東九州新幹線とは、基本計画路線である。
新幹線の基本計画路線の一つで、福岡市から大分市・宮崎市を経由して鹿児島市に至る路線。福岡側起点は山陽新幹線博多駅で、鹿児島側終点は九州新幹線鹿児島中央駅。
博多駅からの一部区間は山陽新幹線と共用となり、小倉駅より手前で分岐する予定と言われている。分岐地点に関しては当路線が基本計画のみの状態で詳細が検討されていない為公表されていないが、山陽新幹線鞍手信号場付近に新駅を設けて分岐するのではないかと言われている。
途中の大分駅では四国新幹線・九州横断新幹線と接続するが、開通時に両新幹線と乗り入れを行うかどうかは不明。
現行の日豊本線においては博多からは相当の時間を要する宮崎地区への到達時間の短縮が期待される路線であるが、計画実現の目処は立っていない。
一方で、日豊本線の改良に伴う高速化と振り子車両の883系・885系の投入によって博多~大分間はソニックで2時間となり早期の新幹線整備の必要性が薄れている。
また、東九州新幹線が経由しない予定の山陽新幹線小倉駅からは新大阪方面よりフリーゲージトレインを走らせる構想もあるが、こちらはJR西日本が山陽新幹線へのフリーゲージトレイン乗り入れに消極的である事や技術確立が遅れている事からこちらも実現の目処が立っていない。
なお、日豊本線大分経由では時間の掛かる宮崎地区であるが鹿児島中央駅での接続がよければ九州新幹線「さくら」+特急「きりしま」でおよそ3時間40分程度となる。また、新八代駅で高速バス「B&Sみやざき号」に乗り換えると最速2時間58分程度になる。
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最終更新:2025/12/15(月) 23:00
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