ロックマン9 野望の復活!! 単語


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ロックマンナインヤボウノフッカツ

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ロックマン9 野望の復活!!とは、カプコンから発売されたロックマンシリーズの9作目である。

海外名は「Mega Man 9」となる。

概要

初代ロックマンシリーズの第9作。初代シリーズの新作は、移植・リメイクを除くと前作『ロックマン8 メタルヒーローズ』以来約12年ぶりとなる。グラフィックやBGM、効果音など、ファミコンの新作という意識で制作されている。

本作の存在は、OFLCの審査通過リストに『Mega Man 9』が確認されたことから明らかになった。その後、北米の任天堂公式雑誌「Nintendo Power」にてWiiウェアで配信されるという記事が掲載された。OFLCへの審査通過内容からマルチプラットフォーム展開の可能性が示唆され、後に米国のゲームメディアIGNにて公開されたトレイラーにより海外ではプレイステーションネットワークとXbox Live Arcadeを介しての配信も行われることが明らかになった。

ニコニコ動画にて公開されている、ニワンゴが行った稲船敬二へのインタビューにおいて、本作の動画が初めて公開された。この動画やプレスリリース、ゲームメディアの報道により、日本国内ではWiiウェアとして販売することが明らかになっている。(出典:ウィキペディアの「ロックマン9 野望の復活!!#概要より」)

日本では、Wiiウェアでは2008年9月24日に、Playstation NetworkとXbox Live Arcadeでは2009年6月24日に発売された。

ダウンロードコンテンツによる追加要素

Wiiでは2008年10月7日から、PS3とXbox360では2009年7月8日から追加コンテンツの配信が開始。

ブルースモード

操作キャラがブルースになり、本作のロックマンでは不可能になっていたスライディングが可能だったり最初からジェットが使えたり細かいところが異なっている。ただしブルースモードでのプレイはランキングに登録されない。またストーリーも存在しない。

エンドレスモード

作中のマップとは別のマップで体力が0になるまでにどれだけ進めるかを競う。

スペシャルステージ

タイムアタック用のステージ。道中は中ボス?ラッシュなので、今までの修行の成果が試される。
ボスはニセ警官ロボのフェイクマン。自分から進んで悪事を働くように設計されているらしい。愛用銃はリボルバー。
タイムアタックなので、一度ティウンティウンしたら最初からやり直しする羽目になる。

ヒーローモード

ゲーム本編の敵の配置が難しくなったもの。

スーパーヒーローモード

ゲーム本編の敵の配置がとても難しくなった物。

登場キャラクター

ロックマンのキャラクター一覧も参照。

ボスキャラクター

新生ライトナンバーズ

  • DRN.065 コンクリートマン
    「あんたたちと…」
    ダム建設用ロボット。真面目な職人気質で、仕事をさぼるロボットには厳しく接する。
  • DRN.066 トルネードマン
    「自分たちの都合で我らを処分しようとする身勝手な人間どもよ、われらの怒りを知れ!!」
    空中気象調整所に配備されたロボット。トルネード発生装置を用いて上陸前の竜巻を相殺して被害を未然防止する役目を持つ。『ロックマン10』のウェポンアーカイブでは9の代表に選ばれている。
  • DRN.067 スプラッシュウーマン
    「あたしたちはただ造られいずれ新型にとって代わられる…そしてその新型もまた……」
    海難救助用ロボット。人魚のような姿が特徴。美声を活かしたカラオケが得意で、芸能界からの誘いもあるが断っているという。
  • DRN.068 プラグマン
    「暴走…ね。かつてのあなたたちと僕たちを重ねてるのかい?」
    テレビ工場勤務のライン監視用ロボット。電気街に行くのが日課で、マニアックな友達に会う事が楽しみ。
  • DRN.069 ジュエルマン
    「私たちの行動と言葉は廃棄されていく仲間<ロボット>の想い…」
    目立ちたがり屋な性格のロボット。ダイヤモンド鉱山の研磨作業の仕事に従事している。
  • DRN.070 ホーネットマン
    「簡単に、単純に『暴走』としたいのならそうすればいい……だが!!」
    フラワーテーマパークの管理ロボット。植物に関する豊富な知識を持つ。
  • DRN.071 マグママン
    「俺たちは……違う!!」
    マグマ内部でも活動が可能な地熱発電所安全管理ロボット。温泉巡りが趣味で、効能にも詳しい。
  • DRN.072 ギャラクシーマン
    「我々は自らの意思でこの戦いを望む」
    UFOのような姿が特徴の宇宙研究所の助手ロボット。高い演算能力を持ち、手足を畳んで飛行する事も出来る。

