メタルマックスリターンズとは、FCで発売されたRPG「メタルマックス」をSFCでリメイクした作品である。
メタルマックスの概要についてはメタルマックスの項目である程度説明されているので、
ここでは初代との相違点を主に挙げていく。
初代では賞金首は11体存在していたが、
リターンズで新たに5体の賞金首が追加され、合計で16体となった。
これら新登場の賞金首の存在を受けて、
既存の賞金首も行動パターンや能力が大きく変わっている。
初代ではシャシーの性能強化と穴を開けること、エンジン出力アップしか出来なかった改造だが、
2では各パーツの改造を行うことが可能になり、さらにデチューンを行うこと、
シャシーの穴の種類を変更することも可能になった。
リターンズは2の改造システムをベースとしている。
特徴的なのはシャシーの穴に関する改造で、
2のように全ての部分の穴を好きに変えることが出来る訳ではないが、
同時に1ヶ所に2つ穴を開けるシャシーが何台か存在する。
分かりやすく言うと、S-Eの穴にATMミサイルなどを2門積んで、
一度の攻撃で2発発射という芸当が出来るようになった。
シャシーによっては機銃を2つ同時に積むと言うことも可能。
SFCの容量を利用し、装備が大幅に増えた。
トレーダーのキャンプでしか売っていない珍しいものや、どう見てもネタでしかないものまで様々。
前述のとおり大容量化により、戦闘時のエフェクトも個性的になったため、
実威力の他に外見で選ぶなどの拘りを持つこともできるようになり、より「メタルマックスらしく」なった。
特に前作まで文字通りお荷物でしかなかったS-Eが威力、外見、攻撃範囲共にバラエティに富み、
さらに、「二刀流」により、ゲームバランスを崩しかねないほどの威力をたたき出すことも可能となった。
新しいダンジョンとして、驚異的なショートカットを敢行することが出来る「東西線地下鉄跡」と、
後半の街にそびえ立ち、メタルマックスシリーズの世界観の一部分を
垣間見ることが出来る「デビルズタワー」が追加された。
また、ラストダンジョンである「地球救済センター」の上層部の構造が変化しており、
初代では最初から戦車で乗り込むことが出来たのが、
リターンズではある程度の段階を踏まないと戦車で入ることが出来なくなっているなど、
攻略難易度が上昇している。
その代わり、そこでのビッグキャノン戦がカットされている。
2以降命中率と回避率の性能が付加されたCユニットは、
最も安価なCユニット以外に、それぞれプログラムが設定されていて、
主に、戦闘時の補助や移動時の補助に分けられている。
中でも「援護」は、ある機銃と組み合わせることによって、
ゲームのバランスを根本から覆すほど強烈な性能を持っている。
あまりにも圧倒的すぎてゲームがつまらなくなる可能性も否定できないので、使用の際は自己責任で。
以前のシリーズでは地図を見ることと、
衛星レーザーを発射する機能しかなかったが、
リターンズでは町や村の情報、戦車の情報、賞金首の討伐情報など、
さまざまな情報を見ることが出来るツールとなっている。
これらの機能は、町やダンジョンにあるコンピュータからロードすることで、追加していくことが可能。
衛星からレーザーを発射する機能は追加プログラムという扱いで、
最初は使うことが出来ない。
以前のシリーズで見れた戦車データは、
BSコントローラの機能としてまとめられたため、
スタートボタンで直接見ることが出来なくなった。
渚の洞窟で手に入るパンサーはティーガーに、
ポートスラムで手に入るタイガーはエイブラムスに、
ゴーストベースで手に入るKタイガーはホワイトタイガーに変更となった。
ホワイトタイガーはオリジナルの戦車。
重量は全戦車の中で最も重いが、守備力は全戦車中最高で、
副砲とS-Eの穴を2つずつ開けることが可能と、
最後の戦車の名に恥じない高い火力と固さを持っている。
また、レンタルタンクは、初代では自分が所有できるシャシーがベースだが、
リターンズでは全てレンタルタンク独自のシャシーが使われている。
ある条件をクリアすると、BSコントローラからレンタルできるトラクターは必見。
初代の頃はなかったイベントやミニゲームがあったり、
台詞回しが所々変わっているので、
初代と比較しながらプレイしてみると面白いかも。
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最終更新:2025/12/12(金) 16:00
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