和多志とは、
「『わたし』は本来『和多志』と書いていたが、GHQの強制により『私』となった」という風説がある。
しかし、戦前では実際には多くの文献で「私」「わたし」等と書いており、「和多志」と書いていた例は発見されていない。仮に「和多志」という表記が存在していたとしても用例はごくわずかであり、強制してまで変更するほどでもなかったと思われる。
一例として、戦前に書かれた夏目漱石の小説『こころ』で「わたし」と書かれている記述を挙げる。
そもそも「わたくし」と書く例も戦前からあり、ここから転じて「わたし」という語になったと考えられているのだが、「わたくし」の場合は漢字でなんと書いていたのかは無視されることが多い。
万が一にも「和多志」と書いていた戦前の文献の例があった場合は、下部掲示板までソース付きでの情報提供をお願いしたい。
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最終更新:2025/12/11(木) 14:00
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