憂国のモリアーティ

憂国のモリアーティとは、「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案とした漫画である。

概要

構成／竹内良輔・漫画／三好　輝。集英社のジャンプSQ（スクエア）に2016年9月号より連載中。

古くから根付く階級制度により、上流階級の人間達に支配されている「大英帝国」を舞台にした物語。
原作では脇役であった悪役ジェームズ・モリアーティにスポットを当て、ダークな世界観で描かれる。

本作にはモリアーティ家の長男アルバート・ジェームズ・モリアーティ、孤児であったがモリアーティ家に引き取られる兄弟ウィリアム・ジェームズ・モリアーティとルイス・ジェームズ・モリアーティ、3人のモリアーティが登場する。
シャーロック・ホームズは労働階級出身で、ワトソンとともに事件に巻き込まれる自称”世界でただ一人の諮問探偵”である。
ホームズの兄マイクロフトは情報機関の長官で、MI6の指揮官であるアルバートの上司という設定になっている。

ホームズとワトソンが住むベーカー街221Ｂの家主ハドソン夫人は”永遠の17歳”として描かれ、”ジェームズ・ボンド”を登場させるなど遊び心も見せている。

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