ペペ（ポルトガルのサッカー選手）とは (ペペポルトガルノサッカーセンシュとは) [単語記事]

ペペ(ポルトガルのサッカー選手、Kepler Laveran Lima Ferreira,1983年2月26日)とは、ブラジル出身のポルトガル人サッカー選手である。Pepeと綴られる。ポジションはディフェンダーのCB。リーガエスパニョーラのレアル・マドリードCFに所属している。愛称はパブロなど。サッカーポルトガル代表。ブラジル国籍も所有している。

概要

ブラジルでサッカーを学び、2004年にFCポルトに移籍。2007年に移籍金3000万ユーロというDFとしては高額の移籍金でレアル・マドリードに移籍。すぐさまポジションを確保しファビオ・カンナバーロやセルヒオ・ラモスらとレアル・マドリードDFを担い、現在に至っている。基本的にスキンヘッドの風貌である。

対人能力に優れ、フィジカルや守備力などCBとしての能力は素晴らしいものがある。またテクニックやボール奪取力はDFでは世界トップといっても過言ではないほどである。ボランチもこなせるなどサッカー自体の能力は非常に高い。

一方で素行に問題があり、ラフプレーや退場が多く、またピッチ上で暴力沙汰を度々起こす点が難点である。暴力においては2009年のエスパニョール戦で相手選手に擁護不可能な蹴りや踏みつけを見舞い、10試合出場停止になるなど大きな問題となった。また怪我が多く、彼の離脱によってチームの守備が崩壊することもあるため、その点で難がある選手といえる。相手を挑発するような行動も多い。彼の素行の悪さは、日本の番組であるマツコ&有吉の怒り新党で取り上げられ、一般人にも反響を呼んだ。

サッカーポルトガル代表にも2007年以降常時招集されており、EURO2008・2012や2010W杯にも出場。クリスティアーノ・ロナウドらとともにポルトガル代表を主力として支えている。

リーガで負傷し、一時記憶障害を起こした際、自身を「パブロ」と名乗ったことがある。セルヒオ・ラモスらと仲がよく、一緒に踊っていたりする。