ローズヒップ(ガールズ&パンツァー)

ローズヒップとは、劇場アニメ「ガールズ＆パンツァー 劇場版」に登場するキャラクターである。（CV.高森奈津美）

概要

　聖グロリアーナ女学院戦車道チーム所属。搭乗戦車は巡航戦車クルセイダーMk.Ⅲ^[1]。エキシビジョンマッチでは自身を含めた4両のクルセイダー部隊を率いていた。
濃いピンクの髪を真ん中で分けたヘアスタイルで、見た目は聖グロの生徒らしい優雅なお嬢様だが、たまに「マジですの!?」などのくだけた言葉が混じる独特な喋り方をする。
　そして重度のスピード狂であり、「聖グロ一の俊足」を自称する（クルセイダーMk.Ⅲはエンジンの負荷を減らす為リミッターが付けられているが、リミッターを切ると60km/hまで加速可能）。そのためか、「どんな走りをしようとも、我が校の戦車は一滴たりとも紅茶をこぼしたりはしないわ」とダージリンが言い切っているにもかかわらず、頻繁に紅茶をこぼしている。
　お嬢様学校の聖グロの中では珍しい庶民派。本人は努めてお嬢様らしく振舞おうとしているが、足を開いて地べたに座る、廊下を全速力で走る、紅茶を一気飲みするなど、お嬢様らしからぬ行動が多く、ダージリンからも気品が足りないと叱られる始末。また、8人兄妹の末っ子で実家は18人家族^[2]という大所帯なためか、洗い物を気にしたり食事を取られることを警戒したりする妙に所帯染みた所がある。
ダージリンからは度々注意される一方で、どこまでも直向きな所を評価されてもいる。

劇中での活躍

　大洗女子学園&知波単学園VS聖グロリアーナ女学院&プラウダ高校のエキシビジョンマッチで初登場。
あんこうチームを巡航戦車の機動力を活かして追い詰めるも返り討ちに遭い、自身以外のクルセイダーが全滅。
その後はプラウダ高校と合流しあんこうチームを追跡するが、クラーラのT-34/85が倒した信号機にぶつかってスリップ。先行したクラーラが旅館に激突する寸前で停車したところに追突し、爆発炎上。クラーラのT-34/85を走行不能にさせ、旅館を大破させ、再び旅館の主人を歓喜させた。
　それでも奇跡的に修復は可能だったので戦線に復帰し、水族館で戦うあんこうチーム目掛けて飛び込むが、ノーコンでおなじみのカメさんチーム河嶋桃がデタラメな方向に撃ったヘッツァーの弾に当たってしまい、走行不能になる。
TVシリーズ、OVAといった映像作品では1両も撃墜していない河嶋が、狙った訳ではないが初めて撃破した相手となってしまった。やったね桃ちゃん！

　大洗女子学園VS大学選抜チーム戦にも参加。エキシビジョンマッチのとき以上に挙動に落ち着きがなく、チョコマカとせわしなく動き回る姿はコメンタリーなどでも度々ネタにされている。

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関連項目

• ガールズ&パンツァー
• 聖グロリアーナ女学院
  • ダージリン
  • オレンジペコ
  • アッサム
  • ルクリリ
• クルセイダー

脚注

1. *ローズヒップの車両のみ、直接照準機の突起が赤く塗られている。
2. *家族構成は曾祖母、祖父母、父母、ローズヒップを含めた兄妹が計8人、兄嫁が2人、兄の子供が3人。