇革命)。巨大な城と広大な城下町を持ち、劇場区、工場区、商業区に分けられたそれぞれをエアキャブが繋ぐ。冒険王の異名を持つシド一世によって建国された。狩猟民族をルーツとし、その名残として狩猟祭が今に伝わる。
ブルメシア王国
ネズミ族が暮らす国。一騎当千と言われる竜騎士たちを主力戦力とする。飛空艇革命以降リンドブルムとは友好関係にあるが閉鎖的で古い体質を持ち、霧機関などの機械技術を持たない。
  • クレイラ - 砂漠にたつ巨大樹の上にある街。500年前にブルメシアと袂を分かったネズミ族が住む。100年前に外界との接触を絶った。竪琴に取り付けた宝珠「砂漠の星」によって発生させた砂嵐によって守られている。
4つの宝珠
元はひとつの石で500年前の召喚実験に用いられたが実験は失敗し、石は分割され一つはアレクサンドリア、一つはリンドブルム、一つはブルメシアに(現在はクレイラに)保管される。さらにもう一つが召喚士一族に渡されたが現在では伝説上でしか彼等の存在は知られていない。

システム

通常時の操作方法説明はこちら(PC版はこちら
※カードは対戦できる相手が目の前にいる場合に選択可能。モグオ(セーブ&テント)はワールドマップにいる場合にしか呼び出せない。

バトル

戦闘中の基本的な操作(オリジナル版のコントローラーを基準にしています)

コマンド名 実行方法 備考
たたかう 初期画面から決定する 装備している武器で攻撃する
固有コマンド      〃 「特技」「剣技」「黒魔法」などキャラごとに配置されたアクションアビリティを使用する
アイテム      〃 所持しているアイテムを使用する
ぼうぎょ 初期画面で十字キーの右を押す 次の行動を入力するまでダメージを軽減
チェンジ 初期画面で十字キーの左を押す 前衛or後衛に切り替え被ダメージと与ダメージを調整
逃げる L1とR1を同時に押し続ける 戦闘から逃げ出す
ターン交代 初期画面で△を押す
スマホ版:キャラの名前を押す)
現操作キャラのATB量を保持したまま他のATBが溜まっているキャラに操作を移す
魔法の全体化 魔法名選択後にL1またはR1
スマホ版:専用アイコンを押す)
敵か味方の全体に効果を及ばせる(予め単体と全体が固定になっている魔法もある)
ヘルプメニュー セレクトボタン
スマホ版:専用アイコン、PS4版:タッチパッドを押す)
カーソルを合わせたコマンドの詳細を見る(バトル以外でも活用可能)


FF伝統のATB(アクティブタイムバトル)システムを採用。
戦闘に参加したメンバーの役割分担が鍵を握り、攻略に有用な装備やアビリティ、または戦法を予測する部分を含め、プレイヤーの計画能力が問われるという点は従来通り健在。
FC,SFCの頃のFFにあった4人体制戦闘を復活させた一方で、FF9は行動を確定してからの演出が若干長く、特に長時間モーションの技が頻出する終盤の戦闘ではスピーディーさに欠けているという声もある。
またこの仕様を利用したいつでもリジェネといつでもヘイストの併用はバランスブレイカーに挙げられるほど非常に強力。

もし戦闘のテンポが気になるようであれば、メニュー画面から[コンフィグ]を選び、バトルテンポを[はやい]に設定することをオススメする。
リマスター版はその他に上述の戦闘開始時のカメラ旋回カットや倍速モードなどの機能を活用すると非常に快適にプレイできる。

ATBゲージの他にトランスゲージが存在する。敵の攻撃を受けると蓄積されゲージが貯まるとトランスが発動し、数ターンの間キャラクターが強化される。トランスは戦闘終了毎に解除されるため、次戦への持ち越しは出来ない。 → 役に立っトランス

また、本作では心身に異常をもたらす"霧"が世界構造の重要な設定に位置しているためか、ステータス異常のバリエーションが多く、エスナや万能薬で治療できないものも存在する。
そのため、次で紹介するアビリティの状態異常を防ぐ「サポートアビリティ」は特に有用で、これを駆使することで危機を未然に防ぐだけでなく敵によっては攻撃パターンを封殺することができる。
ステータス異常の種類と治し方はこちらを参照されたい。

