月の賢者たちのケルディオン冒険録 単語


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ツキノケンジャタチノケルディオンボウケンロク

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祈れ、手を取り合えると。

祈れ、この夜はきっと明けると。

 月の賢者のケルディオン冒険録とはeagle88氏が投稿している東方卓遊戯動画である。
卓を囲む場所がドレミーの夢の中のため「夢卓」とも呼ばれている。

本作は、「グループSNE」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する
『ソード・ワールド2.0/2.5』の、二次創作です。(C)GroupSNE (C)KADOKAWA

※以降、ネタバレとなる部分は隠してあります。読みたい方は反転させてお読みください。

あらすじ

ある日の昼下がりに永琳に永遠亭へと呼び出された綿月姉妹とサグメ。紺珠伝における対応の不備を責められるとともに、自らの引継ぎ不足を悔いる永琳から純狐達を宥める賢者の秘儀を提示される。

その秘儀とはTRPGのひとつ"ソード・ワールド2.5"を純狐と遊んで彼女の嫦娥への憎しみを昇華させることだった。最初は訝しんでいた依姫達だったが、永琳の話を聞いているうちにやる気を見せ始める。

サグメの能力を考慮して、夢の管理者ドレミー・スイートの協力(兼参加)を得て
睡眠中にセッションを行うことに。

こうして月の住人達による冒険譚が幕を上げたのだった。

~月の賢者たちのケルディオン冒険録 プロローグ~

概要

使用システムは「ソード・ワールド2.5」。ルールブックは2.5のⅠ・サプリメントは『ET』,『ML』,『OPB』,『MA』を使用する。

冒険の舞台は"帰らずの大地"「ケルディオン大陸」。その北東にある緑豊かな大地「フェルティリス地方」の海洋大国「アルヴェド王国」より始まる。

また本編とは別に幕間ショヲトコント」が不定期に投稿されている。こちらでは主にPC達の冒険の合間の日常が見られる。

パーティー名

ぼうげつりょだん

儚月旅団

 セッション1の依頼解決後にパーティーを組むことにしたPC一行が決めた名前。
 命名者はユーリ(依姫)。

・互いに対する不信感や思い遣りの欠如により起きる事件を解決していく自分達は夜の帳に隠された道を優しく照らす月光でありたい

・月は日が昇ればその役目を終えて地平の裏に帰るように、自分達も問題を解決しアルヴェドの地に「日が昇り朝が来る」まで照らして後を託せるようになれば潔く身を引いて去る集団になりたい

という願いが込められている。
エイリス曰く「とてもバランス良くお互いを引き立てることが出来るパーティー」とのこと。

登場人物~PLサイド~









名前:ユーリ・エーデルシュタイン/ユーリ
PL:綿月依姫
年齢:18歳 性別:女性
種族:人間
生まれ:戦士
初期戦闘技能:ファイター3
         レンジャー2
         エンハンサー1
一般技能:コーチマン5
              ノーブル3
              オーサー2
               べガー3
「お肉!お酒!でっかい儲け話!
いつか兄貴よりもビッグなオンナに
なるのが夢よ!」

経歴

とある都市国家の名門、エーデルシュタイン家の長女。

女には隔世遺伝でティエンスに生まれ、品行方正かつ文武両道という5歳上の兄がいる。
エーデルシュタイン家はケルディオン大陸における奈落攻略を任せられており、凡人だった彼女は兄と肩を並べることが出来ずにいた。

親からの愛情は受けていたが、兄のように武勇で名を残したかった彼女は成人を機に冒険者として独立し、生計を立てることにした。現在は自分の価値を自分で残せる自由な生き方を目指し、趣味で見聞録を書きながら気楽に各国を旅をしている。

人物

名門貴族の出自だがそのことを気取らず、普段の口調や行動からはあまり貴族とは感じさせない元気溢れる女剣士。所謂イケイケ気質な主人公系でフレンドリーな性格。細かいことは気にしないタイプだが、セッション1では住処を追われた蛮族にも一分の同情の余地や理があると見たり、結果的に戦いで決着を着ける形になったことに割り切れない思いを抱いたりと決して単純な性格ではない。好奇心旺盛でオフの日には進んで勉強もこなし、見聞録にはフィールドワークで見つけた動植物の情報を詳しく執筆していたりと教養面も優れている。また自分のことだけではなく周囲にも気を配っており、セッション1では戦闘後の疲労や蛮族達の命を奪ったことで重苦しくなった空気を変えようと、空元気ながらも仲間を激励する言葉をかけている。

