真・女神転生Vとは (シンメガミテンセイファイブとは) [単語記事]

	ヒト
	汝	よ、神と為れ――。

『真・女神転生V』（しん・めがみてんせいファイブ）とは、アトラス（ATLUS）からNintendo Switchで2021年 11月11日に発売されたゲームソフトである。「真・女神転生シリーズ」のナンバリングタイトル第5作。ジャンルはRPG。

※『真・女神転生V』動画・生放送等配信ガイドラインのお知らせ | アトラス公式サイト※

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概要

真・女神転生V
基本情報
ジャンル	RPG
対応機種	Nintendo Switch
開発元	ATLUS
発売元	ATLUS
発売日	2021年 11月11日
価格	■通常版・DL版 9.878円(税込) ■初回限定版 16,280円（税込）
対象年齢	CERO:C(15歳以上対象)
その他
ダウンロード販売対応
ゲームソフトテンプレート

単純な善悪に囚われない価値観・哲学を伴うダークな世界観とストーリー、神話・伝承に登場する神や悪魔を仲間にして合体させる特殊かつ禁忌感漂うシステム、そして近作では「弱点を突く」という昔ながらの戦闘の要素を発展させて緊張感＆爽快感を大いに引き出した「プレスターンバトルシステム」に定評のある、ロールプレイングゲームシリーズの一作品。

前作『真・女神転生IV』以来、約8年半ぶりの完全新作（『真・女神転生IV』がベースの続編『真・女神転生IV FINAL』以来では約5年9ヶ月ぶり）。前作2作品が携帯機であるニンテンドー3DS用であったため、据置機用としてはPlayStation 2『真・女神転生III-NOCTURNE』以来、約18年9ヶ月もの間をおいての完全新作となる。

果たして、シリーズ各作品にて当たり前のようにひどい目にあってきた首都・東京の本作品での行く末やいかに。

あらすじ

東京の高校に通うごく普通の少年である主人公は、崩落事故に巻き込まれたのをきっかけに、荒廃した東京のような異世界「ダアト」へと迷い込む。
砂漠で目を覚まし困惑する主人公。さらに異形の「悪魔」が襲い掛かって来て窮地に陥るが、空から謎の男が現れ、主人公へこう告げる。

「…少年、死にたくなければ手を取れ」

男の手を取った瞬間光が溢れ、ほどけた互いの体が一つとなり、「ナホビノ」と呼ばれる存在へと変貌する。
東京に何があったのか。禁忌の存在・ナホビノとはいったい何なのか。
真実を求め進むうち、主人公は世界の未来を賭けた、神と悪魔の戦いに身を投じる事となる。

登場人物

主人公 / 合一神ナホビノ: 都内の全寮制高校「縄印学園」に通う普通の高校三年生。中性的な顔立ちの少年。趣味は読書。
下校途中で崩落事故に巻き込まれ、荒廃し悪魔が蔓延る異界の東京「ダアト」へと迷い込んでしまい、そこで謎の男「アオガミ」と出会う。; アオガミと融合したことで、青い長髪の「ナホビノ」へと変貌し、超常の力を得ることに。
融合してはいるが意識は主人公のものであり、アオガミは声のみで主人公を導く。ナホビノは「禁忌の存在」であるようだが…。
アオガミ　CV：森川智之: ダアトに迷い込んだ主人公の前に現れた男。その名の通り青い髪を持つ。
主人公に「死にたくなければ手を取れ」と告げ、手を取った主人公と融合しナホビノとなる。
磯野上タオ　 CV：早見沙織: 主人公の同級生、ラクロス部所属。友達思いで世話焼きな性格。強い霊感を持ちベテル日本支部に協力。ダアトでは聖女と呼ばれている。
敦田ユヅル　CV：石川界人: 主人公の友人。行動力のある優等生。正義感が強く、唯一の家族となったミヤズを守るためベテルの臨時戦闘員として戦っていた。
太宰イチロウ　 CV：谷山紀章: 主人公の同級生。根は明るいが空回り気味。主人公と共に転移に巻き込まれダアトへ。
悪魔を倒すことを絶対の正義だと信じ、戦いに参加する。
樹島サホリ　 CV：Lynn: 主人公の同級生。元ラクロス部のエース。陰湿ないじめを受けている。
敦田ミヤズ　CV：広橋涼: ユヅルの妹で引っ込み思案な性格。体が弱くいつも保健室にいる。
越水ハヤオ　CV：津田健次郎: 日本内閣総理大臣にしてベテル日本支部の代表。冷静で知略に富む。イチロウたちに悪魔召喚プログラムを与え協力を依頼する。
大天使アブディエル　 CV：朴璐美: ベテル天使長代理。かつて堕天しかけた経緯から正しくあろうとする決意に満ちている。
八雲ショウヘイ、ジョカ　CV：杉田智和、竹達彩奈: ダアトを放浪する謎の男と女悪魔。すべての悪魔と法の神を討つことを目的としている。
フィン・マックール　CV：櫻井孝宏: 妖精達を守る傭兵。
コンス、ヴァスキ、ゼウス、オーディン　 CV：檜山修之、小松史法、木村昴、宮内敦士: ベテル所属の悪魔。それぞれエジプト/インド/ギリシャ/北欧支部の代表者。
アマノザコ　 CV：大空直美: 好奇心旺盛な女悪魔。ある目的を果たすため主人公に同行する。
ハヤタロウ　 CV：中田譲治: ユヅルに与えられたベテル所属の悪魔。
ソピアー、ギュスターヴ　 CV：木下紗華、屋良有作: 「邪教の世界」「骸の隠れ家」の主。