アビリティ

魔石力を消費して戦闘中に主に補助効果を得る装備タイプのサポートアビリティ、戦闘中に各キャラの特技、黒魔法、剣技などのコマンドから選択して繰り出すタイプのアクションアビリティに大分される。

モグタロー
 『装備品には、それを作った者の念が込められていて、あんたらの秘められた特殊能力を引き出してくれるんだ』
 『その念とあんたらの資質が共鳴したときに 秘められた能力が開花するわけさ』


アビリティは装備品に付属しており対応するアイテムを装備することで使用可能となる。
最初はその装備を外すと該当のアビリティは使えなくなるが、装備した状態で戦闘後に獲得するアビリティポイント(AP)を各キャラごとに決められた数だけ貯めるとそのアビリティをマスターすることが出来る。マスターしたアビリティは装備を外しても使うことが出来る。
装備に付属するアビリティとマスターするまでに必要なAP総数は、装備画面でカーソルを装備アイテムに合わせた時に右下に表示される。ヘルプメニューを表示することで効果の詳細を読める。(文字が灰色になっているアビリティはそのキャラでは取得できないアビリティ)


例①:アクションアビリティ編
ジタンの装備「ダガー」にカーソルを合わせると「とんずら」が付属しており、マスターするまでの必要AP総数は40であることが確認できる。戦闘をすることで必要数まで集め切るとリザルト画面でマスター完了の告知として「とんずら」の文字が表示される。その後に装備画面で確認するとアビリティ名の横の数字が書かれていた場所に三ツ星マーク(マスターした証)が表示される。
アクションアビリティは戦闘中に技として使える。白魔法はメニュー画面でも使用することができる。

例②:サポートアビリティ編
ジタンの装備「皮のリスト」にカーソルを合わせると「ビーストキラー」「ブリザト」が付属していることが確認できる。
ジタンは「ビーストキラー」の取得が可能で、マスター完了までの必要APは30に定められている。アクションアビリティと同じく戦闘で必要総数まで貯め切るとマスターし、装備品を外した後も利用できる。
サポートアビリティはメニューのアビリティ画面の「そうび」で装備できる。要求されるコスト数に影響する魔石力の最大数はレベルアップで増えていく。

アイテム

FF7、FF8と減少傾向にあった装備品のスロットが復活。武器、頭、身体、腕、アクセサリにそれぞれアイテムを装備することができる。
本作のキャラクターごとの攻撃力や防御力といったパラメータ―は装備品の依存度が高い。装備品だけではなく他のアイテムも戦闘において重要な要素になる。上に書かれているように、本作は状態異常の種類が多いので、該当する治療アイテムをこまめに補給をしておかないといざという時で窮地に立たされる場合がある。
このため、街や村を訪れた際にギル(お金)をケチったり装備の付け替えとアビリティ取得を怠ると攻略難度が上がる。(本作で低レベルクリアが可能な要因でもある。)

また、合成屋ではギルと所定のアイテムを消費して新たなアイテムを手に入れることができる。このため安易に不要になったアイテムを売ると後悔することがある。

装備品の中でも「武器」に分類されるものは特殊な効果を敵に与える特性を"秘めている"ものがあり、サポートアビリティ「追加効果発動」を装備することで引き出すことができる。("秘められている"ものだけが対象であり、そのまま「たたかう」で武器を振るうだけで効果を発揮するものもある)

アビリティ同様、ヘルプメニューを表示することで装備・アイテムの詳細を知ることが出来るので攻略する場所によって上手く使い分けていくのがいいだろう。

ATE

個性豊かすぎるなキャラクター達のバックボーンを掘り下げるFF9独自のイベント展開形態。本編を進行する操作キャラクターのいるところとは別の場所で起きている物事を垣間見れる。
通常だとプレイヤーの任意で見ることができるが、本編進行の一環として挟まれるものもある。
ATE内でどの選択肢を選ぶかによって後で見れるATEや、その内容が変化することがあり、挿入されるタイミングは多岐に渡る。

ミニゲーム

FF9には豊富なミニゲームが用意されているが中でも深度のある2つのミニゲームを取り上げる。

クアッドミスト(カードゲーム)