冒険者稼業のないオフの日には見聞録の作成、兄に送る手紙の執筆、読書、動植物の勉強[1]、街のイベント散策、アルヴェド王国やその周囲での探索やフィールドワーク[1]などインドア系・アウトドア系の両方を多彩にこなす。

セッション2ラストではアンバーナズラックから謎の琥珀色の宝玉「秘められし瞳」を手に入れた。だがこの宝玉をユーリが手にした瞬間、心臓に発作が起きたような衝撃を起こしている。また一度手放したはずなのに、いつの間にかユーリの持ち物に戻っていたりと何かと不穏な空気を漂わせるアイテム[2]

アンジェから貰った受益者のシンボルにはクマが描かれている[3]






名前:アンジェラ・ジスカール/アンジェ
PL:綿月豊姫
年齢:22歳 性別:女性
種族:メリア(桃)
生まれ:森羅魔導師
初期戦闘フェアリーテイマー2
         ドルイド1
                    セージ3
一般技スカラー2
              コック4
              ウェイトレス4
方達が踏みにじってきた命たちと!
私達が屠ってしまった命たちと
それらすべての念をきっとらすと、
そう約束したから!!」
 

経歴

フルネリウスの森の集落で、人間の夫婦に種から育てられた桃のメリア。

成人を迎えた年の秋、オーガの群れに集落を襲われて故郷と両親を一挙に失うこととなる。

襲われる直前の母親の「逃げて!」という悲鳴を聞いた後、必死に走ることで命からがら逃げだした彼女はいつしかアルヴェド王国に辿り着いていた。

現在は冒険者の店で保護され、オーガたちへの復讐を胸に秘めている。

人物

可憐なメリアの少女。

上記の事件は彼女に深いトラウマを残しており、再びオーガに出会った時には戦えるかどうか不安を持っている。また当時逃げることしかできなかった自分の弱さが許せず、オーガへの復讐のために強くなろうとしている。セッション1では戦闘中にMPが切れかけて消耗していた状態でも仲間の役に立とうと無理して魔法を行使したり、森の精霊達やウルフ達の無念を晴らすべく蛮族達に戦いの啖呵を切るなど、強くなろうとする心や責任感は強い。

割と呑気な所があり、セッション2では奈落の魔域の中でも護衛対象のランとおしゃべりして、ソニアに内心呆れられている。

メリアでかつ森羅導師であるため自然や精霊に対する慈しみは非常に深い。セッション1では蛮族により森が荒らされて傷付いた精霊達や討伐したウルフ達の魂を「鎮魂の舞い」により慰撫し、輪廻へと委ねた。 

冒険者稼業のないオフの日には「叡智の方舟亭」の手伝いをしたり、仲間と街のイベントに参加したりしている。

なおPLの方はかなり健啖家のようで、依姫から食事制限するよう注意されていた。










名前:メグ・イブライム/メグ     
PL:稀神サグメ
年齢:14歳 性別:女性
種族:ウィークリング(ガルーダ)
生まれ:斥候
初期戦闘技能:フェンサー3
         コンジャラー1  
                    スカウト2
                    エンハンサー1
一般技能:ミュージシャン3        
       レイバー4   
               べガー3
「僕は…"冒険者"なんです。
依頼を受けて、ここに立ってる。
でも、もっと力があったなら…
…彼も救うことが出来たのでしょうか?」
 

経歴

狭霧山脈のガルーダの里の出身。里ではイセンと呼ばれていた。

生まれつき穢れが少なく、力が弱かったため虐待され続けながら育つ。
両足で立ち、簡単な言葉が理解できるようになると、山脈越えをする人族を襲撃するための斥候役や他のヒナ達の狩りの練習台として扱われるなど悲惨な日々を送る。

