吉原由香里(よしはら ゆかり)とは、囲碁の女流棋士である。旧姓・梅沢由香里。
加藤正夫門下。師から受け継いだ手厚い棋風を持つ。
12歳の時に全日本女流アマチュア選手権で8位。
14歳の時に加藤正夫門下に入り、院生入り。
加藤先生に3子置きながら中押し勝ちし、プロを勧められる。
しかしながら院生時代にプロ入りする事はかなわず、
院生も年齢制限により卒業。
この頃からアマ大会への参加が可能となり、
アマ本因坊戦で優勝したり、
ペア碁の国際大会で坂井秀至と組み、優勝など、活躍する。
プロになりたいという切実な思いが神様に届いたのか、
大学卒業の年という土壇場に女流枠から棋士採用試験に見事合格。
まさに努力の人である。
プロ採用試験合格後、ヒカルの碁の監修役になる。
連載開始直後は囲碁の地味な性質上、ヒットしないと思われていたが、
これが大ヒット。
アニメ化もされ、囲碁ブームを起こす事となる。
ジャンプのヒカ碁コーナー「碁ージャス」やアニメのオマケ「GOGO囲碁」など
新初段ながらメディアやイベントに多数出演。
当時から囲碁を始めた人にとっては、まさにアイドル的な存在となる。
今でも美しさは変わらないけどな。
また、当時の少年ジャンプの世界進出計画によって英語・中国語・韓国語版も発行され、これまた大ヒット。
日本のみならず、世界の囲碁普及に多大な貢献をする。
特に韓国ではセドルやチャンホと言った棋士が国際戦で日本勢を圧巻していた時期でもあった為、
かなりの人気となる。(後によからぬ噂が流れる事となるが・・・)
あまりのヒットぶりに日本棋院も動き、
飽きやすい子供達をどう囲碁に根付かせるか試行錯誤をする事となる。
この動きが功をそうしてか、
近年、院生入りする年齢層がかなり低くなってきていると言われている。
丁度連載が終わった頃の2004年、師・加藤正夫が日本棋院理事就任。
弟子が普及に回り、師がプロ改革を行ったわけですな。
プライベートも順調で、2002年にサッカー選手の吉原慎也氏と結婚。
この頃から吉原姓となったが、
棋士名及びメディア向けの名前としては2011年まで梅沢姓を名乗っていた。
しかしながら、師にタイトル獲得を報告することは叶わなかった。
プロ入り後から多忙を極めた先生。
だが囲碁の勉強に手をかける時間が持ちにくいせいか、
昇段は出来てもタイトルにあと一歩届かない、もどかしい時期が続く。
ブームが終息しかけた頃から再び自身の囲碁に専念し、
ついに2007年、念願の初タイトル女流棋聖を獲得。
その後2009年まで防衛した。(2010年度の新女流棋聖は謝依旻。この対局で3冠となる)
夜の本因坊戦にも勝利し、2011年3月に無事出産。
ブログによると、最近はまた碁に深く入れこめていない感があるらしい。
育児にイベントに大忙しのようだ。
ブログにも載っている対局。 囲碁入門の定番動画の一つ
メディア出演。今も変わらず美人です先生。
DS版と違い、PSP版は悪くないらしい。でもデフォルメされた先生カワユス
ヒカ碁はバイブル
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最終更新:2025/12/13(土) 22:00
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