名馬の肖像とは、日本中央競馬会(JRA)が制作している競走馬の紹介作品である。
概要
現在の形式は大阪杯・ホープフルステークスがGⅠに昇格した2017年から始まったものであり、競馬場やWINSで無料配布されるレーシングプログラムの裏面に掲載されているほか、JRAホームページの競馬コラムにも掲載される。
2016年以前にも、レーシングプログラムの裏面掲載として存在していたが、2017年以降のものは詩を掲載しているのに対して、2016年以前のものは文体が異なる(当時のものを復刻したディープインパクトを見ると分かりやすい)。
紹介形式などはJRAヒーロー列伝とよく似たスタンスだが、こちらはGⅠ開催週に発表され、該当するGⅠレース(もしくはその前身となるレース)の勝ち馬が紹介される。また、現役馬でも作られるヒーロー列伝とは違い、2022年時点では引退済みの競走馬のみが紹介されている。
除外されているわけではないため、ヒーロー列伝作成済みの競走馬も紹介されることがあるが、キャッチコピーや文章はそちらとはまた別のものとなっている。
なお、理由は不明だがジャパンカップ分のみ作成されていない。
ホームページの掲載は一部文字枠が残るなど雑な部分はあるもののPDF化されているので個人で印刷し楽しむ事もできる。
選出馬一覧(2017年以降)
フェブラリーステークス
高松宮記念
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
カレンチャン |
2012 |
自信、ゆるぎなく
|
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| 2018 |
キンシャサノキセキ |
2010,11 |
奇跡の旅
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| 2019 |
エアロヴェロシティ |
2015 |
秘宝を求めて
|
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| 2020 |
キングヘイロー |
2000 |
いまここにいる
|
|
| 2021 |
ショウナンカンプ |
2002 |
内にある答え
|
|
| 2022 |
オレハマッテルゼ |
2006 |
願うのは
|
|
| 2023 |
コパノリチャード |
2014 |
研鑽を経て
|
|
大阪杯
桜花賞
皐月賞
天皇賞(春)
NHKマイルカップ
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
キングカメハメハ |
2004 |
孤高の王
|
|
| 2018 |
ディープスカイ |
2008 |
時の支配者
|
|
| 2019 |
シーキングザパール |
1997 |
真珠のきらめき
|
|
| 2020 |
ラインクラフト |
2005 |
開拓者
|
|
| 2021 |
マイネルホウオウ |
2013 |
夢と情熱と
|
|
| 2022 |
クロフネ |
2001 |
扉を叩く者
|
|
ヴィクトリアマイル
優駿牝馬(オークス)
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
シーザリオ |
2005 |
喝采に迎えられて
|
|
| 2018 |
エアグルーヴ |
1996 |
ハートに火をつけて
|
|
| 2019 |
ダイナカール |
1983 |
生き残れ
|
|
| 2020 |
チョウカイキャロル |
1994 |
祝歌
|
|
| 2021 |
スマイルトゥモロー |
2002 |
笑顔の明日
|
|
| 2022 |
ミッキークイーン |
2015 |
女王の時間
|
|
東京優駿(日本ダービー)
安田記念
宝塚記念
スプリンターズステークス
秋華賞
菊花賞
天皇賞(秋)
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
ヘヴンリーロマンス |
2005 |
導かれし先に
|
|
| 2018 |
ジャスタウェイ |
2013 |
その道の彼方に
|
縦読みで「銀魂」が隠れている |
| 2019 |
シンボリクリスエス |
2002,03 |
ここへきた理由
|
|
| 2020 |
トーセンジョーダン |
2011 |
そして極限へ
|
|
| 2021 |
ヤエノムテキ |
1990 |
輝きと熱さと
|
|
| 2022 |
ゼンノロブロイ |
2004 |
成就への橋
|
|
エリザベス女王杯
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
リトルアマポーラ |
2008 |
決意と闘志
|
|
| 2018 |
トゥザヴィクトリー |
2001 |