それでもいずれ力をつけて自分を虐待してきた連中を屈服させられれば群れの一員として認められると信じ生き続けてきた。だがある日狩りの練習台として執拗に攻撃されて崖から転落してしまう。もはやこれまでと絶望したが、偶然通りかかった人族の女性に助けられる。

今は彼女の元で恩義を返すべく用心棒をしながら、最強の存在になり一人立ち出来るように腕を磨いている。

人物

普段は控えめで気弱な性格。特にアンデッドは過去に悲惨な目に遭ったのか相当苦手としており、セッション2では霊体化したランに初見ではかなりビビり、アンデッドモンスターとの戦闘でも相当取り乱していた[4]

一方で幼い頃から虐待を受けても決して折れない反骨精神の持ち主でもある。強さが是とされる蛮族の生まれなこともあり、精神肉体問わず「強さ」に対しては真摯でストイック。
同時に弱い立場の境地を知っているが故に村人にリンチされているゴブリンに心を痛めたり、明らかに偽りの降伏をしてきたゴブリンの境遇に同情しつつもその手で命を奪ったことに負い目を感じるなど、蛮族でありながら優しい性格を持っているためその葛藤に苦しんでいる。

良くも悪くも世慣れせず純真。セッション2ではそれが災いし、ケルベロス相手にともすれば逆鱗に触れかねない行動をとっている。(ただしそのすぐ後に純真さを装った、PLによる心理的駆け引きが炸裂した

後述するソニアに助けられて以来、彼女と二人旅をしている。その際、女性二人だと何かと危険なため、歳の割に身長が高いことを利用し、更には一人称を「僕」とすることで男性と思われるようにしている。

また蛮族であるため、蛮族の特徴や習性を熟知しており、仲間にもその知識を共有している(一度ユーリに蛮族に詳しいことを言及されて危うくボロが出そうになったが、ソニアのフォローもあり難を逃れた)。

セッション2終了時点ではソニア以外には自分が蛮族であることを隠しており、幕間の温泉回でもソニア共々温泉には浸からなかった。

非常に健啖家でセッション1では2人分の定食をあっさり平らげ、セッション2では催眠にかかた際「一生に一度でいいのでお腹いっぱいご飯が食べたい」と漏らしている。(ただしその直後に行われたガーゴイルの食事会では、(半ば強制だが)気分が悪くなるまで食べ過ぎたため一応願いは叶っている。

ライアーという小さな竪琴を持っており、セッション1ではアンジェが精霊たちを慰撫する舞いを踊る際に楽曲を提供した。 また豊漁祭で行われた音楽のコンテストでは決勝まで進出している(惜しくも優勝は逃している)。

冒険者稼業のないオフの日には建築工事のアルバイトや言語の勉強、街のイベント参加などを行っている。なお読み書きがまだ不十分なためか、冒険街の日常を表した日記では難しい漢字は使われずひらがなが多用される。

アンジェから貰った受益者のシンボルにはワタリガラスが描かれている[5]






名前:ソニア・ルネスタ/ソニア
PL:ドレミー・スイート
年齢:25歳 性別:女性
種族:ナイトメア(人間)
生まれ:神官
初期戦闘技能:プリースト(シーン)2
         ファイター1
                    セージ3
一般技能:クレリック4
               リンギスト3
              ハウスキーパー3
「義を見て為さざるは勇なきなり。
行きましょうか。」

人物

狭霧山脈の北にある神聖ムスタ帝国出身のシーン神官。

かつて神殿前に捨てられていた孤児であり、神殿で育てられた。神殿では周囲の環境に恵まれていたため 神殿外ではナイトメアということで冷たい視線と言葉に晒される。

このことで次第に神殿の中で引き籠るようになっていったが、幼馴染のキルヒア神官であるイオンに巡礼の旅へと連れ出される。彼と諸国を旅するうちに、彼の口癖である「君が思っているほど世界は冷たくない」という言葉を実感し、人々の温かさを知ることとなる。

次の街であるアルヴェドを目指して狭霧山脈を越えていた時、崖でウィークリングの子供が倒れているのを見つける。何だか他人事ではない気がしたため、イオンとともに彼女の手当てをしてその晩岩陰で野営をすることに。先にイオンが寝て、交代で彼を起こし朝まで寝ていたが、朝起きるとイオンの姿は何処にもなかった。