本作の舞台「ガイア」で世界中で流行している遊び。後にオンラインゲーム「テトラマスター」としてFF11に同梱された。

自分(青)の持っているカードから六枚を選び、敵(赤)のカード六枚と戦わせることで展開していく。
三角マークの矢印が向き合うとバトルが発生し、カードに書かれた英数字の差で勝敗が決まる。
勝つとその敵カードが自分の陣営のカードにできるだけでなく、他の矢印が他の敵カードを指していると連鎖的に陣営を広めることが可能。ただし逆も起こるので矢印の向きや数字の攻守に気を付けながら戦う必要がある。
全てフィールドにカードを出し切った時に自陣営の色のカードが多い方が勝ちとなる。

カードに書かれている4つの英数字の詳細はこちらを参照。

…覚えるのがめんどくさい?そんな時はフィールド中央に矢印の多い雑魚カード(適当にゴブリンなどでも)を置き、そこに入れ食い状態で群がる敵を、適度に数字があり適度に矢印の多いカードで叩いていけば、それなりの確立で勝てる。敵のカードが強すぎる場合は敵に赤にされた雑魚カードを攻撃し矢印を介して青にすることで巻き返せる(これは公式で紹介されている攻略方法である)

チョコボ関連

「チョコボの森」から始まる各スポットから進めていくことが出来る。物語が進み、移動手段が増えるとだんだんとお宝を発見する範囲が広がっていく。
ミニゲームだけの要素に留まらず、進展させていくと段々と強い武器が手に入っていくので、戦力不足を感じた時に進めると本編の攻略の助けになる。

  • ここほれ!チョコボ
    Disc1でリンドブルムからギザマルークへ向かう道中で「チョコボの森」に訪れることから始まる。
    森を棲み家とするモーグリの「メネ」の提案を受け地面に埋められたお宝をチョコボの「チョコ」の鳴き声を頼りにクチバシで掘り返していくミニゲーム。
    「クェ」遠く
    「クェッ!?」近く
    「クェェッ!!?」至近距離にお宝があることを示し
    お宝が埋まっているポイントを発見すると「ク、クェーッ!!」と鳴いて知らせてくれる。
    発見したお宝(アイテム)は自分のものに出来るだけではなく、掘り起こしたと同時に貰えるポイントで他のアイテムに交換してもらえるのでかなりお得。
  • チョコボのお宝さがし
    「ここほれ!チョコボ」で見つけたチョコグラフを1つセットし、そこに描かれた景色と一致するワールドマップ上のポイントを掘り起こしてお宝を見つける。
    中にはチョコボを進化に導く宝箱が存在し、これを得るとチョコの歩行可能範囲が少しずつ拡張される。
    また「デッドペッパー」を使うとヒビの入った地形などの何かありそうなポイントを調査することができる。
    物語の進行と同時に進めていくと攻略に便利な強い装備が次々と手に入る。「まーるいあいつ」に挑むにはチョコを育て切っておくと段違いに楽になる。
  • チョコボのほっと一息
    ワールドマップ上の特定の砂浜のすべてに訪れると以降砂浜でパーティーメンバーを全回復出来るようになる。
    宿屋でも治せない状態異常でもあっさり治療することが出来る。



    上記以外のミニゲーム一覧
  • モグネット - 世界各地にいるモーグリたちの手紙を配達する。すべすべオイル入手に必要。
  • カエルとり - 捕まえた数によってクエール師匠からアイテムが貰える。カエル落としの威力に影響。
  • オークション - トレノのオークション会場で参加できる。
  • わらしべ長者 - オークションで手に入れた珍品を街人に転売できる。エクスカリバー入手に必要。
  • ○×クイズ - フィールドマップの森で遭遇する。正解率80%以上でまもりの指輪入手。
  • 精霊モンスター - フィールドマップ上で遭遇。すべての精霊に原石や宝石を渡すとオズマが弱体化。
  • コーヒー豆 - 物見山のモリッドにコーヒー豆を渡す。3つすべて渡すと劇場艇の模型をくれる。
  • ステラツィオ - いわゆるちいさなメダル。すべて渡すととんかちが手に入る。
  • トレジャーハンターランク - アイテムの入手状況。Sランクだと4本腕の男の本名が判明。
  • 腕試しバトル - トレノのナイト家でタイマンバトル。ストーリーの進行度合いで相手が変化。
  • ナワトビ - エーコかビビでプレイ可。1000回以上でキング・オブ・ナワトビ入手。
  • チャンバラ - ブランクの指示に従いボタン入力。ノーミスでブラネ満足。100人満足でムーンストーン入手。
  • 狩猟祭 - 街に放たれたモンスターを倒してポイント獲得。残り4分30秒で所定のマップにザグナル出現。
  • 発掘 - つるはしを借りてアイテム探し。マダインの指輪が入手可能。壁を掘ってクッポ出現。
  • かけっこ - ○と□の交互連打。レベル10毎にカード入手。レベル80でアスリート・クイーン入手。
  • シャッフルゲーム - シャッフルされるゼネロ、ベネロ、ゲネロから指定の人物を当てる。
  • ブラックジャック - エンディング後のTHE END画面で所定のコマンドを入力するとプレイできる。

