岸信介とは、第37代内閣総理大臣である。
概要
安倍晋三元首相の母方の祖父として、そして日米新安保条約締結時の総理として有名。別名「昭和の妖怪」
詳しいことはウィキペディアを参考にしてください。
エピソード
- 日米新安保条約締結の際、デモ隊が国会周辺を埋め尽くす中、「国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつもどおりじゃないか。私は声無き声を大事にしたい」と語った。ただ、自分が暴徒に殺されるかもしれないということは覚悟をしていた。
- しかし、その割には安保騒乱の中、お祖父ちゃんとして孫の安倍晋三を可愛がって過ごしていたらしい。
- 森喜朗が新人の頃、自民党の公認を得られず無所属で衆議院に立候補した際、ダメ元で岸に応援演説を依頼したところ、快諾し、彼の応援演説を行い、その結果当選したことから森はその恩義を忘れず、自民党入党後は岸の属する清和会に入り、後に岸の孫の安倍晋三が代議士になった際は彼をかわいがったという。
- 下半身の方も妖怪で、晩年になっても朝立ちしていたらしい。
- 首相在任中の業績について、教科書では警察法改正や日米新安保条約ばかりが目立つが、最低賃金制度創設、国民皆保険・皆年金制度など現在も続く重要な福祉政策を成立させている。
- 評論家で旧通産省出身の八幡和郎氏によると、現在の経済産業相の基本政策は岸が戦前に書いた旧・商工省のガイドラインからほとんど変更されてないという。それだけ完成度が高く、彼の能力の高さを裏付けているといえよう。
- 兄弟揃ってエリートで、兄の佐藤市郎は海軍兵学校を空前絶後の好成績で次席で卒業(主席でないのは同期に皇族がいたため)、海軍大学校を経て海軍軍令部の幹部として働き、弟の佐藤栄作は鉄道省の官僚を経て戦後、吉田学校の一員として活躍、のちに総理大臣になっている。兄弟で総理大臣になったのは今の所、この兄弟だけである。
- 戦前、満州国において五族協和の王道楽土建設のために辣腕をふるっている。岸ら革新官僚の行った統制計画経済は大きな実績を上げた。満州国において強い影響力を持った官僚・軍人の一人として、鮎川義介、松岡洋右、星野直樹、東条英機らと共に「二キ三スケ」と呼ばれた。
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関連項目
- 自由民主党
- 政治家の一覧
- 妖怪の一覧
- 内閣総理大臣
- 佐藤栄作
- 安倍晋三
- 森喜朗