勝利に向かって
|
|
| 2019 |
メジロラモーヌ |
1986 |
完全無欠
|
牝馬3冠最終戦時代 |
| 2020 |
サクラキャンドル |
1995 |
結実のとき
|
牝馬3冠最終戦時代
|
| 2021 |
スノーフェアリー |
2010,11 |
Amazing World
|
|
| 2022 |
スノーフェアリー |
2010,11 |
あれは妖精
|
2年連続選出
初の同一馬の2回目の選出 |
マイルチャンピオンシップ
チャンピオンズカップ
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
トランセンド |
2010,11 |
勝利の方程式
|
ジャパンカップダート時 |
| 2018 |
エスポワールシチー |
2009 |
希望と決意
|
ジャパンカップダート時 |
| 2019 |
ホッコータルマエ |
2014 |
旅路
|
|
| 2020 |
イーグルカフェ |
2002 |
この一瞬のために
|
ジャパンカップダート時 |
| 2021 |
アロンダイト |
2006 |
そして玉座へ
|
ジャパンカップダート時 |
| 2022 |
ニホンピロアワーズ |
2012 |
起伏の後に
|
ジャパンカップダート時 |
阪神ジュベナイルフィリーズ
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
アパパネ |
2009 |
伝説の序章
|
|
| 2018 |
メジロドーベル |
1996 |
いつまでも熱く
|
阪神3歳牝馬ステークス時
|
| 2019 |
レーヴディソール |
2010 |
飛翔の夢
|
|
| 2020 |
ニシノフラワー |
1991 |
だって私は
|
阪神3歳牝馬ステークス時
|
| 2021 |
テイエムオーシャン |
2000 |
大いなる海
|
阪神3歳牝馬ステークス時 |
| 2022 |
ヤマカツスズラン |
1999 |
爽快
|
阪神3歳牝馬ステークス時
|
朝日杯フューチュリティステークス
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
グラスワンダー |
1997 |
Wonder Boy
|
朝日杯3歳ステークス時 |
| 2018 |
ナリタブライアン |
1993 |
影を超えて行け
|
朝日杯3歳ステークス時 |
| 2019 |
アドマイヤドン |
2001 |
次へと踏み出す
|
|
| 2020 |
ダノンプラチナ |
2014 |
白金の煌めき
|
|
| 2021 |
セイウンワンダー |
2008 |
志あれば
|
|
| 2022 |
アジアエクスプレス |
2013 |
超特急がいく
|
|
有馬記念
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
サクラローレル |
1996 |
彗星の輝き
|
|
| 2018 |
オグリキャップ |
1988,90 |
怪物との日々
|
|
| 2019 |
ダイユウサク |
1991 |
エンドマークに向けて
|
|
| 2020 |
シルクジャスティス |
1997 |
若き風
|
|
| 2021 |
グリーングラス |
1979 |
第三の男
|
|
| 2022 |
ハーツクライ |
2005 |
心の叫び
|
|
ホープフルステークス
| 作成年 |
馬名 |
優勝年 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2017 |
ヴァーミリアン |
2004 |
もうひとつの道
|
ラジオたんぱ杯2歳ステークス時
|
| 2018 |
ロジユニヴァース |
2008 |
明日への希望
|
ラジオNIKKEI杯2歳ステークス時 |
| 2019 |
アグネスタキオン |
2000 |
光を超えて
|
ラジオたんぱ杯3歳ステークス時 |
| 2020 |
ロイヤルタッチ |
1995 |
好敵手たち
|
ラジオたんぱ杯3歳ステークス時 |
| 2021 |
コスモバルク |
2003 |
大きな夢
|
ラジオたんぱ杯2歳ステークス時 |
| 2022 |
サートゥルナーリア |
2018 |
必然的勝利
|
|
番外編
現状番外編として作成されたのは追悼として作成されたディープインパクトのみである。
| 作成年 |
馬名 |
キャッチコピー |
備考 |
| 2019 |
ディープインパクト |
風は颯爽!
|
2014年菊花賞の再録 |
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関連項目
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