音楽

植松伸夫がスクウェア在籍時代に全曲作曲した最後のFFナンバリング作品である。曲数も4枚組「オリジナル・サウンドトラック」の他に、入りきらなかった楽曲(主にムービー用楽曲)と未発表テイクを収録した「オリジナル・サウンドトラック プラス」が発売されるというシリーズでも有数のボリュームを誇る。

バリエーション豊かなジャンルの楽曲が使われているが、制作当初は古楽がテーマに掲げられており、「いつか帰るところ」やそのアレンジ曲等、一部楽曲にはその名残が伺える。

原点回帰作ということもありバトル曲でのお馴染みのイントロやファンファーレの後半メロディが復活。他にも「グルグ火山」、「パンデモニウム」、「ドーガとウネ」、「ルーファウス歓迎式典」といった過去作のアレンジ曲も登場する。

主題曲
  • Melodies Of Life
    • 歌: 白鳥英美子
    • 作詞: シオミ(伊藤裕之)
    • 作曲: 植松伸夫
    • 編曲: 浜口史郎
  • Ancient Music version of FU-RU-SA-TO
    • 作曲: 植松伸夫
    • 編曲: 黒澤邦彦

『Ancient Music version of FU-RU-SA-TO』とは「いつか帰るところ」を含むそのアレンジ楽曲群を指す。オリジナルヴァージョンの「FU-RU-SA-TO」についてはゲーム中で使われておらず、北米で発売されたサントラ「Final Fantasy IX: Uematsu's Best Selection」にのみ収録されている。

また、元々のメインテーマは『Melodies Of Life』のアレンジ曲だが、これもゲーム中では使われず『Main』というタイトルで「オリジナル・サウンドトラック プラス」に収録されている。

主題歌を歌った白鳥英美子氏はこの作品で縁があってか、アルバム「CROSS MY HEART」でファイナルファンタジー伝統のメインテーマ曲に歌詞を付けた「Message ~虹~」を歌い上げている。同CDではFFとは別に「Forget me not わすれな草の伝説」で植松氏と再びコラボしている。
他に、FF7のエアリスのテーマのアレンジ曲の歌詞を担当した。

関連動画

公式CM・プロモーション映像、デモ画面

スタッフインタビュー

BGM集

実況動画

フリースタイルプレイ

解説・考察(※ネタバレ注意)

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関連静画

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • ゲーム
  • スクウェア
  • スクウェア・エニックス
  • ファイナルファンタジー
  • ファイナルファンタジーの関連項目一覧
    • 制作スタッフ
      • 坂口博信
      • 植松伸夫
      • 天野喜孝
      • 伊藤裕之
      • 皆葉英夫
      • 板鼻利幸
    • 楽曲
      • いつか帰るところ
      • この刃に懸けて
      • 永遠の豊穣
      • ローズ・オブ・メイ
      • 守るべきもの(FF9)
      • 独りじゃない
      • 銀竜戦
      • 破滅への使者
      • 最後の闘い(FF9)
      • Melodies Of Life
  • 厚手のハンカチをご用意ください
  • 役に立っトランス
  • ロリマンダー
  • ペプシマン(永遠の闇)
  • オズマ(FF9)
  • 誰かを助けるのに理由がいるかい?

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最終更新:2025/12/07(日) 00:00

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