ワイリーステージボス

  • スパイクプッシャーズR&B
    鬼の顔の様な形状のロボットで、4つに分かれた通路に1体ずつ配置されている。一撃必殺のトゲ付き鉄球を押し出してくるので、ロックマンはそれを押し返して応戦する事になる。
  • メガメックシャーク
    巨大なサメ型飛行メカ。3つの部位それぞれにHPが設定されている。
  • ツインデビル
    デビルシリーズの新型。緑とオレンジのゼリー状の物体をコアが行き来する。分裂移動時にコアが露出した時が攻撃のチャンス。
  • ワイリーマシーン9号&ワイリーカプセルグレートⅡ
    ラスボス。怪獣のような姿をしたワイリーマシーン。第一形態はホバー移動しながらバウンドする卵型爆弾を吐き出してくる。ロックマンの攻撃は一切聞かないのでこの卵を押し返して何度かワイリーマシーンにぶつけ、爆発させることでしかダメージを与えられない。
    第二形態は押し潰しや火炎放射による攻撃を行う。この形態からこちらの攻撃でもダメージを与えられるようになる。最後のワイリーカプセルは色によって弾道の異なるエネルギー弾で攻撃を行う。

特殊武器

  • コンクリートショット(コンクリートマン)…消費EN2、連射数3
    着弾するか敵を倒すとブロックになるコンクリート弾を発射。ブロックは足場として利用する事が可能。マグママンステージのマグマレーザーや最終ステージのレーザートラップを一定時間無力化する効果もある。ズマプラー、オコストボン、カキンバタンク、ストンパー、中ボス以外の敵は一発で撃破してブロックに変えてしまう。但しアイテムを落とさない点には注意。
    最終ステージではレーザートラップ対策としてほぼ必須だが、同ステージには特効対象となるボスが複数登場する為EN管理に悩まされる事になる。RTAではブロックを使用した攻略時間短縮が可能なので、コンクリートマンステージを真っ先に攻略するのが定石となっている。
  • トルネードブロー(トルネードマン)…消費EN7
    無数の竜巻により画面全体を攻撃。プロペラ付きのリフトを浮かせる効果もある。大半の敵を吹き飛ばして一掃してしまい、ついでに敵弾も吹き飛ばす。しかもメットを閉じたメットールβ等の無敵状態の敵すらも対象なのが優秀。中ボス、カキンバタンク、ストンパーはダメージを与えるのみだがチャンキードラゴンは体に纏うチャンキーと吐き出してくる火球を吹き飛ばしてしまい無力化できる。
    なお、グラビティ―ホールドやウインドストーム同様この武器で倒した敵はアイテムを落とさないので注意。前々作のアストロクラッシュ同様燃費が劣悪な上消費量を軽減する事も出来ないので、殲滅力は随一だが使いどころをしっかり見極めること。
  • スプラッシュレーザー(スプラッシュウーマン)…消費EN0.5、連射数3
    水を凝縮して生成したトライデント上のエネルギー弾。敵を倒せなかった場合や無敵状態の敵に命中した場合も含め例外なく敵を貫通するので横ラインに並んだ敵を纏めて攻撃できる。シールドアタッカーやマシンガンジョーといった前方からの攻撃を防ぐ敵に対してもダメージを与えられる。
    過去作で言う所のニードルキャノンやヤマトスピアの上位互換に近い性能で、シンプルに使い勝手の良い武器と言える。但し挙動が類似するロックバスターと違い攻撃が命中した敵は弾が完全にすり抜けるまで無敵となる為、調子に乗って速く連射しすぎると追撃ダメージが与えらない事も。大型の敵相手には連射間隔を調節して無駄撃ちを避けたい。
  • プラグボール(プラグマン)…消費EN0.5、連射数3