今はウィークリングの子供メグとともに、イオンが最後に目指していたアルヴェド王国で助け出した彼を探している。

人物 

他者に愛情深く面倒見が良いナイトメアの女性。また心配症で用心深く、またセッション1では依頼解決後に蛮族の残党による襲撃を警戒したり、セッション2では初対面の先輩達が本物かどうか鎌をかけて確かめている。ただし心配性が行きすぎて時々小言が多くなるという欠点がある。

過去に行われた王国によるハドリーの森の蛮族掃討の規模について、村人の話や周囲の状況から的確に判断するなど洞察力・分析力にも優れている。

狭霧山脈を徒歩で越えてきた女性ということで"奇跡の山脈越え"という二つ名を付けられ一部の人々の間では有名になっており、ウニやアッシュはソニアの名前を知っていた。

対峙したゴブリン曰く、ムチムチな体系なようで執拗に狙われていた。
羊符「ナイトメア・オブ・キメラ」?何のことかな? 

セッション2終了時点ではナイトメアであることは隠しており、幕間の温泉回でもメグ共々温泉には浸からなかった。

冒険者稼業のないオフの日にはユーリやメグの付き添い、シーン神殿依頼の週末講談や現地布教をして過ごしている。


登場人物 ~GMサイド~

GM:八意永琳

 

"元"月の賢者。隠居後も月都の動向を見守っており、東方紺珠伝では事態の収拾のため弟子の優曇華を派遣させていた(東方紺珠伝の詳細は該当項目を参照のこと)。

この時の月都側の対応を責めるとともに自らの引継ぎ&教育不足を顧みて、純狐を宥める方法としてTRPGを提示した。謂わば本卓の発起人。

GMとしては常に悠然とした態度で物語を進める。卓を立ち上げた理由が上述のように月都組の教育であるためか、卓中でも仲間同士で助け合うなどのRPや良い判断をした場合には称讃の言葉を掛けたり、所々で試練のような展開をPC達に課したりしている。

素知らぬ顔で豊姫に鮫を[6]、サグメに雉を食べさせて[7]、後になって何を食べたのかを当人達に教えるなど腹黒い面も見せる。

ちなみにこの卓は適度な時間、明晰夢を見られるようになる彼女の新薬「胡蝶夢丸リベレーション」を使用して夢の中で行われているのだが、何とこの薬、飲んだ瞬間から強烈な眠気に襲われて数歩も歩けない内に寝てしまう&使った翌日は強烈な疲れが出て丸一日動けなくなるというとんでもない代物。



物語の舞台「ケルディオン大陸」

 "帰らずの大地"の二つ名を持つ、アルフレイム大陸の南東に位置する大陸。

"混沌海"と呼ばれる海でアルフレイム大陸と隔たれており、奇妙な海流の関係で、一度ケルディオン大陸に流されると、アルフレイム大陸には戻れないとされている。
<大破局>以前はアルフレイム大陸と地続きで、様々な国家も存在していたが、現在は交流もなく、現状がどうなっているかは判然としない。

ハウスルール

  • ギルド貸与品によるアイテムの使用時間短縮
    ・「魔法の香炉」によって魔香草・魔海草の効果を使用者が指定する人物に一気に拡散して適応
    することが可能。使用には10分かかる。アイテムは人数分必要。
    ・大ぶりのナイフ」により魔物の部位数に関係なく5分で剥ぎ取り行為が行える。スカウト技能が必須。

  • 不意打ちルールの拡張
    特定の条件下でGMから指定された判定に成功するとPC陣営が敵対陣営に対して「魔物による不意打ち」と同じ効果を与えることが出来る。

  • 拡張バトルギミック(参考:GR)
    戦闘時、バトルギミックを設ける場合がある。拡張データとしてオリジナルバトルギミックを使用する。また、全てのバトルギミックは「知能:低~高」までの魔物ならその利用価値を認知し使用することができるものとする。バトルギミックを用いた戦闘にPC達が勝利すると経験点150点を追加で手に入れることが出来る。

