東方定助とは (ヒガシカタジョウスケとは) [単語記事]

東方定助とは、ジョジョの奇妙な冒険・第8部『ジョジョリオン』の主人公である。

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ジョジョの奇妙な冒険・第8部「ジョジョリオン」の登場人物であり、本作の主人公。
第4部「ダイヤモンドは砕けない」の主人公・東方仗助とは名前が同音異字であるが、両者の関係は現段階では判明していない。

壁の目⁽¹⁾付近の地面の中から広瀬康穂によって全裸の状態で発見、救助された。発見時は記憶喪失であり、本名は現段階では不明。
「定助」という名前は、「昔飼っていた、ジョースケという犬に顔が似ている」との理由から、発見者の広瀬康穂によって命名された。
康穂とは、病院に運ばれた後も、「自分は一体何者なのか」を突き止めるために共に行動することとなる。
謎の男・吉良吉影が自分となんらかの関係を持っていることを知り、吉良のマンションを訪れたのちに、東方憲助⁽²⁾が身元引受人として名乗りを上げ、東方家に引き取られた。現在は居候の身である。
そしてこの時、正式に『東方定助（ひがしかたじょうすけ）』と名付けられた。しかし初登場から半年近くに渡り名無しの主人公ってのも、中々珍しい気が。

前述の通り、記憶喪失であり、自分に関する一切の記憶が欠如している。自分の名前や、自分の周囲を取り巻く人間関係も一切思い出せない。
しかし、日常生活に必要な情報や、今までに学習したこと（動物の名前など）に関しての記憶は保っている。
また、目測から距離や全長（人間ならば身長）を測るという特技を独自に持っている。康穂の偽乳とかな。
口癖は「オレェ？」で、このセリフを言うときは決まって素っ頓狂な顔している。
初登場時に地面の中に埋まっていたためなのか、就寝時はマットとベッドの間に挟まれ、圧迫を感じながら寝るのが好きらしい。

(1)壁の目：東日本大震災の発生に伴い、突如地面から隆起した謎の壁
(2)東方憲助：康穂の幼なじみで、定助発見に康穂を追い回していた東方常秀の父親

外見的な特徴

（基本的には帽子に隠れているが）頭髪は短い。前歯は空きっ歯。歯並びって大事だね。
そして常人と違い、睾丸が4つある。
また、左肩にはジョースター家の特徴である星型のアザがある。しかし、定助の場合はアザの周辺に誰か（人間）に噛まれたような歯型も見られ、歯型から流血もしていた。
発見時からなぜか水平帽を被っており、この帽子が、定助と吉良吉影との深い関わりを突き止めるきっかけとなる。
また、広瀬康穂に発見され行動を共にするようになってからは、吉良のマンションで発見したセーラー服を着ている。

謎の男「吉良吉影」との関係

第4部で登場する殺人鬼と同姓同名の謎の男・吉良吉影とは何らかの関連があると見られている。
被っている水平帽が吉良が買ったオーダーメイド品であることにはじまり、吉良の股間に睾丸が無い事、笹目桜二郎には「半分くらいあいつ（吉良）に似てる」と言われたり、そしてDNA鑑定の結果高確率で「定助と吉良は同一人物である（兄弟や親戚など、血縁関係ではない）」事が明かされるなど、謎が少しずつ明かされており、両者の関連性について期待が高まっている。

オレの「しゃぼん玉」が触れて割れる時、「そこ」から「何か」を奪う・・・

ソフト・アンド・ウェット（柔らかくてそして濡れている）: 定助のスタンド能力。人型で、体（胴体）の中央に錨のマークが描かれている。
左肩の星のアザからシャボン玉を飛ばし、シャボン玉が弾けた際に「何か」を一時的に奪う事が出来る。奪うものは水など物理的なものだけではなく「音」や「光」など様々な種類に渡り、作中では人体から水分を奪い水飲み場へ走らせたり、床から摩擦を奪ってツルツル滑る床に仕上げたりといった用法を披露している。また、奪う量は定助の意志で調整も可能なようで、第1話目では常秀の視力を完全に奪った反面、桜二郎との戦闘では彼の視力を微量だけ光が感知できるくらいに奪っている。
仗助のクレイジー・ダイヤモンドとは異なり、定助自身にもスタンド能力は適用できるようで、作中ではスタンド能力を髭剃りに活用している。
人型のスタンドを発現した際は承太郎や徐倫のスタンドと同様に「オラオラ」の掛け声を上げながらラッシュを叩き込む。「オラオラ」の中に「アラ」が紛れ込んでいるのはただの表記間違いか、それともこれが正しいのか。