世界樹の迷宮とは、アトラスから2007年1月18日に発売されたダンジョンRPGである。
ニンテンドーDSで発売されている「ダンジョン探索型RPG」。エトリアという小さな街を拠点に、街の地下に広がる巨大な樹海迷宮を探索し、クエストをこなし、ダンジョンの謎を解き明かすRPGである。
2008年2月21日に続編にあたる『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』が発売、2010年3月4日には3作目『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』の発売が予定されている。2008年5月、NTTドコモのiモード対応ゲーム『世界樹の迷宮モバイル』のサービスが開始された。
オールドゲーマーを中心に発売前から口コミなどで密かに話題を呼び、発売後しばらくは各地で品切れを起こした。これについて、公式サイトには品切れに関するお詫びが掲載された。現在では品切れは解消されている。
音楽をイースなどで有名な古代祐三が担当。古めかしさや懐かしさを感じさせる作中曲は人気が高く、オリジナルサウンドトラックおよびアレンジCDが発売されている。
キャラクターデザインは日向悠二によるもので、その画風からいわゆる萌えを意識したものととられることも多いが、特に製作側が狙ったものではないらしい。ひむかいさんだからしかたない。
1981年にアメリカで発売されたコンピュータRPG「ウィザードリィ」に近いスタイルをとり、「現代の自分たちが、ウィザードリィが生まれた時と同じ視点に立ったらどうなるか」を製作コンセプトの一つとしている。後述のシステムや音楽等もそうした古めかしさ、懐かしさを意識して作られ、往年のゲームブック調のメッセージ文(「~してもいいし、しなくてもいい。」「~したまえ!」など)などが採り入れられている。
システム最大の特徴は、タッチパネル画面を使って方眼紙感覚でプレイヤー自ら作成するダンジョンマップである。プレイヤーは床や壁などの地形のほか、用意されたアイコンを使ってかなり自由にマップを描くことができる。ただし、作中にはところどころ用意されたツールでは表現が厳しい地形があったため、続編ではアイコンや床の塗り色などが追加された。
少しの油断や僅かなミスが全滅を招く、比較的シビアなゲーム性でも知られる。マップ上に視認できるやや強めの敵「F.O.E.」に遭遇、予想外の強さに即「hageる」(全滅すること。詳しくは「hage」の記事を参照)などザラ。このF.O.E.による全滅を歌ったアレンジ曲として、IOSYSの「えふおーいーとのそうぐう」が有名。FOE! FOE!
雑魚戦だからと気は抜けず、時に悪夢のようなコンボでhageることも(よく知られるものに眠り→全体攻撃→hage、通称「エトリアの悪夢」と呼ばれるものがある)。上級者になると、次はどんなパターンでhageるのかと楽しみにするようにすらなるという。
プレイヤーは以下の職業の中から最大5人のパーティーを編成し(重複可)、ダンジョン探索に挑むことになる。各職業は固有のスキルを持ち、パーティー編成のしかたによって攻略方法に様々なバリエーションが生まれる。
以下の2つの職業は、ある条件を満たすことで選択できるようになる。
もし君が『世界樹の迷宮II 諸王の聖杯』および『世界樹の迷宮III 星海の来訪者』の関連商品を見たいのなら、当該記事を参照したまえ!
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最終更新:2025/12/11(木) 07:00
最終更新:2025/12/11(木) 06:00
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