伊藤誠 単語


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イトウマコト

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伊藤誠はOverflowが2005年に発売したゲーム「School Days」の主人公。

外伝作品「Summer Days」及びそのリメイク「SHINY DAYS」、「アイランデイズ」、「ストリップバトルデイズ2」でも主人公を務め、「Cross Days」にも登場する。

PC版の声優は「平井達矢」、PS2版・アニメ版の声優は「平川大輔」、「アイランデイズ」・「ストリップバトルデイズ2」はボイスなし

概要

School Daysにおける主人公。榊野学園1年3組。劇中以前に父親の沢越止と母親の伊藤萌子が離婚しているため母親と2人暮らし。また父に引き取られて別居中の妹いたるがいる。夜勤の多い看護師の母の代わりに食事を作っているため料理が上手。そして異様にモテる。

良くも悪くも目立たないキャラを狙って性格や容姿が設定されており、この平凡な主人公に訪れる桂言葉と西園寺世界との恋物語がSchool Daysのテーマである。

伊藤姓の由来は当作品のキャラクターが歴史上の政治家や公家の苗字を持つように、多くの妾と子を作ったことで知られる伊藤博文。さらに開発スタッフがコンシューマ版移植に関わり、当作品にも影響を与えたゲーム「With You 〜みつめていたい〜」の主人公、伊藤正樹もその由来の一つとなっている。

父、沢越止はSchool Days以前のOverflow作品で様々な方面でやりたい放題を尽くしており、彼についてはSchool Daysでは名前が語られる程度だが、数多の女性(血縁者含む)と関係を持っているとんでもない親父である。 詳しくは沢越止の記事を参照のこと。

この伊藤誠も父に負けず劣らず「修羅場量産工場」ともいうべき異色の主人公であり、School Daysで同級生たちと股をかけて付き合うなどは序の口で、SummerDaysではヒロインの母親に絡めとられ年上趣味を持つ展開や、一転してヒロインのまだ小さい妹に興味深々になる展開まで存在し、Cross Daysではとある事情で女装して誠に近づいてきた主人公「足利勇気」に夢中になり展開によっては恋人同士になる。さらにストリップバトルデイズ2では野球拳(じゃんけん)が全てを決める異世界で母親にまで手を出すなどとそのストライクゾーンは恐ろしい程広い。

なぜ誠は嫌われるのか?

アニメ版School Daysでその汚名を欲しいがままにしてしまった誠だが、彼が嫌われてしまったそもそものきっかけは彼の女性関係の多さと優柔不断な彼の性格に原作ゲームのルート不備が合わさり、選択肢を選んだプレーヤーの意図に反した行動をしてしまうからだった。

そこに関して最もプレーヤーの印象に残っているのがゲーム開始から言葉に好かれる選択肢を選び続けて見ることができる第四話の以下のシーンであろう。※現在発売されているリメイク版SCHOOL DAYS HQ では修正済み

学祭で心が通じ合い言葉と付き合い出した誠は3組の教室で友人の泰介と言葉を自分と結びつけてくれた世界が付き合い始めたことを2人から告げられる。

それに対して選べる選択肢は、「似合ってないよ」 「おめでとう」の2つ(無言も含めれば3つ)なのだが、たとえ「おめでとう」を選んだとしても「似合ってないよ」を選んだかのように話が進み、言葉一途で進んできた誠の気が世界に移ってしまう。そしてサブタイトル「誰よりも好きな人」ともに第四話はエンディングを迎える。

この流れを見て呆気にとられたプレーヤーは数知れず。このシーンも含めSchool Days 劇中でのこのような不備はかの有名なジョジョの奇妙な冒険のポルナレフの反応にちなんで当時の掲示板でポルってると呼ばれるようになった。

もちろん彼にも言葉へのいじめを止めさせたり、妹のいたるを気遣っていたりと良い面も描写されているが、如何せんゲームでの印象が以上の通りであり、元からヘタレとして描かれているのに相手の女性には事欠かず、加藤乙女以外のヒロインにはエンディングで誠の子を妊娠している展開があったりと誠は更に嫌われていってしまう。 