  • アビススキルと追加アビスカース表解禁(参考:幻戦)
    上記のデータの使用を許可する。

NPC

セッション1

エイリス(アバター:八意永琳)

 食事処兼冒険者の宿「叡智の方舟亭」[8]の店長を務めているエルフの女性。
優しく淑やかな女性だが、冒険者に成りたてのPC達にさらっとデスシナリオ[9]を渡そうとするなど腹黒な一面も見せる。

オーガの襲撃から逃げてきたアンジェを保護した人物であり、彼女が冒険者として強くなる目的も知っている。なお森羅導師としての師匠でもある。

アンジェ曰く、過去にぎっくり腰をやらかした際は山間の温泉で癒していたらしい。
アバター元の年齢が年齢だし多分このキャラの年齢も(ry

セッション2

クロシェット(アバター:鈴仙・優曇華院・イナバ)

「幸運の耳」の所属の女性。種族はルーンフォーク。パーティー内での手先担当。同じパーティーに所属しているランは彼女の主人で、彼女に対する愛情は深い

口が軽く、思ったことをすぐ口に出してしまうため同僚のシドにはその軽口をよく叱られている。またパーティー同士が初遭遇した際のソニアとシドの遣り取りの真意を理解しかねるなど、あまり頭は回らない様子。NPCを演じている永琳が自分の弟子のことをどう思っているのか気になるところである

ランが魔域に呑まれた際には自分達だけで助けようとしており、シドが他者に助けを求める方針を取った際には"意気地なし"と不満げに吐き捨てている。

最終的にはシドの判断に従い、不安の表情を浮かべながらもPC達にランの無事を託した。

PC達が無事ランを救出し奈落の魔域から脱出した直後に馬車に乗って駆け付ける。レイス化したランに終始ぽかんとしてしまい、シドに引き摺られる形で馬車に乗り込み王国へと引き返している。

シド・ルイユ(アバター:鈴瑚)

 「幸運の耳」の所属の青年。種族はレプラカーン。パーティー内での頭脳担当。

 頭脳担当だけあって聡明且つ冷静沈着。作中では本物の救助対象かどうかを確かめようとするソニアの意図を即座に汲み取ったり、仲間のランが魔域に呑まれる事態になっても今の自分達では救助は難しいと判断して救援を要請しに戻る方針を採っている。
 あまり深く考えずに行動するクロシェットとは相性が良くないらしく、彼女からは憎まれ口を叩かれたり、逆に彼女の軽口に説教している。

救援に来たPC達ににランの救助と魔域の無力化を要請し、自分達は「叡智の方舟亭」に応援を要請しに向かった。

PC達が無事ランを救出し奈落の魔域から脱出した直後に馬車に乗って駆け付ける。レイス化したランに若干惑いつつもPC達に礼を言い、急いでアルヴェド王国へと引き返した。

ランが元気を取り戻した際にはPC達に改めて礼を言い、今後遺跡調査をする際は一緒に仕事をしないかと申し出ている。

ラン(アバター:清蘭)

 「幸運の耳」の所属の少女。種族は人間。パーティー内での担当は不明。
遠目から見たら兎の耳と見間違うような、頭に着けた白い大きなリボンがトレードマーク。

当初は臆病で泣き虫な性格だと思われていたがこれは孤立無援の状態に追い込まれていたからで、本来の性格は快活で朗らか。見る者の心を自然と温めるような笑顔が特徴。

食福神ミィルズの神官であり、立ち絵の装備や劇中での行動から判断するにグラップラー技能も持っていると考えられる。

セッション2では奈落の魔域の成長から逃げる際、足を滑らせて魔域に呑まれてしまう。仲間は考えなしに助けに来ないと考え、独力で何とかしようと調査したところでレイス・フォームの罠を踏み霊体化→身体はワープで飛ばされる→身体を探そうとしたら部屋が消滅という連鎖トラップにより、「自力で脱出不可能かつ孤立無援」という状態に追い込まれてしまう。流石に自分一人ではどうしようもなくなり、すすり泣いていた所で儚月旅団と出会い、以降は行動を共にする。

