切断厨とは (セツダンチュウとは) [単語記事]

切断厨とは、ネット対戦とかで度々見かける、回線をわざと切って敗戦を回避しようとする人たちの事を指すネットスラングの一種である。

概要

ネットゲームや、通信対戦型ゲームなどに多く生息し、目撃例も多数報告されている。最近ではポケットモンスターブラック・ホワイトで多く目撃されている。(それゆえか、関連動画もポケモン関連が多い。)

彼らと対戦すると、かなり高い確率でその被害に遭うと言われており、そしてその被害が起きているのは、ほとんどが次の2つのどちらかの場合である。

対戦開始時に、あまりの戦力差に「うわ・・・これは勝ち目がないな・・・」と彼らが感じたとき
対戦の終盤で追い詰められ、「うわ・・・これは負けるわ・・・」と彼らが感じたとき

一旦回線を切断してしまえば、そのときどんな状況だったとしても(たとえ勝敗がほぼ決した同然の状況であっても)、「その対戦がなかった事にされる」ため、切断厨にとってはかなり有効な武器であるといえよう。しかし、切断された側にとっては、今までの苦労が無駄になってしまうため、かなりの反感を買う行為でもある。そのため、ゲームによっては、2ch等に切断厨のユーザー名を晒し、注意を喚起するスレが設けられていたりする。

切断厨への対処法

どんなに頑張っても切断されてしまえば終わりなので、これといった対処法は存在しないのが実情である。あると言っても、通報するとか、切断厨だと分かった時点で逆に切断するといった、対症療法的なものくらいしか存在しない。

切断厨というのは、「俺TUEEEE」と自称しておきながら、負けそうになったとたんに、「やっぱ今の対戦なし！」と言って勝手に対戦を終わらせてしまうような、わがままとしか言いようがない人たちなので、出会ってしまったら「へ～、君強いね～。（棒）」と、素直に負けてあげるという手もある。（ただし、自分に不利益なこと間違いなしなのであまりお勧めしない。）

結局は切断されても「仕方ないね」と寛大な心でスルーしてあげるのが双方にとって一番良いのかもしれない。

また、自分が不利な状況になっても決して切断をするのではなく、最後まで諦めずにがんばってほしい。
どうしても手も足も出ない場合は、正規の手続きを踏んで降参をするという選択肢もある。

精神論くさくなってしまうが、くれぐれも自分自身が切断厨になってしまわないように。

ゲームによっては切断の多いプレイヤーに対して何らかのペナルティーが科されるものもある。