Summer Days の特典だった出演声優のコメンタリー動画でも女性陣にそのヘタレっぷりについて存分言われてしまい、同作では女性への見境無さでまた別の方面で嫌われた挙句にトドメがアニメ版School Daysである。

アニメ版は製作陣が誠を徹底的に負のキャラクターとして描いているとの宣言されている様に、この作品での誠を端的に表せば 欲望に忠実だが、悪にも徹底できず、面倒事を避け続ける。 となるだろう。

言葉と付き合い始めた矢先に独りよがりなデートをした後に別れ話を持ち出し、

世界がえっちなことをさせてくれるから彼女の方に流れ、

幼なじみの乙女が自分に気がある事に気付いて更にそちらへ流れ、

転校が迫って誠への想いをぶつけようと焦っている刹那に流れ、

学校へ来なくなった世界を気遣って誠に迫った光に雰囲気で流れ、

興味を持った乙女の取り巻き3人組(来実 みなみ 夏美)に流れ、

多くの女性たちに流れ、

世界の妊娠宣告で味方がいなくなり、相手をしてくれる言葉に流れ、そして物語は終わりを迎える。

こんな事をやってのけた上にここまで関係を作れるまでモテるため視聴者からは「誠死ね」というワードと共に反感を買い、最終回で世界に殺されて本当に死んでしまう伝説を築き上げた。原作でも誠が世界に殺されてしまうエンディング「我が子へ」は存在していたが、それを遥かに超える壮絶さだったのである。

「誠死ね」という書き込みが散見されるが、あくまで「伊藤誠(School Daysの主人公)」に向けたネタなので、それ以外の誠さんたちには迷惑が及ばない気遣いが必要である。

小ネタであるが、制作当時マーベラスエンターテイメント所属のプロデューサーの伊藤誠は、アニメ版School Daysのプロデューサーも務めた。自分が手がけた作品の同姓同名の主人公が「誠死ね」と言われて、彼は複雑な心境に違いない。というか何故引き受けた? ……と思いきや、この仕事を自ら志願した上、イベントで「どうも、リアル伊藤誠です」と発言し、ラジオ番組「Radio School dayslの最終回で「リアル伊藤誠役の伊藤誠」として出演した。この男、実にノリノリである。

さらに原作サイドがアニメ版放映直後に行った人気・不人気投票では不人気部門でぶっちぎりの1位であり、2位の世界とで全体の票数の半分以上を集める結果になってしまった。

その後の誠

アニメ版School Daysの後もOverflowから誠の登場する外伝作品やリメイクが発表されている。

Cross Daysでは主人公ではないが、重要キャラクターとして登場し、彼と言葉との良い関係を主人公足利勇気が導こうとするのがこの作品のテーマの一つである。前述した通り女装した勇気(通称ゆう)が誠と関係を持ったり、勇気の干渉によって思わぬ展開になったりする。

SHINY DAYSではSummer Daysに輪をかけて幼女や年上趣味が過激化しパワーアップした刹那ルートとこれまでに無いレベルできれいな誠が見られるいのりルートが存在する。 

アイランデイズでは無人島に漂着した子供たちのリーダーとして相変わらず女性関係で修羅場になりつつも脱出を目指す。

ストリップバトルデイズ2ではじゃんけんで全てが決まる異世界に送り込まれた誠が野球拳で世界(ワールドの方)を救うという超次元っぷりである。

School Daysの主人公以外の伊藤誠

(他にも風評被害を受けた伊藤誠さんがいらっしゃいましたら掲示板に報告、もしくは追加してください)

関連コミュニティ

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関連項目

  • School Days
  • 誠死ね
  • Nice boat.
  • 我が子へ
  • SummerDays
  • 誠生きろ
  • きれいな誠
  • きれいな誠シリーズ
  • 誠厨
  • 何で子供なんて作ったんだよ!?
  • ざまあと言われる唯一の主人公
  • ジ・エーデル・ベルナル - 中の人繋がり、こちらも屑キャラとして有名
  • 100日後に死ぬ誠
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