フレスコ画修復シリーズ 単語


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ドウシテコウナッタ

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フレスコ画修復シリーズとは、ニコニコ静画でのタグの一つである。

概要

スペインで「世界最悪の絵画修復」と揶揄されるキリストの修復画を元にしたパロディ作品に付けられるタグである。

事の発端

発端は2012年8月23日のニュースである。
スペインのある教会に、100年前に描かれたイエス・キリストのフレスコ画があったが、時の流れの中で痛み、表面がボロボロになってしまっていた。

このような場合、普通ならプロの修復士の手で劣化前の状態に見事に修復されるはずである。はずである。(大切なry)

そんな風に事が進んでいく中、一人の信心深いおばあちゃん(80)が「こんなボロボロのキリスト様かわいそう」と義憤にかられなんと自分で修復を始めてしまったのである。その結果、猿みたいなキリスト(→リンク)が誕生してしまった。

このおばあちゃんは自称画家なのだが、もちろんプロの修復士ではない。司祭の許可の元修復を行なっていたと語っており、この修復はまだ途中であるとのこと。しかし元のフレスコ画の作者の孫は「作品を滅茶苦茶にされた」と落胆している。町役場では、どのようにすれば作品を元の状態に戻せるか調査中であるという。

このニュースは修復後の絵面の可笑しさとともに世界中に発信され、笑いものになると同時に賛否両論を生んだ。

「これはこれで味がある」「気持ちがこもっていればこれも立派なキリストだ」「彼女なりの絵心を加えたんだ」など肯定的に捉える声もあり、絵画修復の在り方に一石を投じることとなった。

パロディの流行

ここまでは只の「残念な事件」だったのだが、ネット上でこの修復画のコラ画像を作ることが世界的に流行してしまう。

そのおかげかこの修復画はカルト的な人気が出て「直さないで!」と署名が集まっているほか、この絵を観るために教会を訪れる人が増加し、Tシャツになったり、教会近所の飲食店ではチョコレートで修復版を描いたクレープまで売られる等、地元の経済に貢献しているとか。イイハナシカナー?

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関連項目

  • これはひどい
  • どうしてこうなった
  • 悲劇的ビフォーアフター
  • なんということをしてくれたのでしょう

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