和泉守兼定

和泉守兼定とは、以下のことを表す。

• 刀工の名。および、その人物が打った刀の呼称。
  室町時代からの関の兼定3代、慶長頃からの会津兼定11代のうち、関の兼定2代目と会津兼定11代目の2名だけが「和泉守」を拝領し、「和泉守兼定」を名乗る。
  前者は通称「之定」として評価も高い。後者は土方歳三が差料としたことでも有名。
  　
• 刀剣乱舞-online-に登場する打刀の刀剣男士。 → 和泉守兼定(刀剣乱舞)
  　

概要

• 関兼定
  初代（親兼定）
  ニ代（之定／ノサダ）…1508～1511年の間に「和泉守」を拝領、「和泉守兼定」となる
  三代（疋定／ヒキサダ）
  　
• 会津兼定
  初代（孫四郎兼定）　※ 異説あり
  二代（孫一郎兼定）
  三代（孫左衛門兼定）
  四代（入道兼定）
  五代（数右衛門兼定）
  六代（近江兼定）
  七代（治太夫兼定）
  八代（近江兼定）
  九代（与惣右衛門兼定）
  十代（業蔵兼定／後の近江兼氏）
  十一代（兼定を継ぐ前は友弥兼元と名乗る）…1863年12月に「和泉守」を拝領、「和泉守兼定」となる
  
  ※ 孫四郎の父・清右衛門を会津兼定の初代とする説も有る。
  　 その場合、清右衛門が初代、孫四郎が2代…と続き、11代の友弥が12代と数えられる。

関連項目

• 日本刀
• 和泉守兼定(刀剣乱舞)
• 歌仙兼定(刀剣乱舞)