フンボルトペンギン(けものフレンズ)とは、ソーシャルゲームを始めとするメディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(擬人化して女の子となった動物のキャラクター)である。
CV:高橋花林(ゲーム版)、築田行子(アニメ版)
概要南アメリカの沿岸部に生息し、日本の動物園で最も飼育数が多いペンギン・フンボルトペンギンのフレンズ。ペンギンアイランドで誕生した、ジャパリパークで人気のペンギンアイドルグループのメンバーたる1人。
愛称は「フルル(ふるる)」。のほほんとしたゆる気質を持った、ボケばかりでツッコミなしの天然っ娘キャラな女の子。メンバーからは面倒をよく見られているようで、特にイワトビペンギン(通称・イワビー)からはツッコミ含めて親しい仲らしい。
ペンギンといったら南極大陸などの寒い場所に住むイメージだが、フンボルトペンギンは比較的暖かい南米大陸沿岸部に住むペンギン(南極大陸に住むのはアデリーペンギンとコウテイペンギンの2種のみで、大多数は南極大陸に接する海の島に住む。本ペンギンやケープペンギン・ガラパゴスペンギンのように、むしろ暖かい場所に住むペンギンもいる)。そのため、フレンズ化した後も暖かい場所を好み、寒いのは猛烈に苦手。
外見ペンギン系フレンズ共通のペンギンカラーのジャージをワンピース風に着込んだ女の子。下半身は白い下着のようなものが見えているが、これは同じペンギンアイドルグループメンバーのコウテイと同じ、白い水着(ペンギンの胸骨をイメージしたもの?)を着ているものかと思われる。他には靴下と黒いブーツを履いており、ブーツの色は元ネタになったフンボルトペンギンの足の色と同じ。長袖に包んだ腕はオールのようなペンギンの翼を再現している。
髪の色は黒色。ペンギン系フレンズ共通のイヤホンを装備。前髪の配色は元ネタの嘴付近の色合いを参考としている。ピンク色の部分も嘴を表現している。
ゲーム版アイドルユニットの『PIP』の、フンボルトペンギン。
私、実は猛烈に寒いのは苦手なの。暑いのは平気なんだけどね。
PIPのほかのメンバーにはよく面倒見てもらっています。
特にイワビーからはよく突っ込まれるの……。アプリ内プロフィールより
他の子と比べて個性足りてないかな……
でも、フンボルトペンギンだって……フルルだって頑張っちゃうんだから!アプリでのスカウト時台詞より
ピュア属性(緑)のレアリティ度5(ゲーム中最大レア)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは回復・サイズはM。水棲哺乳類・鳥類が属するグループ「ウォーターガールズ」に加盟しているフレンズの1人。固有スキル「ラブラブキスアピール」は30秒の間自軍攻撃力が30%アップする効果。
アイドルユニット「PIP(ピップ、Penguin Idol Project)」のメンバー。不器用だが頑張り屋さんな、健気な女の子。
「ウォーターガールズ」のグループクエストでは、ミライの発案したグループ結成の為に、そしてアイドルの先輩であるアゴヒゲアザラシ(タマちゃん)に認めてもらう為に、他のPIPメンバーと手分けして、パーク中を巡っていく。極度な面倒くさがりなセイウチに対しては、努力の末に習得したタンバリンとトライアングルによるソロライブを見せる、という約束をし、勧誘する。一方でバイカルアザラシの勧誘時には温泉の誘惑に負けてしまうという、流されやすい一面も。その後はイワビーに怒られながらも、コウテイとタマちゃんの許へ急ぐ。
メインストーリーの9章でも登場。水上レストランエリアにて、大型セルリアンによって起こされていた急流を他のPIPメンバーと共に正面突破しようとするも、苦戦していた。
大型セルリアン撃破後は、お掃除ライブを提案。イワビーにも珍しく気に入られ、他のPIPメンバーも全員一致、更にタマちゃんも参加し、5人で場を盛り上げていく。
アニメでの活躍![]() |
ペンギン目 ペンギン科 フンボルトペンギン属 フンボルトペンギン Humboldt penguin |
第8話「ぺぱぷらいぶ」で登場。ペンギンアイドルユニット「PPP(ペパプ、PENGUINS Performance Project)」のメンバー。愛称は変わらずの「フルル(ふるる)」で性格も似ているが、「PIP」のフンボルトペンギンとは別フレンズらしい。
おっとりとして抜けている面が目立つ、独特なペースの持ち主。余りにもマイペースなためダンスの振り付けでのテンポが遅れていたらしい。後述のマーゲイの発言の件でも、自分達の面前で言われたのに、全く気付いていなかった。
食いしん坊キャラのようで、ライブを控えて他のPPPメンバーらが緊張している場面でも「誰かジャパリまん持ってないー?」と食べ物のことを考えていた。さらにライブ直前でもジャパリまんを口に咥えている。しかしそのズレたところが、他のメンバーの空気を和ませてもいるようだ。
再結成1年後の結成お披露目・ライブ告知イベントを終え、直後の練習でサーバル・かばんちゃん・マーゲイと出会う。ライブ直前でマーゲイの発言でロイヤルペンギン(通称・プリンセス)が逃亡してしまうというハプニングに遭うが、マーゲイの協力もあり、トークでサーバルがプリンセスを連れ戻すまでの場を維持した。プリンセスも無事戻ってきてライブは大成功。港へ向かう一行を見送った。
なおライブ後の語らいの時、コウテイが過去の過酷な生き様を振り返り「我ながら困難な生き方してたよ……」と言ってプリンセスから「コウテイ、そういうの好きだもの」と返された。そこにすかさずフルルが「そういうのー、マゾっていうんだよね」と発言。イワビーから「なんでお前はそういうのだけ詳しいんだぁ?」と突っ込まれている。
ちなみに、結成お披露目・ライブ告知イベント直後の場面で「ねーねー、さっきの丸い石ー、卵みたいだったよねー。かわいいー!」と言っている。画面には「丸い石」など映っていないので不可解なシーンに思えるかもしれないが、これは「日本の一部の施設では、フンボルトペンギンの増えすぎを抑制するため石や石膏で作った擬卵を卵とすりかえている」という事実を元ネタにした台詞である。
その後の9話では「(フレンズは)どーゆー時に生まれるんだっけー?」と疑問を口にしたあとは、何故か一人だけピンク色のジャパリまんを咥えていた。
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最終更新:2025/12/11(木) 20:00
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