仕事をしたことにならない例とは、0J(ゼロジュール)である。
図45の「仕事をしたことにならない例」。啓林館が発行する、中学校3年生の理科の教科書「未来へ広がるサイエンス3」の2021年以降の版に掲載されている可能性が高い[1]。ここでの仕事は物理学の用語であり、日常生活における仕事(職業や労働)を指しているわけではない。
右側から大きな岩を押す男の子がいるが、下の説明では
岩は動かないので,仕事をしたことにならない。仕事を求める式で書くと,次のようになる。
※太字強調は引用者によるもの
と書かれている。仕事を求める式は、中学校理科では「仕事の大きさ〔J〕= 力〔N〕× 距離〔m〕」とされている。
これ以外の「仕事をしたことにならない例」はこの教科書では挙げられていないが、他社である教育開発出版の解説書では「物体を持ち上げたままじっとしているとき」や「力の向きに対して垂直な方向に動かしたとき」も仕事をしたことにならないと記述されている。
ちなみに仕事(物理)については、ゆとり教育の時に中学校の学習内容から外れたり「発展的内容」として扱われたりした時期がある(参考)ので、中学で学習しなかった人もいるかもしれない。
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最終更新:2025/12/10(水) 21:00
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