日が悪かったのォワシは今メチャクチャ機嫌が悪いんやとは (ヒガワルカッタノォワシハイマメチャクチャキゲンガワルインヤとは) [単語記事]

日が悪かったのォワシは今メチャクチャ機嫌が悪いんやとは、猿渡哲也の漫画『TOUGH外伝龍を継ぐ男』の登場人物 NEO宮沢熹一の台詞である。

概要的には劣化しとるわ

『TOUGH 龍を継ぐ男』^[1]第4巻に収録のBATTLE.41「圧倒的」にて登場するセリフである。

父宮沢鬼龍を殺したという男宮沢熹一の行方を追い、”暗黒武闘会”に出場することになった主人公長岡龍星。龍星の師で熹一の父である宮沢静虎もまた、真相を探るために”暗黒武闘会”会場に潜入。静虎は熹一と再会するも、愛息はNEO宮沢熹一を名乗りすっかり反抗期悪の道に染まっていた。

一方龍星は強敵レジェンド・Mことギャルアッド・スワンパクティを撃破し、熹一を追う。そんな龍星を何者かの拳が襲い、龍星は一撃でのされてしまう。龍星がなんとか顔を上げると、そこには謎の男の背中が。その男―NEO宮沢熹一は苛立ちながら

「日が悪かったのォワシは今メチャクチャ機嫌が悪いんや」

と龍星に吐き捨てるのだった。

新主人公がまったく歯が立たないほど強い旧主人公、そんな彼がなぜか闇落ちして変わり果てた姿になっているという非常に印象的なシーンである。

「○○の話はするなワシは今メチャクチャ機嫌が悪いんや」と前半部分を改変して使われる。言われたくないこと、都合が悪いことを言われたときに使われる。似た使い方のNEO坊語録に「これ以上は危険や試合を止めるぞ」というものがある。

あえて先に使うことで、言われたくないことを牽制することもある。