プレスターンバトルシステム

「真・女神転生III - NOCTURNE」以降採用され続けている
「プレスターンバトルシステム」が本作でも搭載。
また、「真・女神転生IV」「真・女神転生IV FINAL」同様のシンボルエンカウント方式となっている。

従来作では基本的な魔法は「（マハ）○○ダイン」までの3段階だったが、
本作ではさらに上位の魔法として「（マハ）○○バリオン」が追加され4段階となった。
「ハマ（破魔）」「ムド（呪殺）」は通常のダメージ魔法として採用され、
即死効果は「弱点をついたときに確率で発生する」仕様に変化した。
新たに「マガツヒ（禍つ霊）ゲージ」「マガツヒ（禍つ霊）スキル」が搭載。
敵悪魔も「マガツヒを集めた」が出たあとに強力なスキルを使う可能性がある。
「真・女神転生IV FINAL」よりスキル適性も続投。
得意不得意を属性別に+1や-1と言った数字で表示され、数字が大きい程得意であることを示す。
新システム「写せ身合体」の実装。悪魔の「写せ身」と言う分身を入手する事があり、
主人公と合体させることで主人公の一部スキルや防御相性を変更可能。
ペルソナシリーズで言うペルソナの付け替えのような事をメガテンに逆輸入した形。
写せ身の防御相性継承は主人公のみだが、スキルについては仲魔にも継承可能。
写せ身の入手はサブクエスト報酬や仲魔のレベルアップ時。
新システム「神意（カムイ）」実装。
「御厳（ミイツ）」と言われるポイントを消費して習得できる、この世界の摂理を改変する力。
有体に言うと幅広い種類のパッシブスキルが盛りだくさん。戦闘時に有利効果が発動したり、
悪魔合体時に経験値が多く入るようになったりと様々な効果の神意が用意されている。

発表から発売までの経過

2017年 1月13日、初報。「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」にて、「真・女神転生シリーズ最新作」と銘打った映像が公開される。映像内にゲームエンジン「Unreal Engine 4」のロゴが登場する。

2017年 3月26日、ニコニコ生放送「アトラス新作発表ＳＰ2 017＜春＞」にて、「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017」で披露された映像に1シーンが追加された映像が公開される。

2017年 7月、真･女神転生シリーズ公式サイトのコンテンツ「25周年によせて」にて、「真・女神転生シリーズ最新作（仮）」が全力で開発中であることが明言される。

2017年 10月23日、YouTube 動画「真・女神転生シリーズ最新作 COMING 2017.10.23 21:00」にて、「真・女神転生シリーズ最新作」がナンバリングタイトルである『真・女神転生V』であることが発表され、ティザートレーラーも公開される（同日のニコニコ生放送「「真・女神転生」生誕25周年バンドライブ-CHAOS SIDE-【独占生中継】」のバンド演奏後にも同様の発表・トレーラー公開が行われた）。

2018年 2月、東京・雑司ヶ谷の鬼子母神堂にて『真・女神転生V』の成功祈願が執り行われる。プロデューサー・山井一千が各社ゲームメディアのインタビューに答える。

2020年 7月20日配信の「Nintendo Direct mini」にて、2021年に世界同時発売予定であることが発表され、新たなプロモーションムービーも公開された。

2021年 6月16日配信の「Nintendo Direct | E3 2021」にて、2021年 11月11日（木）に発売予定であることが発表された。詳しくは同日にYouTubeで放送された下記の番組を参照すべし。

発売日決定！『真・女神転生V』生特番　禁断のナホビノSP - YouTube

2021年 11月11日、発売。初報から約4年10ヶ月のことである。

主なスタッフ

山井一千
- プロデューサー
小塚良太
- BGM担当。メインコンポーザー

外部リンク

『真・女神転生V』公式サイト
「真・女神転生シリーズ」公式サイト
Twitter - 『真・女神転生』シリーズ公式(@megaten_atlus)
- 【日めくり悪魔シルエットクイズ】実施中！
Twitter - DDS_oracle(@DDS_oracle)
- 【日めくり悪魔シルエットクイズ】の生態模写チャレンジ実施中！
Shin Megami Tensei® V | Official Website ※英語

真・女神転生V 単語

概要

あらすじ

登場人物

プレスターンバトルシステム

発表から発売までの経過

主なスタッフ

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関連項目

外部リンク

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