メドローアとは、ダイの大冒険及びドラゴンクエストシリーズに登場する呪文・技である。
最初に登場したのはダイの大冒険のオリジナル呪文としてで、このページ内で「原作」と出た場合はそちらを指す。
ポップの師匠である大魔道士マトリフが独自に開発した[1]極大消滅呪文であり、
物質の分子運動に対してプラス(メラ系)とマイナス(ヒャド系)の魔法力をスパークさせて生み出した、あらゆる物質を消滅させるエネルギーを光の矢として放つ、恐ろしい呪文である。
初登場はダイの大冒険18巻。
全く呪文が効かないオリハルコンで生み出された敵が登場し、その対抗策としてマトリフがポップに伝授した呪文が
メドローアであった。
その伝授の方法も凄まじく、何とマトリフが射ったメドローアをポップ自身のメドローアで相殺させる、つまりポップは相殺に失敗すれば消滅してしまう、というものであった。[2]
最初ポップはよけて逃げようと考えるが、マトリフが自分のために命を削り、吐血しながらも呪文を射とうとしている様を見て、「こいつをよけたら、二度とあの人を師匠と呼べない」と、受ける決意を固める。
一応は相殺に成功するものの、ポップは元々メラ系の素養の方が高く、ヒャド系とのバランスが取れていなかった為、受け止めている途中でヒャド系を出している右腕が燃え出してしまい、その後の使いこなすまでの特訓でも右腕に何度も火傷を負うこととなる。
以後はポップの切り札的な呪文となる。しかし、その一撃必殺性のためか、実際敵に当たったことは少ない。
また、その強力さゆえ、弱点もいくつかある。
・純粋にメラ・ヒャド系の上位呪文であるので、対魔法力系の対抗策が普通に効いてしまう。特に魔法反射(マホカンタ系列)の呪文や効果は致命的。マホステも有効である可能性が高い。
一撃必殺のその威力のため、反射された時の危険は他呪文の比ではなく、マトリフもこの事を忠告をしていた。
・魔法力自体を吸収する相手には効果がない。
・魔法力消費が異常に大きい。
メラゾーマを20発以上余裕で撃てるポップでも、「勇気」の心覚醒以前は2~3発しか射てなかったとの事である。
(ダイの大冒険21巻の巻末スペシャル・キャラクターQ&Aコーナーより)
・身体的負担も大きいようで、マトリフは射る度吐血しており、ポップも射った後よろめいたことがある。
連載200回記念の技人気ベストテンでは2位のアバンストラッシュ(ダイ)を抑え[3]、1位に輝いている。
「きょうりょくプレイ」での連携特技として登場。組み合わせはメラゾーマ×マヒャド。
敵1体に約700~900もの大ダメージを与え、原作に準じた一撃必殺の威力と言える。エフェクトもほぼ原作と同じ。
ちなみに、このゲームの連携特技には他にもダイの大冒険オリジナルで登場した技がいくつか登場している。
基本的にドラゴンクエストモンスターズ2と同じだが、自分の仲間同士の連携で出せるようになった。
エフェクトは、炎と氷を融合→光の柱が突き上げる、といった感じに変わった。
ディーンとの合体必殺剣として登場。
ディーンが放った炎と氷を∞の形に剣(Wiiリモコン)を振って合成し、突きを放って発動させる。
呪文ではなく剣技の系統で、見た目も炎を纏った氷の塊となっており、原作のメドローアとは大きく異なる。
炎と氷の融合技という点から来ているのだろう。一応、ディーンの炎と氷の出す手は原作と同じ。
ちなみにギガスラッシュと同じ威力(190)である。
チャレンジバトル(2Pプレイ)での究極必殺技として登場。組み合わせは炎系統+氷系統で多数存在。
エフェクトは、炎と氷の力を融合させ作り出した光の力が、閃光となり上方から敵をなぎ払う、というもの。
光呪文で極大消滅呪文(消滅させないが)と、限りなく原作と同じ設定になっている。
某ゲーセンに生息する魔法戦士がごく稀に使う大魔法をこの名でよぶこともある。
メドローアのそものが登場する動画やメドローアを連想させる(炎×氷等)動画、合うはずのないものをうまくあわせた動画に付けられる場合がある。
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最終更新:2025/12/13(土) 01:00
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