木簡 単語


ニコニコ動画で木簡の動画を見に行く

モッカン

これはリビジョン 40050 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

木簡(もっかん)とは文字の書かれた木片である。削り屑の剥片から扉に書かれた文字まで、その意味では木簡になる。

木簡の概要

古来中国では紙がとても貴重であり、今日のように日常的に手もと近くには無かった。そこで代用品として竹、木、布などに文字を記し、通信、記録、覚書などに用いた。紙に書いて提出るのだが、練習として木簡、竹簡を使うという場合もある。また紙に写さず、その木札、竹札を点綴して「冊書」という書籍にすることもある。「冊」という字はもともとこの木簡、竹簡を束ねた状態を象形文字にしたもの。日本でも、ほぼ同じような理由で木簡を用いた。もっとも「簡」という文字は「竹製の札」の意味し、用字としては木製品なら「牘(とく)」が正しい。それゆえ木簡という造語は「木製の竹札」の意となり、厳密にはおかしい。現代の中国でもいわれているように、両者あわせて簡牘とするのも一案である。ただ日本にはその風土・季候の関係で竹製の「簡」の発見例がない。木製の札を中国の「簡」のように用いていたので、木簡という新しい語を造ったのである。
木簡は「木製の札に字を記したもの」であるから、とくに古代に限った遺物ではない。鎌倉時代、戦国時代、江戸時代のものも出土している。また魚河岸で使っている魚の値段表は、板の薄片に書かれているが、これも現代木簡といえよう。
出土した古代木簡第一号は昭和3年(1928年)の三重県柚井遺跡からのもの。

木簡の関連商品

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

 

関連リンク

 

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
変態糞親父[単語]

提供: 六尺アニキ

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/13(土) 16:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/13(土) 16:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP