西暦2307年。
ソレスタルビーイングを名乗る謎の勢力が
“武力による戦争の根絶”を掲げ あらゆる戦争行為への介入を開始した――。
時はそこから15年を遡る。
西暦2292年
人類は、未だ“ガンダム”を知らない……。
電撃ホビーマガジンに掲載された「機動戦士ガンダム00」の外伝。
機動戦士ガンダム00の外伝シリーズは、本編の放映と並行してガンダムエース、電撃ホビーマガジン、月刊ホビージャパンの三つの雑誌で展開された。「00P」はその内の一つ、小説とジオラマを組み合わせたいわゆるフォトストーリー作品であり、同誌のガンダムシリーズでは『ADVANCE OF Ζ』に似た展開形式となっている。
00Pでは本編から15年の時代を遡り、刹那・F・セイエイら「第三世代」の前の世代に焦点をあてた。
原初のGNドライヴ搭載機「0ガンダム(オーガンダム)」は完成を迎える。その後、「ヴェーダ」の指示で様々な機能・役割を割り当てたテスト機体の開発が進められる。 これが本作「00P」の第二世代ガンダムである。
先述した通り第二世代はテストマシン。故に本作は次世代に続く開発・試験運用が主となる。本編に至るまでの経緯を意識するのがより面白い見方なのだろう。
また、ある時期に作品を揺るがす大事件が起こる。
この事件は後に「プルトーネの惨劇」、もしくは「プルトーネの悲劇」と呼ばれ、ソレスタルビーイング内で大きな傷痕が残る惨事となった。そして、この事件から「00P」の物語は10年後(本編の5年前)に移行した。
便宜上、第二世代の物語を「ファーストシーズン」。「00F」や「00I」に続く物語を「セカンドシーズン」と呼称する。
ムック全4巻。小説パートのみを纏めた単行本2巻が刊行済み。
プラモ展開用に書き下ろされた短編集「SPECIAL EDITION」があるが、殆どは「00I」のエピソードである。
一種の恋愛脳で、何でも恋愛感情に結び付ける“ラブスパイラル”(友人命名)を持つ。また、ルイードに恋心を寄せているが、マレーネとの関係を知ってからはルイードへの想いを押し殺して二人の応援に回る。
そして数年後。ルイードとマレーネの間に生まれた子供「フェルト・グレイス」の名付けに関わる。その頃にはルイードやマレーネとは家族と呼べるほどに打ち解けていた。それが悲劇を呼ぶとも知らずに…。
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最終更新:2025/12/13(土) 11:00
最終更新:2025/12/13(土) 11:00
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