救助対象の非戦闘要員だったが、幻覚でPC達が正気を失った際には殴って意識を取り戻させたり、戦闘後に魔法で回復するなど随所で活躍を見せた。

魔域攻略後にアルヴェド王国のシーン司祭にリームブ・カースをかけてもらい復活。3日後には元気を取り戻し、PC達に感謝の言葉を述べ、お礼が遅くなったことを詫びている。
またお礼の品として通辞の耳飾りを渡した。

セッション3

ウニ・ルゥ・ルサン(アバター:蓬莱山輝夜)

パロ小神殿下コバト新聞社[10]所属の女性。見た目は学者風。

アルヴェド王国の大通りにてソニアとぶつかったことがキッカケで知り合う。その際は急いでいたので少し会話を交わした後、名刺を手渡してアッシュと共に去っていった。

アッシュ・セニシエンタ(アバター:藤原妹紅)

自営団第二隊隊長補佐。白い長髪をした男性で、種族はナイトメア。

ソニアとはウニが彼女とぶつかったことがキッカケで出会う(ただしそれ以前から神殿の警備担当時間が彼女の週末講談の時間と重なっているためソニアとは顔馴染みだった)。

ランの救出から10日経過した後、PC達が次の仕事を探しているときに「豊漁船ガナウ・デザウ号」の護衛の依頼を携えて叡智の方舟亭へとやって来る。エイリスの推薦で「儚月旅団」を紹介され、彼女らの目を見て仕事が出来ると判断し、依頼を頼むことに。

冒険の軌跡

ネタバレ防止のためセッション導入部のあらすじのみ記述しています。

  • セッション 1「つわものどもが夢の跡」

意図せずアルヴェド王国の冒険者の宿「叡智の方舟亭」に集まったPC達。和気藹々と話している時にハドリー村から狼退治の依頼が入ってくる。手持ち金が少ないPC達はその場でパーティーを結成し、その依頼を引き受ける。しかしこの依頼の裏には依頼者も気付いていない原因が隠されていた…

  • セッション 2「秘められし瞳」

 パーティー「儚月旅団」を結成してから思い思いに過ごすPC一行。そんなある日、エイリスから同じ「叡智の方舟亭」に所属するパーティー「幸運の耳」が未開拓の遺跡調査開始から3日ほど戻ってこないことを聞かされる。3日経っても戻らない場合は援軍を送って欲しいという話を受けていたため、エイリスは「儚月旅団」に様子を見に行くことを依頼する。指名を受けて早速現地に向かった彼女達が見たものとは…?

  • セッション 3「???」 現在投稿中…
    ランの救出から10日後。十分に休暇を楽しんで、そろそろ仕事を探すも見合う依頼が見つからないPC達。そこへアルヴェド王国の自営団第二隊隊長補佐であるアッシュから「豊漁船ガナウ・テザウ号」の護衛依頼を提案され…

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関連項目

  • 東方卓遊戯
  • TRPG
  • ソード・ワールド2.5
  • 東方紺珠伝
  • 東方儚月抄

脚注

  1. *これらはレンジャー技能の向上も兼ねていると考えられる。
  2. *永琳曰く、やはりというか呪われたアイテムらしい。詳しい効果は不明。
  3. *森羅導師達の間では精神・肉体共なる強者、自然界の薬師、良き友人を意味するシンボル。デザインは猛々しいものではなく角が丸くて可愛らしい感じ。
  4. *戦闘に関してはPCのサグメが昔から重度の潔癖症であることも影響している。
  5. *魔法を使って魂の源を大地に撒いた霊鳥で、"獲物を多くの種と分け合う鳥"でもある。自由な世界の創造主の象徴。
  6. *豊姫の元ネタが海神の娘、豊玉姫で、その正体は現代でいう鮫の姿。つまり半ば共食いさせ
    られていた。なおこの時、白目で口から液体を吹き出す豊姫の立ち絵がわざわざ用意されている。
  7. *サグメのイメージが鳥の「鷺」であるためこちらも半ば共食い。またサグメの元ネタの天探女にとって雉は因縁の存在である。
  8. *エムブレムは方舟が彫られたもの
  9. *仮に受けたら間違いなく全滅必至の依頼の通称。依頼内容は大抵が高レベルモンスターの退治。
  10. *国内広く流通している新聞社で、ソニアも読んだことがある。

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