メクレンブルク=フォアポンメルン州(Land Mecklenburg-Vorpommern)とは、ドイツ連邦共和国を構成する16連邦州のひとつである。ドイツ北東部に位置する。
メクレンブルク=フォアポンメルン州は、ドイツの北東部、バルト海沿岸のメクレンブルク地方とポンメルン地方の西側とを主たる領域とする州である。かつて東ドイツ(ドイツ民主共和国;DDR)の領域に創設された「新連邦州」のひとつ。近年過疎化が進んでおり、人口密度が最も薄い州となっている。
メクレンブルク=フォアポンメルン州は、その南はブランデンブルク州と、南西はニーダーザクセン州と、西はシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州と接しているほか、東はポーランドとの国境を成している。州の北にはバルト海(Ostsee)が広がっている。
州の北東にはドイツ最大の島であるリューゲン島(Rügen)をはじめ、ウーゼドム島(Usedom)やヒッデンゼー島(Hiddensee)といった島が連なっており、夏には多くの海水浴客が集まるほか、州西部のメクレンブルク地方には湖が点在し、この「湖水地方」にも観光客がやって来る。日本からの観光客はかなり少ないが、かつてのハンザ同盟の歴史を今に伝える港湾都市などの魅力がある。
人口10万人を超える都市は次のとおりである(2012年現在、人口の多い順に配列)。
州都のシュヴェリーン(Schwerin)は人口約9万人と、ドイツの州都としては最も人口が少ない。バルト海沿岸およびバルト海に注ぐ河川の河口付近に多くの中小都市があり、西から順にヴィスマール(Wismar)、ハイリゲンダム(Heiligendamm)、ヴァルネミュンデ(Warnemünde)、シュトラールズント(Stralsund)、グライフスヴァルト(Greifswald)、ヘーリングスドルフ(Heringsdorf)などが挙げられる。
州内に立地する主な世界遺産は次のとおりである。
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最終更新:2025/12/13(土) 00:00
最終更新:2025/12/12(金) 23:00
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