フライホイール効果(Flywheel Effect)とは!
ハイパードラゴンによって発揮される、スピナーの能力を限界以上に引き出す効果である!!
本記事では、その上を行く超フライホイール効果についても説明していくぞ!!
ドラゴンのフライホイール効果、
すなわち、ヨーヨーの中心部と周辺部の重心の差による安定感!!
通常は一定だ!だが、あるレベルをこえたとき、ドラゴンの真価が発揮される!!
ハイパードラゴンはみずからそのポテンシャルを、
飛躍的に引き上げていく!!それだけではない!!
プレイヤーはその作用に呼応するようにシンクロし、
知らず知らずに自分の能力以上のものを引き出す!!それがフライホイール効果の上をいく、
超フライホイール効果!!
ハイパーヨーヨーは、中心よりも周辺の方が重いことによりロングスリープを可能にしたヨーヨーだ!
ハイパードラゴンは、プレイヤーのポテンシャルを引き出すことによってフライホイール効果をさらに向上させることが可能なヨーヨーなのだ!
世界大会決勝戦では、堂本瞬一と北条院聖斗の2人が超フライホイール効果を限界以上に使いこなし、幻のトリックをこえる超トリック・ドラゴンループ∞(アンフィニ)を完成させたのだ!
フライホイール効果または弾み車効果とは、『超速スピナー』に出てくる架空の効果ではなく、れっきとした実在の物理量である。物体の回転させにくさ、または回転する物体の止めにくさを表す。
その値は「物体の質量×直径の二乗」で表される(重量が外周に集中している場合)。
物理学では、「物体の質量×半径の二乗」である慣性モーメントで考えるのが普通である。
上式を見れば分かるとおり、フライホイール効果は慣性モーメントの4倍である。
同じ物体で回転軸が同じならば、すなわち同じヨーヨーを使う限り、プレイヤーのポテンシャルやシンクロ率に関係なくフライホイール効果は一定である。超フライホイール効果などというものは存在しない。
なお、冒頭の引用において、青字で強調した部分はハイパーヨーヨー時代「フライホイール効果」の説明とされたものだが、これはジャイロ効果の説明であって、関連はあるもののフライホイール効果の説明ではない。
ハイパーヨーヨーにおけるフライホイール効果は、「外周に重量が寄っているほどスリープ時間が延びやすい」という形で現れる。
これら「ジャイロ効果」「フライホイール効果(慣性モーメント)」に関連する特性は、現代のヨーヨーショップでは「回転力」という言葉で表されていることが多い。
では、ハイパードラゴンのフライホイール効果を計算してみよう。
比較のため、「ハイパーレイダー」と第3期ハイパーヨーヨーの「ディヴァルト」も掲載する。
なお、ドラゴンはカスタマイズを一切していない場合の値である。
各ヨーヨーとも重量が外周に集中しているものとみなし、フライホイール効果は「質量×直径の二乗」で計算する。
直径(mm) | 質量(g) | フライホイール効果(g・mm²) | |
---|---|---|---|
ハイパードラゴン | 59 | 47 | 163607 |
ハイパーレイダー | 59 | 51 | 177531 |
ディヴァルト | 56 | 66 | 206976 |
ご覧の通り、ハイパーレイダーの方がフライホイール効果が高い。
しかも、ハイパーレイダーと異なりハイパードラゴンは外周のプラスチックが肉厚になっておらず、中央に「Zロックウイング」という機構があることにより重量が外寄りになっていない。
従って、より厳密に計算すればレイダーとドラゴンの間にはもっと差が開くものと思われる。
ハイパードラゴンでフライホイール効果を向上させたい場合、限界を超えた技を習得するよりも、カスタマイズして限界まで重量を増やした方がよい。
なお、フライホイール効果は高ければいいというものではない。高いほどジャイロ効果も大きくなるため、ヨーヨーが傾かせにくくなり、ストリングプレイはやりやすくなるがルーピングプレイがやりにくくなる。
ディヴァルトはストリングプレイ専用機のためいくら高くてもよいが、ハイパードラゴンはルーピングプレイも行う時代のヨーヨーのため、5gのウェイトをつけてハイパーレイダーに近づけた方がより遊びやすくなるだろう。
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最終更新:2024/04/19(金) 09:00
最終更新:2024/04/19(金) 09:00
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