乖離性ミリオンアーサー 単語


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カイリセイミリオンアーサー

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乖離性ミリオンアーサーとは、スクウェア・エニックスより配信されているソーシャルゲームである。

概要

ジャンルは協力対戦型カードコマンドRPG。

プレイヤーは所持しているカードから10枚を選んだデッキを使い、それらを駆使して最大4人のアーサーと共に様々なダンジョンやイベントボスなどを攻略していく。

兄弟作である『拡散性ミリオンアーサー』と同様、4タイプのアーサーが存在し、それぞれのタイプに対応したカードは通常時よりも強力な効果を発揮する。今作はこのシステムによってそれぞれのアーサーに独自の強みと役割を持たせている。

全体的なシステムなどは某大手パズルRPGのそれを踏襲しており、そちらと同じくゲリラダンジョンや○○級といった難易度分布も存在する。詳しくは後述を参照。

2015/3/31の『拡散性ミリオンアーサー』サービス終了の影響で、同作のキャラをモチーフとした拡散性(弱酸性)騎士カードがガチャの新規カードとして配信される事が決定した。また、同作のプレイヤーへの配慮としてプレイ実績に基づいて今作でミリオンチケットを発行。今後ガチャで追加される拡散性騎士カードを先行入手できる機会が設けられたが、このやり方について『解離性』の既存プレイヤー陣から多くの批判の声が上がっている。

各アーサーの特徴

傭兵アーサー キャラクターデザイン:柴乃櫂人 CV:阿部敦

戦闘のダメージソースの大半を担う戦士的ポジション。

物理ダメージ系のカードを幅広く揃えており、同時に自身の物理攻撃力を瞬間的に激増させるカードも持っている。最近では魔法攻撃依存である魔法剣というカテゴリが登場し、徐々にではあるが魔法剣型も実用的になってきている。

4人の中で唯一エクスカリバーを引き抜けず、自身の怪力で周囲の地面ごと引き抜いたという豪快な設定から剣の先に岩がついている。

富豪アーサー キャラクターデザイン:BUNBUN CV:岡本信彦

防御系のバフとドロー強化を担う僧侶的ポジション。

富豪タイプのカードは全員の次のドローを+1するカードが豊富に存在しており、中盤以降2枚以上同時にカードを使用する際の手数損失をカバーする役割がある。また、傭兵ほどではないがダメージソースもそれなりのものが揃っており、時には傭兵をも超えるダメージをたたき出す事も。

また、富豪はイベントボスがドロップするカードに優秀なものが揃っており、「富豪なのに貧乏人向け(無課金~微課金向けという意味)」などとも言われる。実際プレイヤー人口も圧倒的に多いが、同時に本来の役割そっちのけで傭兵ばりの脳筋プレイをしてしまう脳筋富豪(つまり地雷プレイヤー)も多い。

盗賊アーサー キャラクターデザイン:牛木義隆 CV:佐倉綾音

相手の攻撃力や防御力のデバフに特化した夢喰いメリー魔法使いポジション。

富豪の防御バフと併せて味方のHPに余裕を持たせたり、敵の防御力を下げて火力を底上げしたりと攻撃防御の双方に貢献できる。また、魔法攻撃にも特化しており、味方全員の魔法攻撃力を大幅に引き上げたり強力な魔法カードも保持している。中にはダメージを与えつつ攻撃力や防御力を下げる効果を持ったカードも。

歌姫アーサー キャラクターデザイン:refeia CV:内田真礼

4人の中で唯一HPを回復させる事のできるヒーラーポジション。

「他の3人がどれだけ強くても、歌姫が弱ければそのパーティは弱い」という格言の通り、パーティの重要な生命線を司る。特にイベントボスは難易度に関係なく毎ターン強烈な攻撃を見舞ってくるため、次のターンに備えて味方のHPを生存ラインまで立て直す事が歌姫の仕事である。自タイプのカードもHPを回復させるカードがメイン。

やる事自体は簡単ではあるが、肝心の回復カードの中でも重要な全体回復系のカードは通常ダンジョンドロップ品では2種のみで残りはガチャ限定しかも歌姫の最低ラインとしてそのガチャ限定の全体回復カード中最強のカードが必須カードとマルチプレイ時の敷居が4人中最も高い。

成長システム

強化

一般的なソーシャルゲームで採用されているカード合成。

踏襲元と同じく、合成する事で大量の経験値を得る事ができるカード『チアリー』が存在する。

進化

『キラリー』と呼ばれる特殊な妖精カードを素材として、レベルが最大となった騎士カードを1段階上のレアリティへ進化させる事ができる。

基本的に初出がR以下のカードは2段階(一部Rは1段階)、SR以上は1段階で最上級レアであるMRはURカードを進化させる事でしか手に入れる事ができない。

独自のシステム

マルチプレイ

今作は1人のアーサーをホストとして、最大3人までのアーサーとマッチング。最大4人でのオンライン攻略が可能となっている。(マッチング時にオンラインでないタイプのアーサーはホストが所持する同タイプのデッキをNPCが使用する)

ゲストとして参戦するアーサーはクエストポイントを消費しないため、自分のクエストポイントがなくなっても他のアーサーのクエストにゲスト参戦する事で何度でもクエストを行うことが可能。

ただし、マルチプレイ時はゲームオーバーのリスクをホストが1人で背負うという都合上、高難易度になればなるほど要求される水準は比例して上昇していく。特にイベントボス超級以上ではそれが敬著であり、たとえば歌姫ならば

どんなに回復カードが揃っていようと『支援型クレア』がなければ歌姫ではない

といった辛辣な評価なども当たり前のように存在する。

また、自タイプの役割から逸れた行動ばかりを取る(例でいえばバフ・デバフを撒かずに攻撃ばかりする富豪・盗賊。回復をまるでしない歌姫など)所謂地雷プレイはゲストからも倦厭されており、最悪パーティ解散や壊滅といった誰も幸せにならない結末しか迎えないので、デッキ構築やプレイングはきちんと考える必要がある。

基本的にソロプレイでクリアできるクエストであればマルチプレイでも十分通用する。逆にソロプレイでも突破できないクエストはマルチプレイだろうが逆立ちしてもクリアできないというのがこの世界の不文律である。

名声

同名のカード(○○型の一致も不可欠)を合成する事で、ベースとなった騎士カードの名声が1枚につき1ポイント上昇する。

この値はマルチプレイ時の特殊報酬である名声ボーナスの際に用いられ、高い値であればあるほど追加で報酬を獲得できる確率が高くなる。この報酬はパーティ全体で共有するため、4人全員が追加報酬を取得した場合、通常の報酬に加えて最大4つの報酬を全員が獲得できる事になる。

特に3Dボス、時限イベントボスが落とす特殊なガチャメダルや、MRの進化妖精などと交換できる大きなメダルなどが追加獲得できるだけでなく、イベント限定の騎士カードなども含まれているため高難易度になればなるほど高数値の名声を要求される。

アーサーならば誰もが一度は通る道ではあるが、ドロップ率などの関係から各タイプで名声を上げやすい騎士カードは決まっている。長期的に見ると戦力増強に深く関与する要素なので必ずやっておきたい。

関連項目

  • 拡散性ミリオンアーサー
  • ミリオンアーサーエクスタシス
  • 実在性ミリオンアーサー 

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最終更新:2025/12/11(木) 16:00

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