    地形に沿って進むプラズマ弾を発射する。従来の地走系武器とは異なり天井を移動する事も出来る。
    連射可能であり弾速も早いので敵の処理速度も速い。9は全体的に優秀な武器が多いが、このプラグボールも地走タイプの武器としては屈指のスペックである。強いて言えば地走系であることが足かせと言えなくもないが…。
  • ジュエルサテライト(ジュエルマン)…消費EN4
    ダイヤ状の防御ビットを展開。敵の弾(ただし、ボスが使用する物を中心に防げない物もある)を反射して逆にダメージを与える事が出来るほか、脆い敵を倒した場合は従来のバリア武器と違いそのままビットが残り続ける。この性質を利用すれば無限発生するテリーXを利用したアイテム稼ぎも出来る。
    前方に飛ばす事も出来るが、上述した強力な防御性能を誇り消費EN4とは思えないほどのステージ制圧力を有するので敢えて射出する必要は薄い。
  • ホーネットチェイサー(ホーネットマン)…消費EN1、連射数3
    追尾性能のあるハチ型メカを発射。ブーメランカッターやワールド4のリングブーメランアイテムの様に回収する機能もあり(ただし缶アイテムは対象外)、倒した敵がアイテムドロップした場合、そのまま持ち帰ってきてくれる。
    画面内に敵とアイテムが両方いる場合は敵の方を優先する為、アイテムが落ちているからと言って敵の処理が疎かになる事はない。
  • マグマバズーカ(マグママン)…消費EN0.5(チャージ版は3)
    3WAYの火炎弾を発射する。前作迄のロックバスターの様にチャージショットも可能。しかし威力3倍なのに対し燃費は6倍になるので費用対効果は悪化してしまうのが難。
    また、3WAYという攻撃範囲に関しても9にはほかに複数の敵を攻撃できる武器が充実しているので特筆すべき要素とは言い難い。至近距離で撃てば全弾分のダメージを与えられるので、チャージショットと組み合わせた瞬間火力は抜群。ただし接近すれば被弾の危険も増すハイリスクハイリターンなので使うならばその点を念頭に置きたい。
  • ブラックホールボム(ギャラクシーマン)…消費EN4
    吸引能力のあるブラックホールを発射する。ブラックホールはもう一度ボタンを押す事で起動して無敵状態の物も含めた周囲の敵や弾を吸い込んで倒してしまう。ちなみにトルネードブローすらも受け付けないオコストボンを倒せる唯一の武器でもある。
    起動前の段階では十字キーの上下で高度調節が可能なのでバスターが届かない敵を処理するのにうってつけ。燃費が重いので消費ENが少なめのホーネットとはうまく使い分けていくことが重要。中ボス、カキンバタンク、ストンパーは吸引できずダメージを与えるのみだが、チャンキードラゴンはチャンキーや火球を吸引してくれるのでトルネードブロー同様有効な対策武器となる。

関連動画

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公式チャンネル

2008年10月10日よりインサイド×ロックマン9として、公式動画の公開と、ニコニ・コモンズへの素材提供をおこなっていたが、2008年12月5日に「ニコニコチャンネル」のサービス開始により公式動画コーナーは廃止され、新たに公式チャンネルが開設された。しかしいつの間に消失している。

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関連項目

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