二軍の帝王とは、主にプロ野球において、二軍の試合では大活躍するにも関わらず、一軍では結果を残せないでいる選手を指す愛称。
二軍では敵なしの好成績を残しているのに、たまに一軍に上がるとさっぱり打てなかったり、別人のようにボコボコに打ちこまれたりして、結局二軍にいる期間の方が長くなる選手のこと。一軍半と二軍の中間あたりに位置する。ドラフト上位指名で入団しながら長く二軍でくすぶっている選手を指すこともある。
能力は高いがメンタルが弱かったり、守備に難があって守るポジションが無かったり、同じポジションに不動のレギュラーが居たりする場合が多い。そんな選手は、ファンからは期待と諦観を込めてこう呼ばれる。また一軍の戦力が充実しているために、そもそも昇格の機会が与えられずに帝王化する場合もある(一昔前の巨人に多い)。
もちろん、帝王を卒業して一軍レギュラーになる選手もいる。また移籍先で開花する場合もあるが、一軍の実績が全てのプロ野球の世界では、大半の選手は帝王のまま、そのうちひっそりと解雇されて消えていくことになる。
稀に、二軍でも大した実績を残しておらず、まして一軍出場など皆無に等しいにも関わらず、いつまでも解雇されることなく二軍に居座り続ける選手がいる。それらは「○○の妖精」(○○は二軍の本拠地名が入る)と呼ばれる。
代用のききにくい捕手が妖精化しやすい傾向にある。
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最終更新:2025/12/15(月) 07:00
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