機動戦士クロスボーン・ガンダムとは、長谷川裕一によるガンダムシリーズの漫画作品である。
発表形態は漫画であったが富野由悠季も関わっており、正式な宇宙世紀の正史に準ずるものとして扱われることもある。
ニコニコ動画では「機動戦士クロスボーンガンダム」と「・」が省略されている場合が多い。
1996年から月刊少年エースにて連載された漫画作品。
機動戦士ガンダムF91の時代から十年後のU.C.0133を舞台に木星圏での木星帝国と海賊クロスボーン・バンガードとの戦いを描いている。
もともとSF漫画を得意としている長谷川裕一による漫画作品であり、ガンダム作品ではあるが長谷川自身の色も出ている部分も多い。貧乳は正義。戦艦内という閉鎖空間でもシャワーシーンははずせない。
その一方で機動戦士ガンダムF91から引き続き登場するキャラクターや時代的にはあとの時代に位置する機動戦士Vガンダムに登場する技術の片鱗を盛り込むなど前後のつながりを意識していると思われる部分もある。
木星への留学生だったトビア・アロナクスは海賊クロスボーン・バンガードの襲撃をきっかけに木星帝国の恐るべき地球侵攻計画を知り、それを阻止しようとしているクロスボーン・バンガードに参加する。また、同じく留学生だったベルナデット・ブリエットも成り行き上クロスボーン・バンガードに保護されることになった。
木星帝国との戦いの中、トビアはエースパイロットであるキンケドゥ・ナウの指導などによりモビルスーツパイロットとしての才能を開花させ、またニュータイプの能力も見せ始める。
しかし、木星帝国の地球侵攻の計画を止めることはかなわず大量破壊兵器を積み込んだ巨大連絡船は木星を出発してしまい、トビアたちはそれを追って地球へと向かうのだった。
単行本『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』にまとめられた後日談エピソード。
名実共にクロスボーン・バンガードのエースパイロットに成長したトビアが様々な厄介ごとに巻き込まれることになる。
単行本にはクロスボーン・ガンダム以前のエピソードも挿入されているほか、長谷川の過去のガンダム作品に登場するキャラなどが登場しているエピソードも含まれる。
月刊ガンダムエースに2006年から連載されていた長谷川裕一による漫画作品。本編の後日談。
新生木星帝国軍が再度計画した恐るべき計画を防ぐためにトビアたちクロスボーン・バンガードは再び立ち上がる。
漫画作品ではあるが、ガンダムを題材にしたゲームなどにもこの作品からモビルスーツやキャラクターが参戦している。特に、第2次スーパーロボット大戦αでは選択によってはクロスボーン・ガンダムのストーリーに沿った展開となる。
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最終更新:2025/12/11(木) 09:00
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